あなたを殺すかもしれない身近なモノ
身近にあるものだけど、実は人の命を奪う凶器にもなりうる。使い方等によっては、墓場送りになるかもしれない意外な日常の物をご紹介するよ。全12種類。
1.マンホール
(via WikimediaV)
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マンホールでの死亡はインドで非常に多く、2011年だけで少なくとも1843人に上る。その原因は、マンホールを開けっぱなしにしているためだ。
インドではモンスーンの時期になると、豪雨で洪水が起こりやすくなるため、マンホールを開けて排水することがある。人々は開けたままのマンホールに気づかずに足を踏み外し、落下死しているのだ。
2.ゴルフクラブ
(via pxhere)
ゴルフクラブで死ぬことはめったに無いが、まれに凶器となって人の命を奪ってしまうことがある。
たとえば1994年には、ショットがうまく決まらずにイラついた男性が、ベンチに向かってクラブを投げ、そのクラブが折れて自分の胸に突き刺さり、死亡した。
またこの事故だけではない。2005年には15歳の少年が5番アイアンで消火栓にスイングし、衝撃で折れたアイアンが空中に舞い、少年の首に刺さり死亡した。
3.スカーフ(マフラー)
(via pixnio)
首が締まって死ぬ事故が起きている。
実際のケースでは、ダンサーのイサドラ・ダンカンさんが、自分の降りた車のホイールにスカーフが巻き付き、動き出した車に引きずられ、首の骨を折って亡くなっている。
4.ベッド
(via Wikimedia)
一番心地よい場所であるはずのベッドだが、そこから落下して亡くなる人が稀にいる。アメリカでは2004~2014年に、ベッドからの落下が原因で亡くなった人数は、737人に上る。
5.電気毛布
(via Wikimedia )
ベッドとともに寝具として使われる電気毛布も、人の命を奪うことがある。古いものや欠陥があるものを使ったことが原因で、イギリスでは年間5000件の火災、20件の死亡事故が起きている。
6.ツララ
(via Public Domain Pictures)
暖かい地域に住んでいれば全く関係の無い話だが、氷点下になる寒い地域に住む人たちはツララの落下に注意しなければならない。
ツララの落下による死者はほぼ毎年出ており、ロシアのサンクトペテルブルグではこれまでに150人以上がツララでケガをしたという。
7.自動販売機
(via NASA)
サメで死ぬ人よりも、自販機で死ぬ人の方が多いというのはよく知られた事実である。アメリカでは、サメに襲われて亡くなる人は年間平均1件だが、自販機は2~4人に達する。
ケガの件数はもっと多く、自販機では1700件である。一方サメは25件以下。自販機の事故は、設置がきちんとされていないために自販機が倒れ、下敷きになるケースが多い。
8.ヘッドフォン
(via maxpixel)
ヘッドフォンを装着して自分の世界に入り込むことで注意散漫になり、事故になるケースが相次いでいる。
アメリカの事例ではあるが、ヘッドフォンを装着した歩行者が車に気づかずに飛び出し、衝突する事故は過去6年で3倍近くに増えた。しかもその7割近くが死亡事故に発展しているのだ。
9.クリスマスツリー
(via Wikimedia)
楽しいはずのクリスマスが、ツリーが火元の火災によって悲劇に変わることがある。クリスマスツリーは平均で年間200件の火災を発生させ、6人を殺している。
たいていの場合、キャンドルやヒーターの近くにツリーを置くことが原因となる。
10.ビーチパラソル
(via Wikimedia )
ビーチでの強い日差しから体を守ってくれるビーチパラソル。重量があるため、強い風が吹きやすいビーチでは凶器になりうる。
2016年には、突風によって吹き飛んできたビーチパラソルが55歳の女性の胸に直撃し、亡くなる事故が起きた。
11.スプレー
(via Wikimedia)
殺虫や塗装など様々な用途のスプレーがあるが、いずれも小さなこどもたちが吸引して事故を起こすことがある。
また2018年には、高揚感を得るためにパソコンのエアダスターを大量吸引した32歳の男性が亡くなっている。
12.スマホ
(via Pexels)
歩きスマホや自動車・自転車など運転中のスマホが原因で、事故を起こして亡くなるケースが多い。
2015年の調査だが、アメリカではスマホによる注意散漫が原因で、448人が交通事故で亡くなっている。これは交通事故による死者数の1.4%を占める。
また自撮りによる死者も増えている。自撮りが流行ってから、たった数年で49名もの命が失われているのだ。
参考:list25.com
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コメント一覧
2番の1994年のやつは似たようなダーウィン賞になったやつがあるです。
1994年の出来事
そんくらいの年にダーウィン賞が生まれた。