男性の体に関するびっくり雑学5つ

1.男性でも乳は出る

(via Wikipedia)

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男性にもミルクを出す乳腺がある。そのため理論上はミルクを出せるが、自然に分泌されることはきわめてまれだ。多くの場合、女性ホルモンの注射、病気や薬の影響が原因である。

たとえば精神安定剤のウインタミンや心臓の病気に用いられるジゴキシンは、副作用としてミルクの分泌を引き起こすことがある。また脳腫瘍のできる位置によっては、ミルク分泌を促すプロラクチンというホルモンが放出されるようになる。

さらに人類学者ダーナ・ラファエル氏によると、乳首への刺激によっても出ることがあるという。これは機械的刺激によって女性ホルモンの分泌が促されるためだ。

実際に妊娠していない女性が養子をもらって、その子に胸を触らせていたら、ミルクが出たというケースが報告されている。また38歳のスリランカ男性にも似たようなことが起きている。彼は、妻が二人の幼児を残して亡くなった3ヶ月後にミルクが出るようになったという。

2.男性は、女性よりも見た目の老化が遅い傾向にある

【51歳の男性】

(via Chuando Tan)

すっぴんで比較すると、男性は同じ年齢の女性よりも若く見えることが多い。これは科学的な根拠に基づいており、老化によるコラーゲン密度の減少が女性に比べて起こりにくいためである。コラーゲンは肌にハリやツヤをもたらすので、それが多い男性はシワやたるみが出来にくいのだ。

とはいっても、男性は肌のケアをしない人が多いので、紫外線などで肌を危険な環境にさらしてしまうことがあり、そのメリットが帳消しになる場合も少なくない。

3.ハゲは母親の家系からだけでなく、父親からも遺伝する

(via Wikimedia)

生え際が少しずつ後退して毛を失う男性型脱毛症は、母親側の遺伝子が主因だと信じられていた。だが実際には、父親からもかなりの影響を受ける。脱毛の症状が見られる父親の子どもは、そうでない父親の子どもに比べて、ハゲる確率が60%高いのだ。

4.若い頃の男性の皮ふは、女性よりも厚い

(via Cushy Spa/flickr)

男性ホルモンのテストテロンによって、男性の皮ふは厚くなる。女性の皮ふと比べると、25%程度厚さがある。一方で男性の皮ふは加齢とともに薄くなっていくが、女性は閉経するまで変わらないため、年をとるとほとんど差は見られなくなる。

5.男性は、女性よりも色の違いを見分けられない

(via Wikipedia)

男性は女性よりもどんよりとした世界を見ているかもしれない。遺伝子的に男性は、細かい色の区別が付けにくい性質があり、女性と比べて色盲になる確率は20倍以上高いのだ。

その原因は、色を感じ取る錯体細胞の遺伝子情報がX染色体に含まれているためである。女性はX染色体を2つ持つが、男性は1つしかないので、これによって大きな差が生まれるのだ。

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雑学

Posted by uti