最も危険な航空会社トップ12

2016年9月7日

海外サイトで「最も危険な航空会社」についての投稿があったので、翻訳してご紹介します。

1.ネパール航空

危険な航空会社 1(出典:picssr.com

ネパールを代表する国営の航空会社である。
国営会社であるにも関わらず、ヨーロッパ上空での飛行が禁止されている。
この航空会社は、1960年に設立されてから数多くの事故を起こしてきた。
これまでに森の中に墜落したり、ハイジャックされるなどの事故が発生している。
2016年現在、100人以上がこの飛行機に乗ったために命を落とした。

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2.ライオン・エア

危険な航空会社 2
2000年にインドネシアで設立された航空会社である。
設立してから、重大な事故が頻発しており、これまでに25人が亡くなっている。
2013年には滑走路から外れて牛をはねたり、2009年には航空機の前輪が出ず、胴体着陸した事故などがある。
安全体制がなっていないことや事故の多さから、ヨーロッパ上空の飛行や、ヨーロッパ各国の空港利用が禁止されている。

3.タラ・エア

危険な航空会社 3
タラ・エアは2009年に創業した、ネパールのカトマンズに本社を置く航空会社である。
創業以来、過去8年間で8つの事故を起こしている。
2010年には離陸直後、飛行機のドアが開く事故が発生。
また同年には、離陸直後に航空機が墜落し、乗客22名の命が奪われる事故が発生した。

4.メルパチ・ヌサンタラ航空

危険な航空会社 4
1962年に設立されたインドネシアの航空会社。
インドネシア国内の地方路線がメインである。
1971年以降、事故が続発している。
1972年に航空機がハイジャックされたり、1995年には航空機が飛行中に行方不明になり、現在も発見されていない。
これらの重大な事故により、安全性においてはライオン・エアと同じく2つ星の低評価を受けている。

5.スリウィジャヤ航空

危険な航空会社 5
インドネシアで三番目に大きな航空会社で、スマトラ島をベースにインドネシア国内の都市を結んでいる。
この航空会社は、2008~2012年の間にいくつかの事故を起こしている。
また、使われている航空機が非常に古く、損傷もひどいので、世界の一部地域上空で、飛行が禁止されている。

6.アリアナ・アフガン航空

危険な航空会社 6
アフガニスタンのカーブルに本拠を置く1955年創業の航空会社である。
2006年にこの航空会社は、ヨーロッパ上空の飛行が禁止された。
1955年に設立以来、13の事故を起こしており、その中のひとつには、1969年のロンドン・ガトウィック空港での着陸失敗により、150人の命を奪った事故も含まれている。

7.バガン航空

危険な航空会社 7
2004年の設立以来、ミャンマーの民間航空会社であるバガン航空は、多くの事故を起こしている。
2012年12月25日には、飛行機の胴体着陸により一人が亡くなり、2000年2月19日には、滑走路をオーバーランし、2人を負傷させている。
航空評価会社からも安全性については低い評価を受けており、ライオン・エアと同じ2つ星になっている。

8.ブルーウイング・エアラインズ

危険な航空会社 8
2002年に設立された南アメリカの航空会社である。
安全上の懸念から、EU圏ではブラックリストに入れられ、EU各国上空の飛行を禁止されている。
2008年には、飛行機が滑走路から150m離れたジャングル地帯に墜落し炎上、30人近くが死亡した。

9.ダーロ航空

危険な航空会社 9
1991年に設立されたソマリアが所有する航空会社である。本拠地はドバイにある。
2009年には、フライト中に飛行機がハイジャックされる事件が起きている。その1ヶ月後、未遂ではあったが、爆弾攻撃を仕掛けるための化学物質が航空機内に持ち込まれる事件が発生した。

10.スキャット・エア

危険な航空会社 10
カザフスタンを本拠地にしている1997年創業の航空会社である。
2013年に、視界不良による墜落事故で乗客21人が亡くなった。
また2015年には、アカタウ空港で航空機内の酸素ボンベによって、機体が爆発する事故が起きている。
この航空会社は安全基準がかなり低いとされており、ヨーロッパ上空の飛行が禁止されている。

11.スシ・エアー

危険な航空会社 11
この航空会社は150の運航路線を有しているが、その中にはひとつもヨーロッパの国は含まれていない。
スシ・エアーはインドネシアで2004年に創業した頻繁に事故を起こしている航空会社である。
これまでに少なくとも山での墜落事故が2回起きているほか、パイロットのライセンスを持たない者が操縦したために発生した事故も起きている。

12.カーム航空

危険な航空会社 12
アフガニスタンのカブールに本拠を置く航空会社である。
イギリスのケンツ国際空港で2010年に貨物専用機が事故を起こして以来、EU各国の上空での飛行が禁止されている。
2005年には、カブールの山に飛行機が墜落し、乗客104名が亡くなった。

翻訳及び画像引用元:ninjajournalist:The 12 Most Dangerous Airlines in the World

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雑学

Posted by uti