アマゾンの熱帯雨林について知っておきたいこと(雑学)
1.アマゾン熱帯雨林は、日本が15個、アメリカが約0.6個分収まるくらいに大きい。
(via Notas do Turismo)
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2.南アメリカ大陸のおよそ30%のエリアが、アマゾン熱帯雨林でおおわれている。
(黄色の範囲がアマゾン熱帯雨林)
(via wikipedia/NASA)
南アメリカ大陸の面積は、1784万平方キロ。一方、アマゾン熱帯雨林は550万平方キロで、大陸の大部分をおおっている。
3. 9つの国にまたがっている。(ブラジル、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ボリビア、ガイアナ、スリナム、ギアナ)
(via Haiku Deck)
4.世界にある熱帯雨林の半分以上を占めている。
(熱帯雨林の分布、緑色の部分が、熱帯の樹木がたくさん生い茂っている地域)
(via Wikimedia)
5.アマゾン熱帯雨林の年間降水量は2700mmほどで、沖縄(2585mm)とそれほど変わらない。
(via wikipedia/ NASA)
6.アマゾン熱帯雨林は、恐竜が完全に絶滅したおよそ5500万年前(始新世の時代)に形成された。
(via Wikimedia/Mmxx )
7.現在知られている動植物種のおよそ10%が、この場所に生息しており、非常に生物多様性に富んでいる。
(via worldmagacy)
8.鳥類は205種類、昆虫においては約250万種、植物は約4万種類がアマゾン熱帯雨林にいる。
(アマゾン熱帯雨林にいる変わった生物:ツメバケイ)
(via Wikimedia)
(タマリン)
(via Kiza)
(ウアカリ)
(via Wikimedia/Marc Wisniak)
(アマゾンカワイルカ)
(via Wikimedia)
(ユカタンビワハゴロモ)
(via wikimedia)
9.危険なヘビやクモなどの動物たちがたくさん生息している。そして、あの悪名高いアナコンダの生息地でもある。
(アナコンダ)
(via Wikimedia/Fflores)
(アマゾンにいるタランチュラ)
(via Flickr/Dick Culbert)
10.オオハシはアマゾンで最もさわがしい動物である。800m離れた場所でも、その鳴き声を聞くことができる。
(via wikipedia/Snowmanradio)
11.樹木のほとんどが広葉樹である。
(via flickr/Leonora (Ellie) Enking)
広葉樹とは、広く平たい葉っぱがついている木。これと相反するのが、葉っぱが針のように細長い針葉樹であり、こちらはより寒い地域で見られる。
12.推定3900億本の樹木がアマゾンにあり、その樹木の種類は、1万6000種にも及ぶ。
(via Wikimedia/Felipe Menegaz)
13.果物が豊富であり、アマゾン熱帯雨林には食用可能な3000種類ものフルーツが実る。
(via Flickr/Tumitu Design)
14.もし、アマゾン熱帯雨林で雨にあったら、10分くらいは傘を探す時間がとれる。なぜなら密生した樹木の葉が、空をほぼ完全におおっており、地面に雨が届くまでかなり時間がかかるため。
(via flickr/ben britten)
15. 1500年頃までは、アマゾンで暮らす先住民は600万~900万人いたが、現在はたった25万人ほどしかいない。当時はおよそ170の言語が、アマゾン先住民によって話されていた。
(via Wikimedia)
16.現在でも、50ほどのアマゾン先住民部族が、熱帯雨林に暮らしている。その多くは現代文明といまだに接触していない部族である。
(ヘリを警戒する未接触部族)
(via dailymail)
17.アマゾン熱帯雨林は「地球の肺」とも呼ばれ、地球上にある酸素の20%を作り出している。
(via ecgadget)
ただし熱帯雨林は、二酸化炭素の放出も行っているため、大気の成分にはほとんど変化を起こさないと考えられている。
18.もし世界の平均気温が3度あがったなら、アマゾン熱帯雨林の75%が破壊される。
(via Wikipedia/NASA )
19.森林伐採の対策が講じられたことで、アマゾン熱帯雨林の減少率はわずかに下がったが、今日においても、この問題は全く解決していない。
(via Wikimedia)
20.実際のところ、現在にいたっても、茨城県と同じ広さ(6000平方キロ分)の熱帯雨林が毎年消失している。
(via flickr/Matt Zimmerman)
21.アマゾン熱帯雨林は、900億~1400億トンの炭素をたくわえており、それが大量に焼き払われると、炭素が二酸化炭素になって排出されるため、地球温暖化が顕著に進行する。
(via Pixabay)
22.アマゾン熱帯雨林は、1970年から今日までに20%近く消失している。2030年までに最大で、アマゾン熱帯雨林の60%が破壊され、二酸化炭素排出量の増加にともなった気温の上昇が懸念されている。
【1975年(左)と2012年(右)のアマゾン熱帯雨林:衛星写真の比較】
(via pachamama)
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コメント一覧
8番、ツバメケイではなくツメバケイですよ~
管理人です。大変ありがとうございます。修正させていただきました。