ディズニーリゾートの悲惨な事件や死亡事故まとめ
今回はディズニーランド等で起きた、痛ましい事故をご紹介する記事になります。
1.ディズニーランドで初の死者(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:ranker)
1964年5月、カリフォルニア州に住む15歳のマーク・メイプルが、マッターホーン・ボブスレーから落下して死亡した。
彼はボブスレーの乗車中に、ふざけて座席のシートベルトを外し、マッターホルンの頂上に近づいたところで立ち上がろうとしたのである。直後、バランスを崩してボブスレーから落下し、頭蓋骨と肋骨を骨折。それにより内臓を負傷した。
彼は事故が起きた3日後に息を引き取った。
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2.ディズニー・ワールドのエプコット前でショットガン自殺(フロリダ)
(出典:en.wikipedia)
1992年9月12日、37歳の男性が、閉園後にエプコットに入っていった。彼はショットガンを振り回して、3人の警備員を脅し、ここでキャストとして働いている元彼女と会わせるように要求した。そして、彼は警備員に向けて銃を4発発砲し、警備員2人を人質に、トイレに立てこもった。
その後、警官隊に取り囲まれたため、人質を解放。彼はトイレから出てきて、警察と二、三言話すと、こめかみに拳銃を当て、そのまま引き金を引いて自殺した。
3.イタリア人の医者が、息子の顔面に蹴りを入れる。(ディズニーワールド、フロリダ)
(出典:nydailynews)
確かに、蒸し暑い日、泣き叫ぶ子を対処するのはイライラすることかもしれないが、この男のように振る舞うことは決して許されない。
2012年6月、イタリア出身の41歳医師が、妻とのケンカ中に泣きわめいた3歳の息子の顔面を蹴りつけたとして逮捕された。
ディズニーワールドの従業員が、彼の子どもに近づいたところ、顔が真っ赤に腫れあがって出血し、異常に興奮して泣いていたため通報した。
父親はたいした怪我ではないと言い、息子を病院へ連れていくのを拒否したが、副保安官はこれを虐待だとみなして逮捕した。後に、父親は20万円の保釈金で釈放された。
4.マッターホーン・ボブスレーでの死者(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:wikimedia)
1984年1月1日、48歳のドーリー・ヤングが、ボブスレカーの座席から投げ出され、後続のボブスレーと衝突した後、車輪の下敷きとなり、頭と胸を強く打って死亡した。
その後の調査によると、彼女が投げ出された直前に、シートベルトが着用されていないことが明らかになった。彼女は一人で乗っていたので、意図的に自分でそれを外したのか、それとも装置の問題で外れたのかは不明のままだ。
5.ビッグサンダー・マウンテンで足を切断する事故(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:saffian)
1988年3月10日、5歳の少年がローラーコースターの踏み板と乗降口の端に挟まれ、大怪我を負った。
彼の左の足指は全て切断を余儀なくされ、義足での生活を送らざるを得なくなった。この件で、ディズニー側は乗車の際の安全対策を大きく見直すことになった。
6.帆船コロンビア号の死亡事故(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:news.aitkenlaw)
1998年12月24日、帆船コロンビア号をつなぎとめていた留め具が外れ、観客のいる方向にその留め具が飛んで行き、1人の従業員と2人の観客を襲った。直撃を受けた観客のうち一人が頭部損傷で死亡した。
この件でディズニーは、安全対策を怠っていたとして、職業安全衛生管理局から罰金を課せられ、被害者家族に莫大な慰謝料(25億円)を支払うことになった。
そしてこの事故は、初めてディズニー側の怠慢によってのみ引き起こされた悲惨な事故として、ディズニーパークの歴史に刻まれることとなった。
7.夜中のディズニーランド貸切イベント「グラッド・ナイト」での事故(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:plus.google)
