暗殺のとんでもない失敗例
スーザン・カーンハウゼンさんが自宅に帰ってきた時、家の中に”何かが”いるとすぐに気づいた。
(via katu)
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第六感とかではなく、物が移動していたからだ。カーテンは閉めたはずなのに開いていて、さっき触れられたかのように揺れ動いていた。そしてテーブルに置いていた物の場所が変わっていた。
スーザンは家の中を歩き、不安になりながら廊下を見た。ゆっくりとバスルームを通り過ぎて、寝室に入った。
そこに立っていたのは、ハンマーを持ったヒゲの男だった。その男はスーザンを襲い、ハンマーを振り回して彼女の頭部を殴った。
スーザンは倒れた。男は倒れた体の上に乗って、彼女の体を殴り続けた。
(via katu)
しかし、スーザンは男に殴られっぱなしというわけではなかった。
スーザンは体の大きな女性で、緊急救命室で看護師として働いていたため、乱暴な患者を服従させる方法を習得していたのだ。
数回殴られた後、スーザンは暗殺者をスリーパーホールド(絞め技)で地面に引き倒した。そして暗殺者の首を締め上げた。
スーザンがその男の首から手を放したときには、既に男の喉は押しつぶされていた。 スーザンは暗殺者のために救急車を呼んだが、後に男は死亡した。
調査の結果、暗殺者はスーザンの夫によって送られてきたことが判明した。
(via oregonlive)
夫婦の結婚生活は破綻しており、夫は彼女の死を望んでいた。夫は殺し屋に500万円を支払って殺しを依頼していた。
スーザンは後に怪我の治療を受け、完全に回復した。一方で夫は、余生を刑務所で過ごすことになった(刑務所で死亡)。
2.殺し屋が被害女性の殺害を拒否した結果・・
(via Alex Foster)
2015年、オーストラリアに住むノエラ・ルコンドさん(写真右)は、数週間前に亡くなった継母の葬儀に出席するために東アフリカのブルンジに向かった。
葬儀が終わった後、外の新鮮な空気を吸おうと外に出たところ、突然、銃を突きつけられて誘拐され、車に押し込まれた。ノエラは目隠しをされ、田舎にある隠れ家に連れて行かれた。
建物の中でノエラは縛られ、袋を頭に被せられ、誘拐犯らに質問された。
「お前は何をしたんだ?この男は金を払ってお前を殺そうとしているぞ」
「何の話をしているの?」とノエラは言って、抑えきれずに震えていた。
「バレンガ(ノエラの夫)が、お前を殺すために俺たちを送ってきたんだよ」
「えっ?私の夫はそんなことしないわよ、あなたは嘘をついているの!」
誘拐犯はニヤリと笑った。その男はおもむろにケータイを取り出し、ノエラに大音量でケータイの声を聞かせた。
「彼女を殺せ」
それはまぎれもなく夫の声だった。ノエラは気を失った。
しばらくした後、ノエラは道端で誘拐犯らに起こされ、解放された。そのときに誘拐犯らは「あなたを最初から殺すつもりはなかった」と話し、自分たちはあなたの兄の友人だとも告げた。そして夫の金は預かり、夫にはあなたが死んだことを伝えておくと言った。
そして誘拐犯らは、夫が殺し屋を頼んだ証拠となる電話をノエルに渡した。その中には夫と誘拐犯らが話していた電話の録音など、夫を法廷に連れて行くのに必要な証拠がすべてそろっていた。
ノエラは、オーストラリアへ戻ってから復讐の計画を立てた。
一方、ノエラの夫は、彼女が不幸な事故で死んだことを皆に伝え、実家で彼女の葬儀を執り行っていた。
葬儀の夜、ノエラは夫を慰めに来ていた隣人のような振る舞いで、夫に近づいていった。
夫は彼女を見るやいなや、「まさか?!」と叫んだ。
「幽霊だろ?」
「驚いた?私はまだ生きているのよ!」と怒ったノエラは言った。
「ああ、神様、私の神。何から何までお許しください」と、かなりショックを受けた夫は答えた。
しかし、ノエラは夫の謝罪を受け入れなかった。警察は夫を逮捕し、夫は殺人を扇動した罪で懲役9年の判決を受けた。
捜査の結果、夫がノエラを殺そうとしたのは、ノエラが夫と別れて他の男性の元へ行くと思っていたからだということが判明した。だが、そのような事実はなかった。
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暗殺ダメゼッタイ