将来に連続殺人鬼になる人の特徴・兆候

連続殺人犯の多くが幼少~青年期に経験していた特徴的な事柄をご紹介していこう。ただしこれらがあてはまったとしても実際に殺人を犯すような人はごく一部である。

1.家族あるいは自分自身がアルコール・薬物を常用していた

(via health)

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連続殺人犯は、若い頃から薬物やアルコールの中毒と向き合う生活を送っていたことが、調査で明らかになっている。FBIの統計では、子どもの頃に自分自身あるいはその家族の誰かが薬物乱用の問題に直面した割合は、70%以上に達した。

実際のところ連続殺人犯で薬物・アルコール中毒者は非常に少ない。しかしその多くは、若い頃にそのような問題を経験していたのだ。

2.幼少期に精神的虐待を受けていた

(via jber)

ほとんどの連続殺人犯が、子供のころに何らかの虐待を受けている。殺人犯から直接聞き取りした結果、およそ50%が精神的虐待あるいは育児放棄を受けていたことが判明した。

たとえば両親が子供を理不尽に怒鳴りつけたり、中傷したり、脅迫したり、あるいは子供を無視・放置することが挙げられる。

このようにして育てられた子供は、精神的トラウマから自らの心を守るために感情が鈍感になり、他人の気持ち・感情を理解することが出来ない人間に成長しやすい。

また精神的虐待によって、子供の自尊心が損なわれる。自分の価値が認められず、劣等感を抱くようになった人間は、社会生活になじめなかったり、親密な人間関係を築くのが困難になる。

連続殺人犯で人間関係が上手く行かず仕事が長続きしない人が多いのは、この問題を抱えているケースが多々ある。

3.幼少期に性的ストレスの多い出来事があった

(via Maxpixel)

元FBI捜査官でプロファイリング専門家であったロバート・レスラーによると、70%以上の連続殺人犯が幼少期に性的ストレスの多い出来事を経験していたという。これは自分自身が性的虐待を受けていたことに限らず、家族の誰かが被害を受けているところを見ていたケースなども含んでいる。

これらの体験は被害者の心的外傷となって残るため、被害者のその後の性格形成や人生に深刻な影響を及ぼすケースが少なくない。特に抑うつ、不安、自傷行為、自尊心の欠如が見られやすく、復讐を果たそうと他者に対して虐待を行うこともある。

4.動物虐待をしていた

【17人を殺害したジェフリー・ダーマーのネコの抱き方】

(via wikipedia )

連続殺人鬼のほとんどが、人を殺す前に動物虐待をしていた。幼いころから小動物を拷問・殺害している事例が数多く報告されており、その虐待がエスカレートして人殺しに発展するケースがよくある。

特に児童虐待を受けた子供の中には、自分の受けた虐待行為を動物に対して行う傾向が見られる。

子どもがこのような異常行動を起こしても、殺人犯の家族は保護者としての監護を怠っているために、その異常性は見過ごされ、そのまま大人になってしまうことがあるのだ。

5.頭に大きな怪我をした

(via defense.gov)

事故や身体的虐待による頭の怪我、あるいは出産時の頭部損傷は、連続殺人犯の攻撃的・暴力的な振る舞いに強い関連性があると示唆されている。感情やホルモンの分泌、攻撃性などを司る脳の側頭葉や視床下部、大脳辺縁系の損傷が、突発的な攻撃性を高めることが判明しているからだ。

実際に70%の連続殺人犯が、過去に広範囲の頭部外傷を負ったことがあり、これらの怪我と殺人との関連性が疑われている。

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雑学

Posted by uti