うんこの知られざる事実・12個

1.ある種の大腸炎では、健康な人の大便を移植する治療が行われている(糞便移植)

(via Cleveland)

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クロストリジウム・ディフィシル腸炎という、抗生物質の投与によって生じる大腸炎の治療には、糞便移植が用いられることがある。

健康な人の大便を患者の腸に直接届けることで、腸内の菌環境が整えられ、悪さを働く菌が抑制されるようになるのだ。

この治療の効果はかなり高く、85~90%の患者で回復する。

2.何も食べなくてもうんこは出る

(via clipart-library)

うんこは摂取した食べ物だけで出来ているわけではない。たとえ何も口に入れなかったとしても、すい臓から分泌される膵液、腸の内層、胆汁、胃液などの排出物がうんことなって出てくるのだ。

3.書店に行くと便意がこみあげてくる現象は、青木まりこ現象と呼ばれる

(via wikipedia)

海外でもMariko Aoki phenomenon(青木まりこ現象)として知られており、これは1985年に「本の雑誌」という雑誌の投書が発端となっている。

現在でも書店で便意が引き起こされる原因ははっきりとしていない。

4.多くの動物がうんこを食べるが、一部の人間でも見られる

(via Howard Young/flicka)

ウサギやコアラなどは、栄養をとるために食糞をすることで知られている。だが人の場合は栄養として利用することは困難で、むしろ細菌感染など健康上のリスクが高くなる。

しかしネグレクトされた幼児であったり、性的な興奮のためであったり、精神病のために食糞を行うケースはしばしば見られる。

5.ワニのうんこは、紀元前1850年ごろの古代エジプト人によって避妊に使われていた

(via pixnio)

古代エジプトでは、女性のちつにワニのうんこを挿入して、避妊具として使っていた記録が残っている。ワニのうんこは弱アルカリ性で、現代の殺精子薬と似たような効果があったとされている。

6.アポロ11号が月面から飛び立つとき、機体の重量を減らすため、宇宙飛行士はオリーブの枝とブーツ、雑誌のほか、うんこも月面に残していった

(via nasa)

7.中国では、パンダのうんこから作ったティッシュペーパーの販売が始まった

(via The Star)

2017年12月から中国で販売が始まったパンダのうんこと竹の食べ残しをリサイクルしたティッシュペーパー。

パンダ保護区で飼育されている竹しか食べさせていないパンダ達なので、うんこは繊維質が多く、紙にしやすい。またパンダは竹の葉をガムのように噛んで吐き出す癖があるので、これも一緒に混ぜて紙にしてしまう。

お値段は1個6.54ドル(約654円)、通常のティッシュの10倍くらいの値段設定となっている。やはりうんこから作るので、安全に消費できるようになるまでたくさんの工程を要することから、高くつくようだ。

8.うんこの中には金や銀が微量に含まれている。もし100万人分のうんこから全ての金属を取り出すことができれば、13億円の価値になる

(via Wikipedia)

9.WWⅡの頃、ナチスドイツ軍は戦車でラクダの糞を踏むと、吉兆の報せだと考えていた。そのため敵の連合国側は、ラクダの糞の下に地雷を置いた

(via wikipedia)

10.イギリスでは2014年に初めて、人間のうんこと家庭ゴミだけから作った燃料で走るバスの営業を開始した。ブリストル空港までの24kmをつなぐこのバスは、うんちバス(poo bus)とも呼ばれている

(via wikipedia)

11.うんこは乾燥すると燃えやすい。ニューヨーク州の小さな村では、酷暑が続いて積み上げた馬の糞に火が付き、建物5棟が焼失した

(via maxpixel)

12.重度の便秘は、まれに吐糞症を起こすことがある。肛門という出口を失った大便が、新たな出口を求めて口から吐き出されるのだ

(via wikimedia)

消化物の正常な動きをさまたげる腸閉塞などが原因で起こることがある。吐糞はたいてい腹痛や脱水症状をともない、未治療では死に至る。

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雑学

Posted by uti