びっくりするほど太った子どもたち(8人の写真)

世界で最も太った子どもなど、ありえないレベルの肥満児たちをご紹介します。全8人。

1.当時3歳のシャオ・ハオ 63.5kg

(via El Intransigente)

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写真のシャオ・ハオは当時3歳ですが、すでに63.5kgあります。通常の3歳時が12kg程度なので、5倍以上重いことになります。

シャオ・ハオは中国に住んでいます。母親は彼を保育園に入れることに大変苦労したと語っています。

保育園側は、シャオハオの存在が他の園児に健康被害を与える可能性があるとして、どこも入園を拒否したのです。

最終的には、受け入れる施設が見つかり、彼もその園に馴染めました。しかしシャオハオの肥満は、このままの状態だと心臓に大きな負担をかけると医師から忠告されています。

【↓同い年の他の子と比べてもかなり大きい】

(via El Intransigente)

シャオハオは、通常の食事制限ではうまくいかないようです。彼は、3歳児にしてはあまりにも背が高いことから分かるように、成長ホルモンの分泌異常が起きているのではないかと考えられています。

2.アーヤ・ペルマナ 192kg

(via news)

2016年、最も太った子供としてメディアに登場したインドネシアの少年、アーヤ・ペルマナは当時10歳で192kgありました。

彼はあまりにも体重が増えすぎたため、歩くことが難しくなり、当時は学校に行くことさえ出来ませんでした。

少し歩くだけで息切れがするので、家で動かずに食べて寝て、お風呂に数時間入ることを繰り返すだけの生活を送っていたのです。

(via thesun)

彼の出生時体重は3760gで、他の子とあまり変わりませんでした。しかし2歳を過ぎた頃から、異常な成長ぶりを示し、現在のような姿になりました。

【↓幼児の頃のアーヤ:母親が持つ左の写真】

(via news)

食事は1日5食で、米、魚、牛肉、野菜スープ、テンペ(納豆みたいなもの)を1食で大人2人分です。

しかし極度の肥満が彼の命に関わると知って、さすがに両親も子どもが可愛いから、欲しがるからと言って食べ物をあげるのは考え直したようです。

現在彼は、胃の上部をバンドで巻いて締め付ける手術(胃バインディング術)を受けて食欲を減退させ、2017年時点で40kg近く体重を落とすことに成功しています。

3.生後18ヶ月のアリヤ・サレーム 24kg

(via Barcroft TV)

アリヤは生後18ヶ月ながら、7歳時と同等の体重(24kg)がある女の子です。同年齢では他に類をみない重量級で、通常の3倍近い重さです。

インドのジャールカンド州の片田舎に住む両親は、彼女の飽くなき食欲にほとほと困り果てていました。どれだけ食べても満腹にならず、常に食べ物を欲しがり続けるのです。

もし我慢させようとすると、泣きくずれ、かんしゃくを起こし、手が付けられなくなります。結局、彼女の欲求に従わざる得ない状態です。

(via Barcroft TV)

家族は決して裕福な暮らしができる生活を送っているわけではありません。娘を食べさせるためにお金のほとんどを使い、足りない分はお金を借りて、なんとかやりくりしています。

両親は以前にも、似たような症状で娘を亡くしています。おそらく彼女も亡くなった子供も遺伝病にかかっているとされ、学習障害や発育不全をもたらす「プラダー・ウィリー症候群」であると考えられています。

【インタビュー時の動画】

4.巨大な赤ちゃん、ウェイロン・ハレット 7.25kg

(via thesun)

2017年に産まれた赤ちゃんの中では、もしかしたら最も体重が重いかもしれません。赤ちゃんのウェイロンは、出生時7.25kgもあったのです。

アメリカ・インディアナ州の病院で帝王切開を受けた母親のホイットニーは、ウェイロンの大きさに驚愕しました。

そして看護師や医者も「Oh my god」と驚きの声を上げ、体重計で計測した重さが信じられず、3回も量りなおしたと言います。

赤ちゃんは出生時、呼吸と摂食に問題があったため、集中治療保育室で処置を受けていましたが、現在は退院して健康そのものです。

(via Phapluatnet)

赤ちゃんがここまで大きくなった原因は、母親が妊娠糖尿病にかかっており、胎児に送られる糖分が増加して、成長が促進されたためだと考えられています。

5.リ・ハン 146kg

(via formulalubvi)

写真は11歳の少年リ・ハンが、火疗(フオ・リァオ)という炎を使った治療を受けているところです。彼は4歳の頃には既に肥満体で42kgあり、普通の子どものおよそ2.5倍の体重がありました。

そして彼も、先ほど紹介した遺伝病、プラダー・ウィリー症候群の患者です。

現在この病気の治療法は存在しないため、中国の伝統医療で病気の改善を試みています。彼はファイアセラピーの他にも、ハリ治療や吸い玉療法などの施術を受けているようです。

【↓吸玉療法を受けるリ・ハン】

(via mirror)

6.脳腫瘍の除去で肥満に、フレディ・ハント 38kg

(via Oddee)

3歳の幼児フレディ・ハントが、脳腫瘍の除去手術を受けたことで、「視床下部性肥満症」にかかり、苦しんでいます。

6ヶ月前、手術を受ける以前は15kgほどでしたが、現在では38kgに達し、歩くことも難しく、片目の視力も失い、ソファに座りっきりになっています。

【↓手術を受ける前のフレディ】

(via mirror)

視床下部性肥満症は、脳にある食欲中枢が損傷を受けることで発症します。一度かかってしまうと、食欲を抑えられず、制御できない過食が生じます。

極度の肥満が彼に与える悪影響は、肝臓や心臓に顕著で、このままだと命に関わります。しかし、この障がいに対する根本的な治療方法がないため、家族は途方に暮れています。

7. 5歳のミサエル・アブレウ 76.2kg

(via Kaskus)

5歳の少年が自分の体重に締め上げられて苦しい生活を送っています。彼は他の5歳児の3倍近くの体重があり、治療法が存在しない遺伝病を患っているのです。

彼はこれまでに何度も紹介した「プラダー・ウィリー症候群」の患者です。

ミサエルは、ブラジル東南のエスピリトサント州に2892gで生まれました。赤ちゃんの時からすごい食欲で、よく母乳を飲んだと言います

【↓乳児のころから食欲おうせいだった】

(via metro)

それからも彼の食欲は増進しつづけ、1歳半からは毎月3kgずつ増えて、現在では76.2kgに達しています。毎日低脂肪の食事や40分のウォーキングを行っていますが、体重が減る様子はありません。

ミサエルは睡眠時、無呼吸におちいることがあるため、このまま体重が増えていったら、さらに症状が悪化し、命に関わるのではないかと、両親は心配しています。

8.スーマン・カトゥーン 90kg

(via Barcroft TV)

彼女のドキュメンタリービデオ


彼女は6歳当時、インド一体重の重い少女として有名でした。90kgもあったのです。

食べる量が尋常でなく、1週間で14kgの米、8kgのジャガイモ、8kgの魚、180本のバナナを消費します。父親は彼女を食べさせていくだけでも、とても大変だと語っています。

家の暮らしは貧しく、父親は1週間で1500円しか稼げません。我慢させようにも、やはり子どもがお腹を空かして泣いているのを見ると、かわいそうに思えて食べ物をあげてしまうと言います。

しかし医者は、もしこのままの状態が続けば、心臓発作を起こす可能性があると指摘しています。

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雑学

Posted by uti