驚くべき世界最大の昆虫(分野別)
日本ではまずお目にかかれない超巨大な昆虫たちをご紹介していこう。昆虫嫌いな人は閲覧注意。
1.史上最大の昆虫。メガネウラ(絶滅種)
(via wikipedia)
スポンサーリンク
約3億年前のはるか昔に、北米やフランスなどに生息していたトンボに似た昆虫である。羽を広げると開長は70cm以上、体重450gほどで、これまで知られている昆虫のなかで最も大きくなった。サイズ的には、カラスと同じくらい。
(via Perrorista)
現在のトンボと同じく肉食であり、他の昆虫を食べていたと考えられる。しかしトンボのように空中で停止することはできず、羽ばたいて飛ぶというよりも、滑空するような飛び方だったと思われる。またハネを閉じて止まることもできなかった。
2.世界最長の昆虫。フリーガニストリア・チャイネンシス
(via Tiedebasaari)
木の枝に擬態した姿が特徴的なナナフシの新種である。2014年8月に中国南部で発見され、その体長は62.4㎝あった。
本種が発見される前も、チャンズ・メガスティックというナナフシが世界最長(56.7cm)であり、ナナフシは非常に体の長い種が多いことで知られる。
(via wikipedia)
3.世界最重量の昆虫。ゴライアスオオツノハナムグリの幼虫
(via Insect-Collection)
(via Alibaba)
アフリカの熱帯林に生息する巨大なコガネムシの一種であり、幼虫の大きさはあらゆる昆虫の中で最も重たい。重量は最大115g、全長は10cm以上に達する。大きくになるには高タンパクの食事が必要で、飼育下ではキャットフードあるいはドッグフードを食べさせるのが良いとされている。
成虫も幼虫並みに大きく、体長10cmを超えるが、体重はその半分ほどにしかならない。しかし、その巨体に似合わない機敏さと速度で飛翔でき、飛び立つ際にもわずかな時間しか要しない。
4.世界最重量の昆虫の成虫。ジャイアントウェタ
(via Wired)
ニュージーランド固有の種であり、羽を持たないコオロギの仲間。最大で体長10cm、重量は最大70gになる。スズメよりもずっと重くなるのだ。
夜行性で、普段は樹上にくっついていることが多い。夜になるとエサを求めて様々な場所を放浪する。最近では生息地の破壊やネズミが増えたことで個体数が減少しているため、人工繁殖が行われている。飼育された個体は、外敵のいない島に放たれる。
5.世界最大のハエ。オオムシヒキモドキ
(via wikipedia)
ブラジルやボリビアなど熱帯地域に生息する巨大なハエで、全長は7cmくらいになる。毒針を持つアブに姿を似せ、外敵から身を守っている。もちろん毒針はない。
このハエの幼虫は、アリの巣で未熟なアリを食べ、数年かけて成虫になる。成虫になるとオスは花の蜜を吸いに来るが、メスは何も食べず、繁殖活動が済んだら死ぬ。
6.世界最大のアリ。ドラリス・ヘルボラス
(via wikipedia)
アフリカに生息するグンタイアリの仲間で、女王アリは体長が5cmになる。非常に噛む力が強く、ネズミなどの小型哺乳類の肉を容易に食いちぎる。数千匹のコロニーを作り、軍隊のように隊列を組んで行進し、新しいエサ場を見つける。
7.世界最大のハチ。オオベッコウバチ
(via Zapster109)
オオベッコウバチは体長が最大6.8cm、羽を広げた翼開長は11.6cmになる世界最大のハチである。メスはタランチュラを狩ることで知られ、毒針を刺してマヒさせ、卵を産み付けて幼虫のエサにする。
メスの毒針は最大7mmと長く、刺されると非常に痛い。その痛さはあらゆる虫刺されの中でも1、2位を争うほどである。ただし5分ほどで痛みは止まる。
8.世界最大のトンボ。ハビロイトトンボ
(via Deskgram)
南米に生息するイトトンボであり、翼を広げた翼開長が19 cm、腹部の長さも10cmになる。この翼開長は、現生のトンボ中最大である。
