妊娠・出産に関する驚くべき事実・11個

2018年7月11日

1.妊娠期間は1年を超えることもある

(via maxpixel)

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妊娠期間の平均は40週(280日)であるが、この日数はよく大小する。これまでに最も妊娠期間が長かった女性は、ロサンゼルス出身のベウラ・ハンター(25歳)さんで375日だった。

理由は分からないものの、彼女の胎児は通常よりも子宮の中でゆっくりと成長していった。妊娠期間は長かったが、生まれた赤ちゃんはとても元気な女の子だった。

2.胎児は子宮の中でおしっこをして、それを飲んでいる

(via wikipedia)

胎児は羊水の膜の中で、腎臓の発達にともない妊娠8週頃からおしっこをし始める。つまり羊水の成分は、赤ちゃんのおしっこなのだ。

10~11週目になると、今度は口中を閉鎖していた口咽頭膜が破れて、このおしっこを飲むようになる。そしてこのおしっこは、再び腎臓で処理されて羊膜の中へと排出されるのだ。

3.妊娠によって足のサイズが大きくなることがある

(via thefootandankleclinic)

妊娠中に大きくなるのは胸やウェストだけではなく、足のサイズもである。49人の女性に対して、妊娠中・出産後5ヶ月の足のサイズを調査したところ、土踏まずの高さはわずかに減少する一方、足の長さは2~10mm伸びていることが明らかになった。

この原因は複数あり、妊娠によって母体に余分な水分が蓄積されたり、ホルモンの変化が関節の柔軟性をもたらしたり、体重の増加によって足にかかる圧が増えたりするためだと言われている。

4.赤ちゃんはお腹の中でも、泣く

(via Quora)

赤ちゃんは声こそ出せないものの、妊娠28週目ごろから泣くような仕草を見せることが分かっている。

超音波映像による分析では、母体で鳴った低音ノイズに対して、大きく口を開け、舌を落ち込ませ、しゃくりあげるような行動を起こし、泣いている動作が見られた。

5.妊娠すると肌にシミができやすくなったり、肌色が濃くなることがある

(via bustle)

妊娠による肌の変化を調査した論文によれば、90%の女性が妊娠で肌の変質を経験しており、顔の周囲にシミやそばかすができたり、目の周りがくすんだり、肌色が濃くなったりしている。

この変化は永続的な場合もあるが、出産を終えると目立たなくなることが多い。

6.胎児は母親が食べた物の味や匂いが分かる

【羊膜嚢(ようまくのう)にいる妊娠10週目の胎児】

(via .ntd.tv)

羊水は母親が消化した食べ物によって味や匂いが変化することが知られており、それを胎児が飲みこんで味を認識している。それゆえ妊娠中の食生活が、子どもの好き嫌いに影響を与えることがある。

たとえば妊娠中に人参ジュースをよく飲んだりすると、生まれてきた赤ちゃんは離乳後に人参を嫌いになりにくくなることが報告されている。

7.世界で最も背の低い母親は、身長71cm

(via ntd)

アメリカのケンタッキー州に住むステイシー・ヘラルドさんは、骨形成不全症のために骨が正常に発達せず、身長は71cmしかなかった。医者から出産は無理だと言われたが、彼女はそれが間違っていることを一度ではなく、二度、三度と証明してみせたのだった。

だが三人の子どものうち、長女は健康そのものだったが、下の二人は骨形成不全症が遺伝していることが分かった。

彼女にとってこの障害は、大変な困難であることは間違いないが、身長175cmの夫と一緒に育児を分担して毎日忙しくも充実した生活を送っているそうだ。

8.出産時に最も重かった女性の体重は241kg

(via dailymail)

30人の医師チームがドンナ・シンプソンに行った帝王切開手術は、非常にリスクの高いものだった。そのとき、彼女の体重は241kgにあり、出産には命の危険がともなったが、出産後は母子ともに健康そのものであった。

彼女はデブフェチ系のセクシー女優で、出産後6ヶ月にして愛好家のために、体重1000ポンド(454kg)を目指すと宣言した。現在の体重はわからないが、出産から3年目で32kg増量したという。

9.一度の出産で生んだ子どもの数の世界記録は、8人

(via Salon Boduar)

ナディア・スールマンさんは、体外受精で健康な8つ子を産み、出産数の世界記録を保有することになった。だが彼女はすでに6人の子どもがおり、しかも無職で生活保護を受けていたことが発覚し、多くの人が彼女の出産に対して否定的な意見を持っていた。

出産の1年後には、セクシー女優としてデビューし、ストリップクラブにも勤めていたが、現在はその仕事をやめて14人の子どもたちと生活保護で暮らしているそうだ。

10.世界最年少の母親は、年齢が5歳

(via onedio)

リナ・メディナさんは1933年9月27日にペルーで生を受け、それからわずか5年7ヶ月と21日目に男の子を出産した。彼女はその年齢にして性的な成熟を迎えており、性早熟症だったとされる。

だが母体の骨盤は成長しておらず小さかったため、帝王切開での出産となった。

11.世界で初めて子どもを産んだ男性

(via Stalktr)

彼は性別適合手術で女性から男性へと変わったトランスジェンダーで、法的には男性である。2007年に体外受精により3つ子を妊娠し、世界初の妊娠した男性として歴史に名を残すことになった。

本来なら彼の妻であるナンシーさんに子どもを産んでもらいたかったのだが、ナンシーさんは不妊で子供を授かることができなかったため、自らの子宮で妊娠することを決意したのだった。

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雑学

Posted by uti