ひそかに他人の家で暮らしていた怖すぎる人達(6人)

2019年6月11日

全くの赤の他人が、他人の家に隠れて住みついてしまうケースは映画や小説だけの話ではない。不法侵入者が屋根裏や床下に入り込み、家の食べ物を盗んで生活していたという事件が世界中で起きているのだ。今回は、そのような事例を6件ご紹介していこう。

1.ホリカワタツコ

(via Thought Catalog)

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2008年のある時、福岡の賃貸アパートに住む男性(57歳)が冷蔵庫の食べ物が無くなっていることに気づいた。窃盗犯の仕業かもしれないと考えた男性は、ケータイでリアルタイム映像が見られる監視カメラを自宅に設置した。

それからまもなくしてケータイへ送られてきた映像に、冷蔵庫を開ける見知らぬ女性の姿を目撃したのだった。男性はすぐさま警察に電話をかけ、家を調べてもらうようお願いした。

男性のアパートに駆けつけた警察官は、ドアや窓が完全に施錠されており、侵入の形跡が無いことを確認した。そして侵入犯がいると思われるアパートの中へ入っていった。

家には何の痕跡も無いと思われたが、クローゼットの上にある棚を開いたところ、隅で震えている女性が見つかった。

(via Golfxs con principios)

その女性は住所不定のホリカワタツコ(58歳)で、この男性の住居に住み着く前から周辺の家々に不法侵入し、ひそかに暮らしていた。

男性は彼女が逮捕されるまで、1年近く知らずに自宅で一緒に暮らしていたことになる。

2.屋根裏に隠れていた元夫

(via Cerev)

2012年、トレーシーはサウスカロライナの自宅に、自分と5人の子供だけが住んでいると思っていた。だがもうひとりの居住者、12年前に別れた元夫がいたのだ。

元夫を発見する数日前、トレーシーは屋根裏で奇妙な音を聞いた。そのときに彼女と2人の子どもが屋根裏を調べたが、誰も見つからなかった。

だがそれから、一晩中奇妙な音が屋根裏から聞こえてくるようになった。その振動で天井から漆喰や釘が彼女のベッドに落ちてくるほどだった。怖くなったトレーシーは翌日、甥を呼んで屋根裏を見てもらった。

そして甥は屋根裏の奥で、眠り込んだ彼女の元夫を発見したのだった。元夫は見つかったことに気づくと、不気味な笑みを残してそそくさと家から出ていった。屋根裏には元夫が残していった写真やおもちゃ、カセット、尿や便が入ったボウルが見つかった。

後にトレーシーは、彼女の寝室の換気口から部屋をのぞき見されていたことを知った。元夫がいつからいたのか分からないが、1年前彼女の自宅に新しいドアの取り付けを手伝いに来ていたそうだ。

3.暖まらない家

(via abcnews)

ワシントン州の一軒家に住むベルマ・ケレン(73歳)は、自宅の暖房をいくら強めても家の一部が暖まらないことを不思議に思っていた。暖房装置が壊れたのかと思い、新しい暖炉を購入したが問題は全く解決しなかった。

そこで修理屋を呼んで見てもらったところ、問題は暖炉にあるのではなく、床下に人が住んでいることが原因だと分かった。その不法侵入者は暖炉の熱を送るダクトを切断し、潜伏場所に暖気を送っていたのだ。

ケレンはショックを受けた。彼女はその人物を一度も見たことは無かったが、家の中で変なことが起きているのは気づいていた。家の門扉が開いたままになっていたり、ときどきタバコよりひどい臭いがしたという。

床下に麻薬などの薬物は見つからなかったが、散乱したビール缶が発見された。既に侵入者はこの家を去った後だったため、いつ誰が入ったのかは分かっていない。

4.屋根裏にいたホームレスの男

【家に潜んでいた男】

(via nbcwashington)

2017年、ヴァージニア州の女性が住む賃貸アパートの屋根裏に、ホームレスの居住が明らかになった。

見つかるきっかけとなったのは、女性が一人で真夜中に聞いた屋根裏部屋の足音だった。ときどき大家が上階にある倉庫を利用することがあったので、その足音を確認するため大家と連絡を取った。しかし大家は、倉庫を使っていないと答えた。

怪しく思った大家は夜中1:30に警察へ電話し、屋根裏を見てもらうようにお願いした。駆けつけた警察官は屋根裏にのぼり、呼びかけを行った。すると60歳のホームレス男性が出てきたのだった。

ホームレスがいつから住んでいたのかは明らかになっていないが、未施錠のドアから侵入し住み着いたとされている。

5.正体不明の男性

(via Nightmare Scape)

アンバー・ダウン(20歳)はワシントン州の小さな町にあるアパートに引っ越してきてから、奇妙な足音を聞くようになった。彼女は念のため、屋根裏に続く落とし戸を開けて確認したが、誰もいなかった。

誰かがいるような気持ち悪さを感じたものの、気のせいだと思うことにした。だがそれから6ヶ月に渡って奇妙な出来事が続いた。

ジュースの缶やスープがいつのまにか無くなっていたり、物が移動していたりするようになったのだ。

引っ越してから6ヶ月目、彼女は風邪をひいて家で休養をとることになった。その日、夜7時頃にベッドで大きな音が聞こえたのだが、飼い犬がならした音だろうと考えていた。

だが夜11時、ゆっくりとお風呂につかっていたときに天井を見上げると、閉じてあるはずの屋根裏の落とし戸が開いていることに気づいた。このときに、誰かが自宅のどこかにいることを確信したという。

彼女は急いで服を着て、片手にハンマーをもう片手に飼い犬を抱いて、家を出た。そして義姉に電話をかけ、車で拾ってもらい警察へ向かった。

警察が現場に向かった時には、既に男はいなくなっていた。だが屋根裏には寝袋と本、食べ物が残されていた。彼女は次の日には家を移った。それ以来、屋根裏にひそんでいた男が現れることはなくなった。男の行方も不明のままだ。

6.ジミー?と呼びかけてくる女性

(via KOMO-TV)

2016年のこと、デヴィス・ワルマンはシアトルの自宅で屋根裏から変な音を聞いた。二階に上がってみると、部屋の一つだけ消えていたはずの照明がついていた。

彼はその部屋に入ってみようとしたが、ドアは中から鍵がかけられていた。彼はドアをノックすると、中から女性の「ジミー?、ジミーなのね?」という声が返ってきた。

彼は自分がジミーではないことを伝え、警察に通報する前にどうしてここに入ってきたのかを聞いた。すると女性はドアを開けて、「ここは私の家で、ここに住んでいるの。3日間この部屋にずっといた。ジミーがここにいろって言っていたの」と訳のわからないことを彼に告げた。

彼は彼女の言葉に混乱したものの、警察が来るまで彼女を制止しようとした。だが彼を振り切って家から出ていってしまった。彼女は荷物を屋根裏に置きっぱなしにしたままで、二度と戻ってくることはなかった。

【荷物が放置されていた屋根裏部屋】

(via news.com.au)

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Posted by uti