本種は、本来なら天敵になるはずのクモを捕食することで知られる。捕獲の際は、クモの巣に引っかからないよう、巣を見つけた後に一旦後退してから狙いを定め、脚でクモを捕まえる。
9.世界最大のキリギリス(科)。オオクツワムシ
(via allspecies)
オオクツワムシはキリギリスの仲間で、マレーシアに生息している。その全長は15cm、翼開長は25cmに達する。
(via WebUps)
本種は、あらゆる動物の中で体に比して最も大きなこう丸を持つ。体重の割合で見ると、14%がこう丸で占められているのだ。もしこれが人間の男性で体重が70kgだったとしたら、こう丸の重さは9.8kgにもなる。
10.世界最大(翼開長)のチョウ。アレキサンドラトリバネアゲハ
(via Scoopnest)
パプアニューギニア西部・オロ州の森にしかいないアゲハチョウ。このアゲハのメスは、羽を広げた翼開長が25cmを超え、世界最大のチョウとして知られる。一方でオスはメスよりも小さく、翼開長が20cmほど。それに加えオスは、メスと比べて地味な茶色の色合いである。
本種は絶滅危惧種に指定されており、採集は禁止されている。しかしコレクターの間ではとても人気が高く、闇市場で100万円ほどの値が付けられている。2007年には日本人が、このチョウを約90万円で違法に販売し逮捕された。
(via fws)
11.世界最大(翼開長)のガ。ナンベイオオヤガ
(via OD Nature)
(via wikipedia)
白い魔女(White witch)と呼ばれ、現生の昆虫類で最も大きな羽を持つガである。メキシコやウルグアイなどに生息する。その翼開長は30cmに達し、体に対して非常に大きい羽を持つ。
12.世界最大の羽(羽の表面積)を持つ昆虫。 ヘラクレスオオヤママユ
(via JungleDragon)
ニューギニアからオーストラリア北部に生息するヤママユガの仲間。翼開長は27cmで、その表面積が300cm2になり、あらゆる現生昆虫の中で最大面積の羽を持っている。
13.世界最大のヘビトンボ、アキャンタコリダリス・フルフストフェリ(学名)
(via ABC News)
大きなアゴと羽が特徴的なヘビトンボの中で世界最大とされるのが、2014年に中国で新種と発表された本種である。その翼開長は21.6cmであった。本種の生態についてはほとんど明らかになっていない。
14.世界最大のカミキリムシ。タイタンオオウスバカミキリ
(via Kids Discover)
最大で体長16.7cmの個体が確認されている巨大カミキリムシ。南米に生息しているが、かなり珍しく、一度も幼虫が見つかったことはない。この成虫の巨大さから、幼虫の大きさはおそらく30cm近くになるのではないかと考えられている。
このカミキリムシはアゴ力が極めて強く、鉛筆を半分に折り、人の肉を食いちぎるほどだという。
ディスカッション
コメント一覧
サーチエンジン外のsimilarwebから失礼するゾ~(謝罪)
このサイト面白スギィ!!!!!
(世界雑ノートと違ってツイッターもコメント欄もあるなんて)
自分、叱咤激励いいっすか?(コピペ中略)
gibe-on.infoと同じ轍を往っててさぁ…不思議ネット、ナショジオ、ロケット、ねとらぼ、カラパイア、はてな、yahooアクセス記事ランキング等を、
巡回しながらこ↑こ↓までチラチラ見る必要なんかあるわけないだろ!いい加減にしろ!
じゃけん動画化してniconicoにも投稿しましょうね~。
youtubeのホームや登録チャンネル、ねとらぼ、bokuweb、駄文にゅうす、r18gのカルログローチェみたくスクロールの手間省くレイアウトにして、どうぞ。大手まとめブログの下位劣化感やめちくり^~
いきなり糞コメブッチッパしてすみません!許してください!なんでもしますから!(なんでもするとは言ってない)
興味あるのに画像が気持ち悪くて最後まで見れなかった
アレクサンドラトリバネアゲハのオスとメスの説明逆じゃないですかね?
間違ってたらすみません。