ほとんど知られていない珍しい恐怖症・15選
特定の物事に対して異常な恐怖心を持ってしまう恐怖症。ひどい場合には、めまいや吐き気、呼吸困難、パニック発作を起こすこともある。
有名な恐怖症としては、狭い場所が苦手な閉所恐怖症や、とがったものが苦手な先端恐怖症などがある。ここでは、ほとんど知られていない恐怖症を見ていくとしよう。
1.箸恐怖症
(via André Hofmeister/flickr)
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箸を使うことに恐怖心を感じてしまう症状。フォークやスプーンは使い慣れているが、箸はあまり使わない欧米人に見られやすい。
箸を使って食事する際に、うまく食べられず苦い思いをしたことが原因でかかることがある。またアジア人に対する差別が箸恐怖症につながっている場合もある。特定のアジア国を嫌っており、箸とその国を関連付けて考えてしまうそうだ。
2.左側恐怖症
.(via Wikipedia)
左手や左半身など左に関することに恐怖する。左折するときに毎回嫌悪感を感じるような場合でも左側恐怖症と言えるそうだ。
この恐怖症は、過去の強烈な体験が原因になっている可能性が強い。また信仰心の強い人にとって左手は魔女が使うものであり、邪悪な黒魔術を連想させるため、忌み嫌われる。
3.恐怖恐怖症
.(via Alyssa L. Miller/flickr)
恐怖症を起こすかもしれない物事に対して恐怖する症状。たとえば、狭い場所に行くと閉所恐怖症になってしまうのではないかという恐怖心で、動悸や吐き気を起こしたりする。不安障害の人がこの恐怖症にかかりやすいとされている。
4.若者恐怖症
.(via Pixabay)
若者への恐怖心や嫌悪感を持つ若者恐怖症は、患者のほとんどが高齢者である。その多くが、若者を反抗的で無礼な存在だとみなし、わがままで手に負えないと考えている。
5.起座恐怖症
.(via Public Domain Files)
もし座っていることに恐怖を感じるのなら、起座恐怖症である。怠けることに対して恐怖を感じるのと似たようなものがある。無理に座ろうとすれば、呼吸困難や多汗、吐き気などの症状が現れることがある。
6.長い単語恐怖症
.(via Wikipedia)
ひと目で分かるような長い単語の看板やポスターなどを見ると、恐怖を感じてしまうのが特徴である。英語名では、Hippopotomonstrosesquipedaliophobiaと言い、この症名自体が恐怖症を引き起こしかねないという皮肉さが込められている。
7.人前で字を書くことに対する恐怖症
.(via GoodFreePhotos)
書き手にとって、誰かに見られるかもしれない場所で文字を書くのはストレスになることが多い。見た人が邪魔をしたり、プライバシーを侵害することもありうるからだ。この恐怖症にかかっている人は、比較的多いとされる。
8.粘液恐怖症
.(via Wikimedia)
ねばねばする物に対して恐怖を感じる。たとえばホラー映画でエイリアンに生きたまま粘液まみれになって食べられたりするシーンや、エイリアンの裂いた腹から出てきた粘液まみれの死体を見たりして発症する。
9.継母恐怖症
.(via Pixabay)
継母は父親の妻であるが、自分と血のつながりの無い母のこと。継母恐怖症は、ディズニー映画などを見て育った子どもがかかりやすいそうだ。ディズニーアニメでは、継母のイメージはかなり悪く、たいてい主人公をいじめる側に回るからだ。
10.笛声恐怖症
.(via Wikimedia )
フルートなどの笛の音を聞くことに恐怖を覚えてしまう症状。ひどい場合には頭の中で繰り返される笛の音で、パニックにおちいることもあり、日常生活が困難になる。
11.吉報恐怖症
.(via leyla.a)
良い知らせを聞くのが怖いという症状。良い知らせはフラグであり、その後には必ず悪いことが起こると考えてしまう。このような症状は、自分に自信がなく、何事も悲観的に捉えてしまう人に多く見られる。
12.666恐怖症
.(via wikimedia)
キリスト教の聖典である新約聖書では、666が悪魔や反キリストにつながる数字だと考えられている。日本では仏教や神道が多いため、この恐怖症になる人はきわめて少ないが、アメリカなどのキリスト教国では比較的多い。
13.ひげ恐怖症
.(via beardstyle)
ヒゲの生えた人に対して強い嫌悪を感じる症状。ヒゲ恐怖症の患者にとってヒゲの生えている人は、何か隠し事をしていて、信頼できない人物だとみなされている。
14.ボタン恐怖症
.(via wikimedia)
ボタン恐怖症の人はボタンが付いた服を避けようとする。また、ボタンについて話したり、見たりするだけで不安な状態に追い込まれることがあるという。
非常にまれな恐怖症だが、およそ7万5千人に1人がこの恐怖症をわずらっているとされる。
その原因は子供の頃のトラウマによるものが多いとされ、たとえばある患者はボタンが大量に入ったバケツに頭から落ちたり、ボタンが喉に詰まったりなどの経験をしていた。
15.ニワトリ恐怖症
.(via Matt Davis/flickr)
ニワトリに対して異常な恐怖心をもつ症状。卵や死んだニワトリも恐怖の対象になる。
患者はニワトリを攻撃性が強く、人に襲いかかる動物であると誤った認識を持っていることが多い。これは過去のトラウマが原因だと言われている。
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ぼくは人間恐怖症
自分は着信音と家の呼び出し音