相手を不快にさせる無意識下のボディーランゲージ20種
私達の何気ない体の動作「ボディランゲージ」は、言葉以上に自分の感情を物語ることがあります。これらの動作は、潜在的な意識から反射的に行っていることが多いからです。
ボディランゲージにも、相手にポジティブな印象を与えるものと、全く逆の印象を与えるものがあります。今回は、ネガティブなイメージを与えることがある「会話中のボディランゲージ」についてご紹介します。
1.時間を確かめたり、自分の爪をジロジロ見たりする
(via Wittyfeed/Coalmarch)
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会話中に行うこれらの動作は、退屈の強いサインです。
相手の話しがつまらなく、これ以上会話していたくないということを暗に示しています。その行為がたとえ一瞬だとしても、相手を不快させるには十分です。
それゆえ、できるだけ両手は体の横につけておくのが望ましいとされます。
2.洋服の毛玉・綿くずを取り始める
(via General Indian and Global News )
実際に服に毛玉がついてあろうと無かろうと、このような行為を会話中に始める人がいます。
相手の意見や態度が気に入らないものの、口に出して言うつもりが無いときに見られやすいボディーランゲージです。
会話中に下を向いて他のことを始めるのは、相手に対してある種のあきらめや、関心の無さを示すことになり、会話相手を不快にさせることがあります。
3.アゴをなでる
(via Body Language Signals)
アゴを触る・なでる行為は、たいてい熟考しているときに見られます。しかし会話中でこのボディランゲージを使うと、相手を評価・品定めしているように思われることがあります。
特に、会話相手の目を見ながらこのようなことをすると、そう勘違いされやすいです。
4.モノを体の前で抱きしめながら話す
(via Psychological Facts)
ノートやコーヒーカップ、バッグなどを体の前で持ちながら話すのは、相手に対して恥ずかしさや反抗の心を示すものです。相手と自分との間にモノを挟むことで、相手を遠ざけようとしているわけです。
5.目を細める
(via Body Language Success)
目を細めるのは、犬やトラなど動物界でも普通に見られるように、相手への怒りや威かくが根源になっていることが多いです。
相手との会話、相手の考えに対して嫌悪感を覚えたときに、このようなボディランゲージが反射的に現れることがあります。
目を細めるのは、深く考えている時にも自然となりやすいので、相手に間違ったメッセージを与えないよう気をつける必要があります。
6.近づき過ぎる
(via skillsconverged)
他人に近付かれると不快に感じる空間「パーソナルスペース」は、誰にでもあります。写真のように親しい関係なら~45cm以内、友達なら1.2m、他人との会話なら1.2m~3.6mまでが適切な距離感とされています。
7.そっぽを向きながら相手と話す
(via eHarmony)
そっぽを向きながら相手と話すのは、相手への無関心を表明しているのと変わりありません。この行為をごうまんさの表れだと思う人もいます。
そのため、会話相手の顔をまっすぐ見て話すことを心がけたほうが、良い印象を与えられます。
8.会話中に顔(鼻、口など)を触る
(via Nerdy Heartbeat)
全ての人があてはまるわけではありませんが、会話中に鼻を触ったり、口を手で覆ったり、目をこすったりするのは嘘をついている人が知らずに行ってしまうボディランゲージです。
それゆえ会話中には、顔から手を離しておいたほうが良いとされます。
9.会話中に作り笑いをする
(via Seek Cindy)
会話中の作り笑いも、鼻や口を触るのと同様、相手をあざむくサインとなることがあります。作り笑いは目元が笑顔の形にならないため、相手に強い違和感を抱かせることにもなります。
10.頭の後ろやお尻に手を当てる
(via Pixabay)
頭の後ろで手を組んだりするボディランゲージは、自分が相手よりも優位な立場にあることを主張しているのと変わりありません。
仲の良い友達以外にやると、優越感が強く、自信過剰な人物だとみなされることがあるので気をつける必要があります。
11.腕を組む
(via Forest Runner/flickr)
体の前で腕を組む行為は、相手に対して身構えている、あるいは反抗の意志を持っていると解釈されることがあります。また、自己中心的な人物だとみなされることもあります。
12.頭や首の後ろをかく
(via pixabay)
会話相手に対して、不安感や不信感を抱いていることを示すボディランゲージです。また嘘を付いていると相手からみなされることがあります。
誰かとコミュニケーションをとっている時は、手は頭から話しておくのがベターです。
13.シャツの襟をいじくる
(via The Idle Man)
シャツのエリをいじるのは、「今、私はとても不快です!」と声をあげて主張しているようなものです。あるいはイライラを言葉として出さないために、やっているのかもしれません。
14.まばたきの回数が異様に増える
(via Public Domain)
会話中にまばたきの回数が増加するのは、不安の表れです。とくに緊張すると、心臓のドキドキとともにまばたきが早くなる人が少なくありません。
たいてい会話中は、相手と目を合わす機会があるので、動揺していることは確実にバレます。
もし緊張している時に、まばたきが早くなると自覚しているのなら、意識してまばたきの回数を減らす努力をしてみることをおすすめします。
15.頭を手で支える
(via funnyjunk)
「とても退屈をしている」というメッセージを相手に投げつけています。自分の頭を手で支えなければならないほど頭が重く、眠たくなるような会話だと暗示しています。
両手はテーブルから降ろし、落ち着かせておきましょう。
16.手汗を服でふきとる
(via Pixabay)
過度に緊張していることを相手に伝える動作です。手は拭かずに、そのままにしておくほうが良いでしょう。
深く息を吸ってリラックスを。
17.イスの端に座る
(via Care2)
身体的あるいは肉体的な心地悪さ、または落ち着きの無さを表します。またそのような態度は、周囲の人にも伝染することがあります。
18.手や足をトントン(貧乏ゆすりなど)
(via The Why Files)
会話相手にイライラしたり、自らの短気さや退屈さを示すボディランゲージです。無意識の内にやりやすい動作でもあるので、手足を意識して動かさない訓練が必要となります。
19.小さなモノを手でいじくりまわす
(via Wikipédia)
ペンや消しゴム、紙くずをいじったりする動作は、不安あるいは退屈、落ち着きのなさの表れです。特に、親しい間柄でない人との会話中には、相手に不快感を与えやすいので気をつけたほうが良いです。
19.足の体重移動を繰り返す
(via Quora)
片方の足に体重をかけ、どちらかに体を寄せる動作はたいてい、精神的・肉体的な不快感を示していることが多いです。
これを会話相手が見ると、会話を止めてこの場から早く離れたいのではないかと思ってしまうことがあります。
ディスカッション
コメント一覧
“顔から手を話しておいたほうが”
誤字です
ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。