1966年、卒業間近の高校生たちに向けて行われるディズニーランドの貸し切りイベントで悲劇が起こった。19歳のトーマス・クリーブランドが、モノレールの線路を登り、ディズニーランドに忍びこもうとして亡くなったのである。
彼は警備員に線路に近づかないよう警告されたが、聞き入れなかった。そして彼が線路に登った直後、モノレールが来て衝突。彼の体は、10~12mほど車輪に引きずられた。
8.ピープルムーバーでの死亡事故(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:smosh)
1967年8月、17歳のリッキー・リーが、ピープルムーバーの搭乗中に、トンネルの中で別の車両に飛び移ろうとして亡くなった。
彼は別の車両に向かってジャンプしたときにバランスを崩し、線路上に飛び出してしまった。後ろから来ていた車両が彼と衝突し、彼の体を100m近く引きずって、命を奪った。
この事故が起きたのは、ピープルムーバーが開業してから、たった1ヶ月後のことであり、多くのスタッフが十分に訓練されていなかった。そうではあるが、この事件の13年後、またしても搭乗中の車両移動という同様の状況で、18歳の少年が亡くなった。
9.キャプテン・ジャック・スパロウのパイレーツチュートリアルで、スタントマンが死亡。(フロリダ)
(出典:youtube)
このアトラクションは、パイレーツ・オブ・カリビアンに登場するジャック・スパロウなどの海賊たちが、剣のさばき方や、海賊の礼儀を教授してくれるもの。
2009年8月6日、ショーに海賊として出演中のマーク・プリーストが、ステージの水たまりで転び、頭を強く打った。彼は、首の骨と頭部を55針縫う大怪我を負った。事故の4日後、彼は頭部外傷などからくる合併症により命を落とした。
10.アメリカ河で溺れる事故(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:gaming.youtube)
アメリカ河は、ディズニーランドのウエスタンランドにある、トムソーヤ島を囲んでいる人口の河。
ここで1973年6月、19歳の少年が泳いで河を渡ろうとし、溺死した。
彼と10歳の弟は閉業時間を過ぎていたにも関わらずトムソーヤ島に隠れていた。兄は、この事がばれたくなかったので、アメリカ河を泳いで、誰にも見つからないようにして戻ろうと考えた。
だが弟は泳げなかったので、彼が背中に抱えて泳ぐことにした。その道半ばで、兄は弟の重さに耐えきれず溺れてしまう。弟は、犬かきで救助が来るまで耐える事ができたが、兄はその前に息絶えてしまった。
11.スペース・マウンテンでの死者(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:wikimedia)
1979年8月14日、31歳の女性がスペースマウンテンの搭乗中に、体調不良を訴えた。そこで従業員は、アトラクションが終わるまで座席に座って待っているようにと言った。
しかし、アトラクションが終わったにも関わらず、従業員同士の連絡が上手く行ってなかったために、他の従業員が彼女の乗っているローラーコースターを再度出発させてしまう。
彼女が2度目のアトラクションを終えて戻ってきた時には、昏睡状態に陥っていた。そして、その一週間後に彼女は亡くなった。
後の調査によると、彼女の死は、心臓にあった腫瘍が脳に移動したためであることが判明した。それゆえ、彼女の死に対するディズニー側の責任は無いことが証明された。
12.ビッグサンダー・マウンテンでの脱線事故(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:ebaumsworld)
2003年9月5日、22歳のマルセロ・トレスの搭乗していたローラーコースターが線路で脱線し、打撲による内出血で亡くなった。
一緒に乗っていた10人の乗客も怪我をしたが、命に別状は無かった。
この事故はディズニー側に責任があり、不適切な整備不良と安全点検が、この事故を引き起こしたとされた。トレスの家族は、ディズニーとの裁判に勝訴し、ディズニー側は5000万円の慰謝料を支払うこととなった。
13.シンデレラ城の水堀で溺死(ウォルト・ディズニー・ワールド、フロリダ)
