多くの人が驚いた雑学15個

1.インドネシアの奥地では、オランウータンが体毛を剃られ、売春させられていた

【右下は保護されたときのオランウータン、ポニー】

(via nthensome)

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インドネシア・ボルネオの奥地カレンパンジという村で、オランウータンのポニーは性奴隷として飼われていた。村の男たちは売春宿を訪れ、女性かポニーかを選び、男女の行為に及んでいたとされる。

ポニーが助け出されたのは2003年始めのことで、彼女が6~7歳のときだった。発見されたときポニーは壁の鎖につながれていた。ポニーの体毛はすべて剃られ、体中に蚊の刺し痕と痛々しい傷痕が残っていた。

保護された後、精神的にも肉体的にもひどいトラウマを負っていたポニーを野生に戻すリハビリは、大変な苦労を要した。だが保護されてから10年後の2013年に、ついに野生へ戻すことに成功した。彼女は今、他の仲間たちとうまくやっていくことができているという。

2.トランプ1組をシャッフルすると、トランプの並びは、そのほとんどが今まで誰も見たことのない並びになる

(via wikimedia)

トランプをシャッフルするたびに、あなたは新しい歴史を作っている。

それだけトランプの並べ方の数が多いということであり、実際に52枚のトランプの並べ方は、以下の通り数だけある。

【52枚のトランプ並べ方】= 52 x 51 x 50 x…x 2 x 1 =8 x 10^67 (8千不可思議)

8千不可思議という8に0が67個ついた数値だけ並べ方が存在する。どれだけこの並べ方が多いかというと、もし宇宙が始まった140億年前から、誰かが1秒毎にトランプをシャッフルし続けたとしても、この数には届かず、それよりも10^18倍多いのだ。

トランプの並べ方を網羅することは、宇宙にある星のひとつひとつを数え上げるよりも大変だ。星の数は10^23個と推測されており、トランプの並べ方に比べれば天文学的に少ない。

3.盲目であるにもかかわらず、道路を自転車で走れる男性がいる

(via Inside Edition)

ダニエル・キッシュさんは眼がんにより生後13ヶ月で眼球を失ったが、目に代わる視覚を手に入れた。それはエコロケーションと呼ばれる、音の反響を耳で聞き、周囲の状況を知る方法だった。

【エコローケーションを使い自転車などに乗っている動画】

彼はカチカチという音を口で鳴らすと、周りにどんな物があるか理解することができるのだ。エコロケーションによって彼の頭には3次元のイメージが浮かび上がり、障害物の大きさや密度、質感などが分かるという。

4.アポロ11号の全航行機能を自動制御していたコンピュータは、現在の関数電卓(グラフ付き)の1/6以下の能力しかなかった。それで人類を月面まで到達させた

【アポロ宇宙船に使われていたコンピュータ】

(via wikipedia)

5.人間の精子1つに、およそ37.5MBのDNA情報を含んでいる。すなわちたった3秒の射精で、およそ1.5TBものデータ移動が起きる

(via JaredZammit/flickr)

6.ブタは体の構造上、立ち上がった状態で空を見ることができない

(via study)

少し悲しい事実である。しかし横たわった状態なら空を見上げることができるし、水たまりの反射でも空を見られる。

7. 100万人に1人の〇〇といっても世界人口は77億人なので、100万人に1人は約7700人もいる

(via jenny downing/flickr)

8.ティラノサウルスは、ステゴサウルスよりも私達人間と近い時代に生きていた

(via lakja)

上の写真の左側が肉食恐竜のティラノサウルス、右がゴジラのモデルになったことでも知られる草食恐竜のステゴサウルスである。

そのティラノサウルスが生きていたのが、約6850万~約6550万年前。一方、ステゴサウルスは1億5900万~1億4400万年前で、生息時期にはおよそ9000万年の差がある

だが人間とティラノサウルスの差は6500万年ほどだ。ティラノサウルスは、ステゴサウルスよりも人間とより近い時代に生きていたのだ。

9.小さじ1杯のハチミツは、ミツバチ12匹が一生かけてつくりだす分量である

(via Pexels)

10.腎臓移植をする際、通常元の腎臓は残しておき、第3の新しい腎臓を骨盤に移植する

(via wikipedia)

11.ゾウの歯は生涯で最大6回まで生え変わる。だが6回目の歯がダメになると、餓死する

【ゾウの歯】

(via wikimedia)

ゾウは、上と下にそれぞれ2セットの歯があり、これで植物を食べている。この歯は定期的に生え変わり、40代までに6回生え変わる。新しい歯になるたび、その強度は増していくが、もし6度目の歯がすり減って使えなくなってしまったら、食べることができずに死んでしまう。

動物園などでは高齢のゾウに柔らかい食べ物が与えられるため、このようなことが原因で亡くなるケースはまずない。

12.赤ちゃんゾウは生後9ヶ月ごろまで、鼻で水を飲む方法がわからない。そのため写真のように口から直接飲む

(via One Big Photo)

13.動物園やCMを除いて、ペンギンとホッキョクグマが同じ場所で出会うことはない。ペンギンは南半球にしかおらず、ホッキョクグマは北極地方にしかいないから

(via Pixabay)

14.南極大陸のおよそ1%は全く氷がなく、その場所は南極のオアシスと呼ばれる。あるオアシスにおいては、雨と雪が200万年間降っていなかったとされる

(via wikipedia)

15.地球上の海水には合わせて900万kgの金が含まれている。総額7.7京円の価値があるものの、それらを取り出すのは容易でない

(via Apasciuto/flickr)

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雑学

Posted by uti