閉じ込められ挟まって亡くなった人たち

何かに閉じ込められて、命を落とすことになった人たちの事例をご紹介していこう。

洞くつで身動きが取れなくなったジョン・エドワード

【救助時の写真】

(via unexplained-events)

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ユタ州にあるナティパティ洞窟は、かつて年間5000人以上が訪れる冒険スポットだった。しかしジョン・エドワードさんが2009年に洞窟で亡くなってからは閉鎖されている。

【亡くなったジョンさん】

(via nydailynews)

2009年11月、26歳だったジョンさんは人生の真っ盛りにあった。結婚して、1歳の子どもがいて、バージニア州の医学校に通っていた。彼は休暇を利用してユタ州の家族のところに帰り、ゆっくりする予定だった。

【ナティパティ洞窟の入り口】

(via sltrib)

しかし家族と友達で行ったこの洞窟が、命取りになった。ジョンさんはこの洞窟を一時間ほど探索してから、這ってしか進めない「産道」と呼ばれる通路を探検することにした。

【洞窟の概略図:赤四角の部分で挟まった】

(via break_me_down)

ジョンさんは頭を先にして、腰とお腹、腕を使ってじりじりと細い通路を進んでいった。だが数分で大きな間違いを犯してしまったと気づいた。通路にはまり、後ろを振り向く空間さえ無いことが分かったのだ。来た道を後退して引き返そうとしたが、その隙間さえなかった。

【ジョンさんの挟まった場所】

(via break_me_down)

そのため前に進んでいくしかなかった。彼は肺から空気を吐き出して空間を作り、周囲30cm、高さ45cmの通路を抜けようとした。しかし再び空気を肺に入れて胸を膨らませた時に、そこから永遠に抜け出せなくなった。

【足が引っかかっていた場所は幅30cm】

(via break_me_down)

洞窟の入り口から120m、地下30mの地点で身動きが取れなくなった彼は、一緒に来ていた弟のジョッシュさんに発見された。そして挟まってから約4時間後、最初の救助隊員が彼のもとに駆けつけた。

救助隊員のスージーさんがジョンさんに自己紹介をすると、ジョンさんは「やあ、スージー。来てくれてありがとう。本当に、本当に、ここから出たいんだ」と話した。また彼は神に「どうか妻と子供のために私を救ってください」と祈りを捧げていた。

【滑車とロープでの救出を試みた】

(via break_me_down)

それから24時間かけて、100名以上の救助隊員がジョンさんをロープと滑車で救出しようと試みたが、全て失敗に終わった。ジョンさんは、27時間逆さまになった状態で心停止になり死亡した。

ジョンさんの遺体を回収することが出来ないまま、この事故以来、ナティパティ洞窟は封鎖されている。

27年ぶりに見つかったヨセフ・シェクスニダー

(via nydailynews)

2014年、ルイジアナ州の銀行で2階を改装していたところ、ふさがれていた暖炉の煙突に人骨が見つかった。暖炉の上には、骨と一緒にジーンズ、青いテニスシューズ、雑誌、手袋、ヨセフと名前の書かれた下着があった。

【人骨が見つかったルイジアナ州の銀行】

(via dailymail)

DNA検査の結果、この人骨は1984年から行方不明になっていたヨセフ・シェクスニダーさんであると判明した。

ヨセフさんは、1984年に車の窃盗で出廷を命じられていたが、裁判所に現れることなく、それから27年もの間姿を消していた。家族も逃亡中だと思い、失踪届は提出していなかった。

【人骨が見つかった煙突】

(via nbcnews)

どうしてヨセフさんが閉鎖された煙突に入ったのかは分からない。もしかしたら、銀行強盗に入ろうとしたのかもしれない。

専門家によれば、煙突に挟まってからおそらく2~3日で亡くなったとされている。死因は飢えと脱水であった。

ヨセフさんは助けを呼んでいた可能性はあるが、地上6mにあるレンガに囲まれた煙突の中で、彼の声はかき消されてしまったと思われる。

1ヶ月間、エレベーターに閉じ込められた女性

【閉じ込められたエレベーター】

(via latimes)

2016年に中国の西安市で、43歳の女性が1ヶ月に渡ってマンションのエレベーター内に閉じ込められる事件が起きた。女性はこのマンションで一人暮らしをしていた。

1月後半のこと、女性がエレベーターに乗った際に故障が発生し、10階と11階の間で停止した。故障修理の作業員がしばらくしてから駆けつけたが、中に誰かいるか確認せずエレベーターの電源を落とした。

【事故が起きたマンション】

(via latimes)

そしてエレベーターの電源を止めたまま、作業員は旧正月の長い休みに入ってしまった。3月の初めに作業員が戻ってきて中を開けてみると、そこには腐りかけの女性の遺体が横たわっていた。エレベーター内には、脱出しようと死に物狂いでドアを開けようとしたとされる引っかき傷が多数残っていた。

女性は脱水あるいは飢えによって死亡したとされる。マンション内には他にもエレベーターがあったため、長期間故障していても他の住人は気にかけていなかったようだ。

警察はこの事件を重大な過失致死にあたるとして、メンテナンス会社の複数人を逮捕している。

冷蔵庫に閉じ込められた子どもたち

【昔の冷蔵庫:掛けがね式】

(via wikimedia)

最近の冷蔵庫では見られないが、昔の冷蔵庫は外側からしか扉が開かないものがほとんどだった。

そのため、子どもが隠れんぼなどで放置された冷蔵庫の中に入って閉じ込められ、窒息死するケースがたびたび報告されていた。

(via Small Town Life)

ニューヨーク州では1987年、3歳と4歳のきょうだいが祖父の見てない間に、放置されていた裏庭の冷蔵庫の中へ入って閉じ込められる事故が起きている。祖父は二人を3時間後に発見し、病院へ連れて行ったが、まもなく二人とも死亡が確認された。

1967年には、大阪市でも業者が空き地に放置した営業用冷蔵庫に子ども3人が入り、窒息死する事故が発生している。

早すぎた埋葬

(via express)

死んだはずのネジー・ペレツ(16歳)さんは、埋葬された次の日に棺の中で起き上がり、助けを求めて叫んだ。家族は棺を破壊してネジーさんを救出したが、その努力もむなしく、助からなかった。

【亡くなった妊娠3ヶ月のネジーさん】

(via independent)

ネジーさんが一時的に意識を失ったのは、外にあるトイレへ行こうと歩いていた時に、銃撃音を聞いてパニック発作を起こしたことが原因だと考えられている。それを医師が誤って死亡と診断した。

彼女は、最近結婚式で着たばかりのウェディングドレスを着せられ、埋葬された。

しかしそれから1日経って、ネジーさんの夫が彼女の墓を訪れると、くぐもった叫び声と棺桶を叩く音が墓から聞こえてきた。

(via telegraph)

ネジーさんがまだ生きていると思った夫は、家族を急いで呼び出し、大つちで棺を破壊した。救出された彼女の体はまだ温かく、かすかに鼓動もあったという。

彼女の指先は傷だらけで、棺桶のガラス扉は一部割れていた。必死に抜け出そうとしていたようだ。

救出後、家族は急いで病院に搬送したが、病院で死亡が確認された。死因は棺桶の空気が亡くなったことによる、窒息死であった。

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雑学

Posted by uti