多くの命を奪った呪われた宝石・5つ

1.ホープダイヤモンド

(via wikipedia)

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ホープダイヤモンドは、持ち主を次々に破滅させ、人手を転々としていった呪いの宝石である。元々このダイヤはインドで発見され、ヒンドゥー教寺院にある女神シータ像のひたいにはめられていたとされる。
【45.52カラット(9.1g)のホープダイヤ】

(via wikipedia)

シータ像のダイヤが盗まれたことをきっかけに、呪いが起こり始めたと言われている。盗難されたダイヤは、最初にフランス王ルイ14世が購入し、それから次のような人物に破滅をもたらしていった。

マリーアントワネットとルイ16世(斬首刑)、ランバル公妃マリー・ルイーズ(暴徒による虐殺)、ジェイクス・コレット(自殺)、スラバヤ(刺殺)、シモン・カンタリデス(家族全員が自動車事故で死亡)などの著名な人物の死が並ぶ。

【マリーアントワネット(左)とルイ16世(右)】


現在、この呪われたダイヤはアメリカの国立自然史博物館に所蔵されている。

2.ブラックオルロフ・ダイヤモンド

(via navrangindia)

ブラックオルロフはホープダイヤと同じく、インドで発見されたものだ。ヒンドゥー教の神、ブラフマーの像の目に収まっていたのだが、不運にもホープダイヤと同じ運命をたどり、呪いをもたらすことになった。

【4つの顔を持つ神、ブラフマー】

(via wikipedia)

盗難されたダイヤは、1932年にダイヤ商である J. W. パリスの手に渡り、アメリカに持ち込まれたが、その後彼はニューヨーク市の高層ビルから飛び降り自殺した。

その次の所有者となったロシアの王女、レオニヤ・バリアティンスカヤとナディア・ビゴンオルロフも1940年代に投身自殺で命を落としている。

だがこのダイヤは、チャールズ・ウィンソンが購入してからは呪いが止まっている。彼は呪いを解くために、195カラット(39g)あったこのダイヤを割ったのだ。

現在残っているのは67.5カラット (13.5g)で、108のダイヤがあしらわれたブローチに収められ、124のダイヤからなるネックレスにつなげられている。

3.コ・イ・ヌール

(via catchnews)

現在イギリス王室の女王の王冠に取り付けられている105カラット(21.6g)のダイヤは、女性に幸運をもたらす一方、男性には強力な呪いがかかるとされている。

これを身に着けた国王は、次々とその王位を失っているのだ。たとえば北インドを支配したスール朝の君主シェール・シャーは、砲弾の暴発事故で亡くなり、彼の後を継いだ息子のジャラール・カーンは義兄によって殺害されている。

4.デリー・パープルサファイア

(via seeksghosts)

この宝石が世間に知られるようになったのは、ロンドン博物館の学芸員が、封印された箱の中にこの宝石を見つけてからだった。その中には宝石と一緒に、その呪いに関するメモがあり、宝石は海に投げ捨てるべきだという忠告が記されていた。

元々このサファイアは、インドラ神をまつる寺院にあったものだ。だが1800年代半ばに起きたインド大反乱の際に、戦利品として奪われた。それからというもの、この宝石の所有者には病気や金銭難がふりかかっている。

かつての所有者であったエドワード・アレンは、数々の不運に見舞われたことにうんざりして、運河にこの宝石を捨てたが、後に別の人によって回収され、再び彼の元に戻ってきたという。

再び宝石を手にした彼は、箱に宝石を封印し、自分の死後3年経つまで開けるなという指示とともに、ロンドン博物館へ寄贈したのだった。

5.リュディアの財宝

【財宝のひとつ】

(via The History Blog)

紀元前7世紀頃、現在のトルコに栄えたリュディアの王、クロイソスが遺した財宝である。この財宝は1965年に地元の村人5人によって発見され、数百に及ぶ金の宝石や皿、銀のつぼが王女の塚から見つかった。

村人たちは塚から金目の物を奪い、それを売り払った。これで裕福で幸福な生活を送ることができると思っていたのだが、結末は真逆であった。

村人たちには災厄が降りかかり、塚を荒らした者の中には3人の息子を失ったり、喉をかき切られ殺された者もいた。また交通事故にあった者や、妻に離婚を迫られた後、息子が死んだ者などもいたという。

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Posted by uti