アフリカの興味深い雑学11個

1.南アフリカ共和国では、車の乗っ取り犯を撃退するため、自らの車に火炎放射器を装備することが合法化されている

(via autoTRADER)

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この国では、2000年前後から毎年1万件以上の車の乗っ取り犯罪が起きていた。それに対応するために発明されたのが、火炎放射器を装備した車である。

【車に装備した火炎放射器の使用動画】

運転席にあるペダルを踏むと、火炎放射器が即座に着火し、動画のように運転席側にいる襲撃者を火だるまにする。炎の柱は5m先まで立ち上がり、窓やドア越しに侵入しようとする襲撃者の顔を焼き尽くす。

2.これまでに採掘された金の半分は、南アフリカ共和国から来ている

【南アフリカで採れた金鉱石】

(via wikimedia)

南アフリカのウィットウォータースランド盆地は世界最大の金埋蔵地であり、これまでに4万トン以上の採掘がなされてきた。この採掘量は、これまでに地球上で採掘された金の50%を占めている。1980年以降は金の採掘が落ち込んでいるものの、現在でも10万人以上が採掘に関わっている。

3.スワジランドやレソト、ボツワナでは、20%以上の成人がHIV感染者である

(via georgewbush-whitehouse)

2016年末時点で、最も感染率が高い国はスワジランド(27.2%、22万人)、次いでレソト(25%、33万人)、ボツワナ(21.9%、36万人)となっている。一方感染者数が最も多い国は、南アフリカ共和国で710万人に上る。

4.アフリカには、史上最大のゾウであるアフリカゾウが生息している。体重は最大10トン、体高4m、1日に160リットルの水を飲み干す

(via TwistedSifter)

5.マラウイでは、公共の場でおならをすることは違法である

(via Wikipedia)

6.アフリカで最も国土面積が大きい国であるアルジェリアは、弁護士の70%、裁判官の60%が女性であり、医学分野でも女性が多い。男性よりも稼ぐ女性が増えつつあり、大学生の女性率は60%に達している

(via Wikimedia)

7.アフリカ大陸は毎年2cmほどヨーロッパに近づいている。すなわち地中海が少しずつ小さくなっているのだ

(via Wikimedia)

8.セネガル(西アフリカ)にはピンク色の湖がある

(via HD Image galleries)

アフリカ最西端、ヴェルデ岬近くのレトバ湖は、乾季になると湖水のピンク色が際立つ。これはドナリエラという藻のつくりだす色であり、藻はこの色素で光を吸収しエネルギーを得ている。またこの湖は塩分濃度が死海以上に高く、最大40%に達する。

9.アフリカ人は、黒人だけではない

アフリカ人といえば、このような人たちをイメージするかもしれない。

(via CANDY CRUSH)

だが実際には以下の人々もアフリカ人である。

【エジプト】

(via Scoop Empire)

【南アフリカ共和国】

(via wikimedia)

アラブ系やベルベル系の血を引いたアフリカ人は、黒人ではないことが多い。また南アフリカやナミビアなどではヨーロッパ系の白人が多く住んでいる。

10.南アフリカ共和国には、人力で掘られた世界最大の穴がある【深さ240m、幅463m】

(via TWIScience)

南アフリカのキンバリーには、ツルハシとシャベルのみで掘られたダイヤモンド鉱山がある。1871年から採掘され始め、5万人の鉱夫の人力で、深さ240mまで掘り進められた。ダイヤモンドの総採掘量は2720kgに達している。

鉱山は1914年に操業を停止したが、現在は周囲に博物館が建設され、観光名所となっている。

11.サハラ砂漠は、かつて青々とした森が広がっていた

(via )

およそ7000年前まで、サハラ砂漠は青々とした緑が広がり、そこで多くの動物たちが生息し、人々が暮らしていた。だがおよそ5000年前ごろから地球の自転軸の変化によってモンスーン活動が弱まり、雨が降らなくなった。

砂漠化によって動物は死に絶え、人々は水資源の豊かなナイル川流域へと移動を始めた。そうして古代エジプトの歴史が始まったのである。またある研究でサハラ砂漠は、2万3千年ごとに気候が変化すると言われており、はるか未来には緑化したサハラ砂漠が見られるようになるという。

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雑学

Posted by uti