大人になるためのヤバイ通過儀礼・13種
1.ナゴール(陸上ダイビング)
(via TripAdvisor)
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バンジージャンプの元になったバヌアツ共和国・ペンテコステ島の通過儀礼。バンジージャンプとの大きな違いは、命綱にゴムのロープでは無く、木のツタを体につなぐことだ。
20~30mになる木のやぐらから飛び降りると、最下点で最高時速は70km近くになり、体にすさまじい衝撃が加わる。この衝撃は「非工業化世界で人間が経験する最大のG力」だとして、世界一の認定をギネスから受けている。
(via wikimedia)
しかもこの儀礼は、ジャンプの落下地点が地面とスレスレであるほど良いとされるため、ツタはぎりぎりまで長くされる。そのため首の骨折や脳震盪で、命を落としてしまうことがある。
2.カエル毒を注入。マチス狩猟部族の試練
(via wikimedia)
熟練したジャングルのハンターであるブラジルのマチス部族は、青年に厳しい試練を与える。最初に、視力の改善と感覚の鋭敏化をもたらす有毒植物の汁を目に滴下され、その後トウの茎でむち打ちにされる。
そして今度はフタイロネコメガエルが分泌した刺激性の強い毒を、焼いた皮ふに木製の針で注入される。この毒によって強さと忍耐力が得られるという。
しかし意識もうろう、吐き気、下痢などすさまじい副作用に悩まされることになる。このような試練を耐えて、ようやく一人前の男性と認められるようになるのだ。
3.断食4日間。ヴィジョン・クエスト
(via Wikimedia)
アメリカの先住民によって行われてきた超自然的な儀式である。儀礼を受ける青年は、部族の長老が用意した神聖な場所で4日間断食しながら祈りを捧げ、超自然的存在から啓示を受ける。この啓示は、人生の目的や部族での役割を見つけるのに役立つ。
儀礼中に見る夢や幻が啓示とみなされるので、その内容はかなり抽象的である。そのため儀礼が終わると、青年は部族の元へ戻り、夢に現れた動物や自然の驚異などを年長者に伝え、年長者がその啓示を解釈して、青年に人生の行き先を教えることになる。
4.怪物が乗り移る。オキエク部族のうなり声
(via Survival International)
ケニアとタンザニアの森の合間に暮らすオキエク部族は、14~16歳になると男女別個に通過儀礼が行われる。一番最初は男子女子ともに麻酔なしの割礼から始まる。
この痛みに耐えた後、少年少女は12~24週間に渡って大人と隔離された状態で暮らさなければならない。その際に体全体を白の粘土と木炭で塗り、部族の間に伝わる怪物(cemaasiit)の憑依を待つ。怪物が憑依すると、森中に響き渡るうなり声が夜中に聞こえてくる。この声が通過儀礼の終わりを知らせ、大人になった証となるのだ。
5.最大6ヶ月の放浪生活。アボリジニのウォークアバウト
(via wikimedia)
オーストラリアの先住民アボリジニの間で行われている男性の通過儀礼。10~16歳の少年が、最大6ヶ月に及ぶサバイバルを原野で行う。これまでに教えられてきた知識や技術を総動員して、厳しい自然環境の中で生き延びなければならない。
6.ムンタワイ族の歯研ぎ
(via wikimedia)
インドネシアのムンタワイ諸島に住む先住民が、思春期の少女に行っている通過儀礼である。ムンタワイ族は自らの体に満足していないと、魂が抜けてしまい、最後には死に至ると信じている。それゆえ、自らの内なる魂を喜ばせるため、部族が美しいと考える歯砥ぎを行うのだ。
歯砥ぎは麻酔なしで、ノミと岩を使って削る。部族が求める美しさは手に入るものの、術中の激しい痛みやその後の会話障害や摂食障害、虫歯、心臓病など歯研ぎによってもたらされる様々な困難に耐えなければならない。
7.ウシ・ジャンピング
(via Native Americans Online)
エチオピアのハマール族の間で現在でも行われている儀式だ。4頭の去勢した雄牛を一列に並べ、そのウシの背中にジャンプして渡り終えることができれば、一人前の男になれるという。ウシの背中には糞が塗られて滑るようになっており、挑戦者は裸になってこれを渡りきらなければならない。
もしウシから落下して失敗すれば挑戦者とその家族の恥であり、来年の再挑戦までその恥を背負うことになる。
