数字が嫌いでも興味深い世界の統計雑学・9個
1.バングラデシュはロシアよりずっと小さいが、人口は多い
(via wikimedia)
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バングラデシュの国土面積はロシアの1/115しか無いが、人口はバングラデシュの方が2000万人近く多い。それに加えてバングラデシュの出生率は2015年の調査で2.14、ロシアは1.75であるから、この差はさらに開いていくと予想される。
(via Google map)
日本も国土面積に対して人口はかなり多い方だが、バングラデシュはその上を行く。
面積は日本の約1/3しかない上に、3600万人近く多い。また日本の出生率は1.46で、これから日本の人口は毎年数十万人単位で減少していくため、 その隔たりは大きくなっていく。
2.銀河系の恒星より、地球にある木の数の方が多い
(via Wikipedia)
私達の住む銀河系(天の川銀河)にある太陽のような自ら光を放つ星の数は、1000~4000億個と推定されている。一方で樹木の数は推計3兆本であり、樹木の方が数倍以上多いのだ。
3.ドイツは、世界で最も子どもの割合が少なく12%。一方でケニアは40%
(via indexmundi)
(※縦軸が年齢、横軸は人数で単位は百万。左が男性、右が女性)
(via indexmundi)
CIAの刊行したワールド・ファクトブックによれば、2017年におけるケニアの0~14歳の人口は1905万人で、全体の40.02%だった。一方ドイツは1033万人で12.82%。
またドイツの出生率は1.5、ケニアは4.26であることから、ドイツは更に子どもの割合が減るが、ケニアは増加していく。
ちなみに日本もドイツとかなり似通っており、0~14歳の人口は1623万人で12.84%となっている。
4.中国は最も金が採れる国
(via King World News)
金は2006年まで南アフリカが首位を独走していたが、中国やオーストラリア、ロシアなどに追い抜かれ7位にまで後退している。中国の生産量は毎年440トンに達し、これはおよそ2兆円の価値がある。
5. 千年間で、人間の数は22倍も増えた
(via pixabay )
西暦1000年と2000年の人口を比較すると、1000年が推計2.75億人、2000年が61.4億人であり、約22倍まで増加した。
これからさらに増え続け、2050年には約100億人、2100年には112億人に達すると見積もられている。
6.一生のうち、平均して地球4.5周分を歩く
(via Wikipedia)
健康で活発に動く人は、1日平均で7500歩をあるくと言われている。もし80歳まで健康的に動き続けることができたとすれば、生涯であるく歩数は2.16億歩。
これに平均歩幅の70~80cmを掛け算すると、一生で歩く距離は約18万kmで地球4.5周分だ。
7. 電子メールの90%がスパム
(via wikipedia)
世界最大のネットワーク機器開発会社のシスコの調査によれば、電子メールの90%が宣伝目的で一方的に送られるスパムメールであるという。
8.デンマークの母親は一番働いている(OECD中)
(※棒グラフの黄色がパートタイム、赤がフルタイム、黒は変動)
(via weforum)
デンマークでは、82%の母親が何らかの仕事をしていることがOECDの調査で判明した。次いでスウェーデン、スロベニア、オランダで7割以上だった。
一番少ないのは、2017年時点で失業率20.9%のギリシャであった。ギリシャでは仕事が見つからないため、約5割が専業主婦である。
9.マクドナルドでは、1秒で75個のハンバーガーを売り上げている
(via wikipedia)
2016年時点でマクドナルドは、120カ国で36,899店舗が営業中であり、毎日6,800万人が訪れている。それらの店舗で売れるバーガー類は1秒で75個、フライドポテトは42kg分にもなる。
参考:brightside
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