ほとんど知られていない体毛・髪の毛の雑学

興味深い体毛に関する雑学をご紹介します。全12種類。

1.男性が性的な妄想をすると、ヒゲが伸びやすくなる

(via Wikimedia )

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ケンブリッジ大学の調査によって、性活動がヒゲの成長速度を上昇させていたことが明らかになった。性行為はもちろん、ひわいな妄想によっても、ヒゲは伸びやすくなるという。

これは体毛の成長を促す男性ホルモンが、より分泌されやすくなるためである。

2.髪の毛は情報の倉庫である。たった一本の毛から、およそ3ヶ月前までのアルコール・薬・ビタミンの摂取が検知できる

(via wikipedia)

その他にも、鉛や水銀の中毒でないかも調べることが可能で、毒物による殺人事件の捜査にも使われている。また、毛根からDNAを採取すれば、その人物の特定が可能である。

3.頭髪を全部合わせると、総重量12トンの重さに耐えられる。これはゾウ2頭分に匹敵する

(via Wikipedia)

1本の髪の毛はおよそ100gまで支えることができる。一般成人の頭髪本数が平均12万本であるとすれば、合計で12トンもの重さに耐えられるのだ。

4.人種ごとに髪の毛の成長速度が異なる。アジア人が最も早く、黒人が最も遅い

(via Wikipedia)

個人差も大きいが、平均をとれば人種ごとで髪の毛の伸びる速度は異なる。具体的には、アジア人は1ヶ月で1.3cm伸びるが、白人は1.0cm、黒人は0.9cmである。

黄色人は髪の毛が伸びやすいものの、その代わり髪の密度は最も小さい。だが、その分髪の毛が太くなっている。

5.髪の毛の断面を見ると、アジア人は丸く、白人はだ円に近く、黒人は平坦な形をしている

(via janice cooper)

6.最も珍しい髪色は赤。世界人口の2%以下である

(via Mon Mer/flickr)

赤色の髪は世界で最も珍しい。だが人口に換算すれば、1億4千万人ほどいる。最も赤毛の割合が多い国は、スコットランドで全体の13%。国民の40%が赤毛になる遺伝子を有している。

7.赤毛の人は傷つきやすい

(via wikimedia)

イギリスの医学会会報によれば、赤毛の人は他の髪色の人と比べて、痛みの耐性が低いという。治療中に痛がる人が多く、痛みをなくすために通常よりも平均で20%鎮痛剤を増加させる必要があった。

また、肌が白く色素が薄いゆえに、他の髪色の人よりも皮ふガンになりやすい。

8.古代ローマでは、髪染めにハトのフンやヒルが使われていた

(via curiosity)

金髪にする際は、ハトのフンと灰を混ぜ込んで、たっぷりと髪の毛になじませる。そして、髪の毛を尿にひたして、脱色させていた。

黒髪に染める時には、ヒルを酢にひたして発酵させた後、髪の毛に塗り、日なたで乾燥させることで染色していた。その他にも髪の毛に金粉をまぶしたり、木の実の粉や、ベリーが使用されていた。

9.女性の長髪世界一は、5.627m。

(via guinnessworldrecords)

中国に住む謝秋萍(しゃ しゅうへい)さんの記録。彼女は1973年の13歳の頃から、髪の毛を伸ばし続けていた。2004年3月の測定で、ギネス記録に認定された。

10.男性の長髪世界一は、非公式だが6.8m

(via Hyperbox)

ベトナム住みのトラン・ヘイズさんで、彼はヘアカットをした後に病気になった経験から、それ以来50年以上髪の毛を切っていなかった。

漢方医として働き、質素な生活を営んでいた。ただ洗髪はしないらしく、髪の毛をとぐろのように巻いて、スカーフでいつも保護していた。

ベトナムのメディアによれば、彼は2010年に79歳で亡くなったとのことだ。

11.金髪は肌の白い人がほとんどを占めるが、例外的に肌の黒いメラネシア人も金髪になる

(via wikipedia)

メラネシアは、オーストラリアの北側にある国々で、パプアニューギニアやフィジーなどが含まれる。ここの原住民は、一定の割合で金髪の子供を産むことで知られる。

メラネシア人の金髪はたいてい、強い巻き毛で麦わら色になる。また、ヨーロッパ人と金髪が出現する遺伝子が異なり、白人の場合は金髪だと青い瞳を持つ者が多いが、メラネシア人はそうならず、黒い瞳である。

12.毛のない男性は、心臓病になるリスクが高い

(via pixabay)

薄毛と健康との関連については、様々な研究が行われている。4万人の男性を対象に行った調査では、禿げていない人に比べ、70%も心臓病にかかりやすいことが明らかになった。

またインドでは、2000人の若年者に対して調査を行ったところ、若はげや若白髪の人ほど心臓病のリスクが高く、そうでない人とくらべて最大で5倍以上の差があることが判明した。

これらの関しては、おそらく男性ホルモンが強く影響を与えていると考えられている。

References:Time, factslegend, listverse

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雑学

Posted by uti