またこの儀礼の前には、強さの象徴であるウシの糞を体に塗りつけたり、一番の親友と家族をむち打ちにされるなど辛い行程を乗り越えなければならないのだ。
8.コサ族の割礼
(via Hesed)
南アフリカに暮らすコサ族の少年は、大人になるため性器の包皮を切り取る割礼を受けなければならない。儀式の前に少年は頭を刈り上げられ、家族が建てた山間の小屋の中に隔離される。孤立した少年は、そこで部族の外科医によって割礼を受けることになる。
しかしこの儀式を執刀する外科医はほとんどが無資格であるため、手術による合併症で1995年以来、少なくとも969人の命を奪っている。
危険な割礼を乗り越え、小屋から出てくることができた少年は一人前の男として認められ、男性しか許されない部族の会議などに出席できるようになる。
9.少年時代の記憶を消失させる。アルゴンキン族のインディアントリップ
(via wikipedia)
北アメリカの先住民であるアルゴンキン族は、成人前の青年を人目につかない場所へ連れて行き、檻に閉じ込め、強力なドラッグ(wysoccan)を与えた。ドラッグを飲ませるのは、家族や友達などを含め、あらゆる子供時代の記憶を忘れさせ、新しい男性として生まれ変わらせるためであった。
全ての記憶を忘れることができれば、儀礼は終了する。だが、もしも村に帰還してから少年時代の記憶を思い出してしまったら、二度目の投薬で再び記憶を消去されることになった。
10.フラニ族のムチによる戦い
(via ritesofpassagefulawhipmatch)
西アフリカにいるフラニ族は、男の子が12歳ごろになると、ムチによる決闘が行われる。写真の少年の背中に残ったミミズ腫れの傷跡は、このムチによるものだ。
少年は決闘前に、一番強い痛みを与えられるような鋭くて刺々しいムチを準備する。決闘はムチを打ち合い、最も強い打撃を与えることができ、ひるまなかった者が勝利する。勝利者は、一人前の勇敢な男と認められるようになるが、敗者はこの決闘を経ても男になることはできない。
11.棒をのどに押し込んで吐かせる。マタウサ族の浄化
(via nationalgeographic)
パプアニューギニアのマタウサ族は、内に秘めた力を自分のものにするには、身体の浄化が必要だと考えている。そのため年頃になると、浄化を目的とした3段階の通過儀礼が行われる。
初めに森の奥深くにある小川で身を清める。次に二本の棒を嘔吐するまで喉に押し込まれ、それからアシの茎を鼻から入れられ、喉に達するまで挿入される。
最後に、舌に針を刺し流血させて血液を浄化する。この試練を耐えてようやく、大人のコミュニティに入ることが許されるようになるのだ。
12.断食の末、胸を突き刺して吊し上げ。オキパ族の儀式
(via wikipedia)
現在のノースダコタ州にあたる北アメリカの平原に暮らしていたオキパ族は、少年に厳しい通過儀礼を課していた。その儀礼は最初にバイソンダンスと呼ばれる伝統的な舞踊から始まり、4日間の飲まず食わずの断食と不眠に続く。
この困難を乗り越えても、さらなる試練が待つ。胸と肩の皮ふに切れ目を入れ、木製のクシを筋肉の下に差し込み、そのクシごと天井に吊し上げられる。皮ふを引きされるような強烈な痛みが少年を襲うが、儀式の間に苦しみを顔に出すことは許されない。
気絶すると天井から降ろされるが、目が覚めたら今度は神に生贄をささげるため小指を切られる。これらの儀礼が終わると、ついに成人の仲間入りだ。
13.猛毒アリの手袋を履いてダンス。サテレ・マウェ族の通過儀礼
(via allthatisinteresting)
南米アマゾンのサテレ・マウェ族は、何百匹ものサシハリアリが詰まった手袋を作り、それを若い少年に履かせる。サシハリアリに刺された時の痛みはあらゆるハチ・アリの中で最大とされ、刺された後でもしびれや痛みが数日間残ることがある。
少年はこれを履いて少なくとも10分間耐え、履いたままで長老らとのダンスに興じなければならない。もし痛みに耐えきれず手袋を脱いでしまえば、儀式は失敗となり、後日再びやり直される。しかもこれが終わっても成人になれるわけではない。成人になるには、この苦痛に満ちた儀式を20回繰り返す必要があるのだ。
ディスカッション
コメント一覧
日本に生まれてよかった
それな
まじそれ
それな
包茎手術無理矢理とか常識の範囲外過ぎて
独裁政権とか儀式とかなくてよかった
オナ〇ールあってよかった
土人だらけ
まだ世界にこんなに土人いるんだな笑