(出典:flickriver)
1977年8月11日、イリノイ州から来た4歳の男児が、シンデレラ城の水が張られている堀に落下し、溺れて亡くなった。男児は、家族がパレードを見ている最中にはぐれた模様。
家族はディズニー側に4億円の慰謝料を求めて訴えた。9年近い裁判の後、家族の勝訴が確定した。
14.ディズニーの従業員が、ファントムマナーで死亡(ディズニーランド・パリ)
(出典:pinterest)
2016年4月、999の幽霊たちが棲みつく呪われた邸宅「ファントムマナー」で、ディズニーの技術職として働いていた45歳の男性の遺体が見つかった。
死因は感電死で、照明装置のメンテナンス中に起きた事故ではないかと考えられている。彼の死亡後、ファントムマナーは3日間閉鎖された。
15.ハイペリオンシアターでの死亡事故(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)
(出典:thedisneysecrets)
2003年4月22日、ハイペリオンシアターの劇場従業員が、高さ18mの細長いステージから落下し、死亡した。
亡くなったのは36歳のクリストファー・ボウマン。アラジンのショーに向けて、魔法のじゅうたんを準備している最中に、バランスを崩して高所から落下、頭を強く打った。
彼は意識不明の状態が1ヶ月近く続いた後、息を引き取った。その後、国はディズニー側が認証された安全装具を適切に身につけさせる指導を行わず、安全対策を怠っていたとして罰金を課した。
16.ウェスタンランドのパレード中に死亡。(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:damouse)
2004年2月11日、キャストメンバーであった38歳のハヴィエル・クルーズが、パレード中のフロート車にひかれて死亡した。
クルーズはプルートの格好をしていたときに、ウェスタンランドに入ってきた美女と野獣のフロート車に足をとられた。彼は足をそこからすぐに、どかすことができず、また、フロート車の運転手も間に合うように止まれなかった。彼は重い車体の上に体を挟まれ、命を落とした。
この事件でディズニー側は、職業安全衛生管理局から多額の罰金を払うことになった。
17.守衛の落下死(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:wikimedia)
1999年2月14日、65歳のパートの守衛が、ファンタジー・スカイウェイ・ステーションのホームを清掃しているときに落下し、死亡した。
彼はホームの清掃中に、従業員の誰かがゴンドラの電源を入れたのに気付かず、突然向かってきたゴンドラにぶつかりそうになり、ゴンドラをつかんだ。しかし、手がゴンドラから離れてしまい、12mの高さから落下。彼は、ダンボの乗り物の横にある花壇に落ちたが、命は助からなかった。
18.アメリカ・シングスの上演中に、動く壁に挟まれて死亡。(ディズニーランド・カリフォルニア)
(出典:ranker)
1974年7月8日、18歳のディズニーランド従業員、デボラ・ストーンがミュージカルの最中に、動く壁に挟まれて圧死した。
彼女は、本来立つべき場所ではない所に、間違って立ってしまい、動く壁の間に閉じ込められて、押しつぶされた。
この事故は、不十分な訓練によって引き起こされたものだったとされている。まだこのショーが始まってから、2週間しか経っていなかった。
19.イッツ・ア・スモールワールドで、清掃員が死亡。(ディズニーランド・パリ)
(出典:wikimedia)
2010年、53歳のディズニーランド清掃員が、イッツ・ア・スモールワールドのボートから落下して、命を落とした。
報道記事によれば、職員の誰かが、ボートの上を清掃している人がいることを知らずに、装置の電源を入れて運転させてしまった。清掃員はボートに押し出され水中に落下。動き出したボートにより水中に閉じ込められ、死亡した。
ディスカッション
コメント一覧
13番 さすがアメリカだなと思いました
これは家族の怠慢なのでは?
本当そうですよね。相当な大家族とかならまだわかりますが4歳なんて目を離した時点で親の責任ですよね。
三歳ですよ
10番説明「人工」が「人口」になってます。