この世界に実在する驚きの家・5つ

実在することが信じられないすごい家を厳選してご紹介しよう。

1.ロバハウス(チリ)

(via pezo von ellrichshausen)

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ロバハウスは一枚岩のような細長いコンクリート住居であり、太平洋を一望する崖に建つ。そしてここは、ヒョウアザラシの保護区に指定されているエリアでもある。

(via Danae Santibañez)

(via Pezo von Ellrichshausen)

住居の大きさは3.2m x 19.2mで、広さは70平米ある。床が階段構造になっており、階段によって6つの空間に分けられる。

【家の構造】

(via Pezo von Ellrichshausen)

円形の天窓が2つあり、そこから直接太陽の日差しが入り込む。もちろん居住に必要な空間であるリビング、バスルーム、キッチン、寝室もあり、美観を保つため収納は床下につくられている。

(via Danae Santibañez)

屋上に登れば、どこまでも続く海を見渡せる。屋上の煙突は階段状になっており、そこに座りながら景色を見られるようになっている。

(via Danae Santibañez)

2.ドクター・スースの家(アラスカ)

(via unusualplaces)

アラスカの森の中には、絵本に出てくるような奇妙な家が建っている。この家の持ち主が名付けたわけではないが、絵本作家ドクター・スースの描く奇抜な家のようであることから、ドクター・スースの家と呼ばれるようになった。

(via unusualplaces)

元々は2階建ての丸太小屋だった。しかし持ち主が、北アメリカ最大級のデナリ山を一望できるように増築した。増築当時、偶然にも山火事が起きた後で、全ての樹木は短かった。

(via atmospheric)

だが時が経つにつれ樹木が成長し、山の眺望がさえぎられるようになってしまった。樹木の成長に合わせて、増築を繰り返していった結果、現在のような建物になったのである。高さは56mに達しており、着工からから20年以上たった現在でも建設中である。

3.アークアップ・ホーム

(via waterstudio)

水面に浮かぶ可動式の豪邸が、2019年に完成した。販売価格は約6億円で、床面積404平米の2階建て超高級ボートハウスだ。

(via arkup)

この住居では、電力が全てソーラーパネルでまかなわれ、雨水を処理して飲料水をつくることができる。インターネットやテレビ、ラジオも利用可能だ。また家自体にエンジンがついており、自給電力だけで時速12kmのスピードが出る。

(via arkup)

そして最も特筆すべきところは、家の土台から油圧式の支柱を伸び縮みさせられることだ。この支柱は最大6m伸ばせるため、海上に家を安定させ、波を避けたり、家のメンテナンスをしたりするのに良いだろう。

【家の間取り】

(via arkup)

製造メーカーによれば、いったん支柱を海底に打ち込むと、時速250km(70m/s)の台風にも耐えられるとうたっている。

4.フローティング・シーホース(ドバイ)

(via thestructuralengineer)

竜宮城のような海中生活が送れる3階建て船上ハウスである。ドバイの高級リゾート「ハート・オブ・ヨーロッパ」に浮かんでいる。

(via simaconsultancy)

豪邸が船のように浮いているだけでも驚くべきことだが、海面下には海中を見渡せる寝室とバスルームがある。

【水族館のような寝室】

(via luxuryproperty)

しかも窓の外は、サンゴ礁の庭(46平米)が備え付けられており、魚たちの優雅に美しく泳ぐ姿を眺められる。

【1階のリビング】

(via Kleindienst Group)

【2階の展望デッキ】

(via Kleindienst Group)

この豪邸の価格は約3億円で、2015年の時点で60戸以上が売れたという。また約12億円でファミリーサイズの船上ハウス(370平米)も販売されている。

【船上ハウスの室内の撮影動画】

5.ドリナリバー・ハウス(セルビア)

(via Marko Djurica)

セルビアとボスニアの国境に位置するドリナ川には、誰もが目を留める丸太小屋がある。その小屋は、川の中央の巨石に建っているのだ。

(via toursfrombelgrade)

どうしてこんなところに小屋があるのかというと、川で泳ぐ人たちが途中で休んだり、日光浴をしたりするためだ。1968年に小屋が建てられるまでは岩上で休憩していたが、ごつごつしていて居心地が悪かったので、ボートやヨットで木材を直接運んで建てられた。

【セルビア最大級のお祭りの会場】

(via nekretninebl)

この川は古くから行き来が盛んで、セルビア最大級のお祭りのイベント会場にもなっている。そのお祭りでは、毎年世界中から最大2万人がこの川でイカダ競争に参加している。

【増水時の小屋】

(via inhabitat)

しかし川が増水すると、小屋ごと破壊されてしまう。これまでに増水によって7回破壊され、その度に再建されている。現在この小屋は、2011年に建てられたものだ。

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雑学

Posted by uti