世界のトップレベルにお馬鹿な犯罪者・7例

ちょっと頭のネジが抜けてしまっている海外の犯罪者たちをご紹介していこう。

1.顔をマジックで塗りたくって変装した犯人

(via telegraph)

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優れた変装は、泥棒を成功させる鍵となるものだ。しかし、このアイオワ州の男たちがしたのは、とても間抜けな変装だった。彼らは”油性マーカー”で、顔面を塗りたくったのである。そしてフード付きのパーカーで頭を隠し、アパートに侵入して盗みを働いた。

彼らがアパートに侵入する一部始終は、運悪く目撃されていた。まもなく、目撃者の情報に合致する車が警察官によって発見され、その中に顔が真っ黒になった二人の酔っ払いが見つかった。彼らの姿を見た警察官は、驚きと笑いを隠せなかったようである。

彼らが何故こんな奇抜な変装を思いついたのかは分からないが、逮捕時に高濃度のアルコールが検出されたことから、彼らは犯行以前から相当酔っていたことが想像できる。

2.夜盗に入った家のパソコンで、フェイスブックをチェックしていった犯人

【犯人が侵入した住宅】

(via ViralSpell)

26歳のニコラス・ウィッグは、ミネソタ州の住宅に窓ガラスを割って侵入し、現金とクレジットカード、腕時計、携帯電話を盗んでいった。ニコラスは盗みを終えたが、侵入した住宅をすぐに去らなかった。被害者のPCを開いて、自分のフェイブックアカウントにログインし、マイページのチェックをし始めたのだ。

【フェイスブックに投稿されていたウィッグの写真】

(via dailymail)

これだけでも信じられないことだが、さらに間抜けなことに、ニコラスはフェイスブックをログアウトせず、その場を去った。

その後、自宅に帰宅した被害者は盗難に気づき、自分のパソコンに知らない男のフェイスブックがログイン状態で表示されていたことから、この男が犯人だと考えた。

【ウィッグのフェイスブックページ】

(via dailymail)

被害者はその男のページに行って、「侵入時に置き忘れた服を返す代わりに、携帯電話だけでも返してくれないか」とコメントを送った。ウィッグは馬鹿正直にその取引に応じ、そこで待ち合わせの約束をした。

そして、待ち合わせ場所にノコノコとやってきたウィッグは、駆けつけた警察官によって逮捕されることになった。逮捕時、ウィッグの腕には被害者の腕時計が巻きつけられていた。

3.遺灰でハイになっていた若者たち

【公開された犯人たちの顔写真(未成年を除く)】

(via The Register)

5人の少年らは、窃盗を目的にフロリダの住宅に侵入した。彼らは家の中で、白い粉が入った2つのツボを見つけ、この家は大当たりだと歓喜に沸き上がった。彼らはそれを、コカインかヘロインの粉だと勘違いしていたのだ。そして、そのツボから取った粉を夢中で鼻から吸い、ハイになっていた。

(via MattysFlicks/flickr)

だがそれはコカインでもヘロインでもなかった。その2つのツボは骨つぼであり、中に入っていたのは、家主の亡くなった祖父と飼い犬2匹の遺灰だったのだ。

少年らは別の侵入窃盗で逮捕され、窃盗品の中にこれらの骨つぼが見つかったことで、この事実が明らかになった。それにしても彼らは、どうして遺灰でハイになることができたのだろう?

4.刑務所に逃げた男

(via Jean Zimmerman)

ニューヨーク警察が現場に到着した時、ブレーク・リーク(23歳)はコンビニで強盗を働いていた。ブレークは警察から逃れるため、コンビニから出て逃走した。2人の警察官はブレークの後を追ったが、追跡中にどちらもつまずいて転んでしまった。

またとない逃走のチャンスを得たブレークは、大きなグラウンドがある建物を見つけ、そこに入って隠れ場所を探そうとした。だがこの選択は、彼にとって大きな失敗だった。彼は建物の名前をよく見ていなかったのだ。なぜならそこは、高セキュリティ刑務所であったから。

警備員は不審者のブレークを発見するやいなや、彼を捕らえてしまった。そして後からやってきた警察にブレークを引き渡した。

5.YouTubeで犯罪自慢

(via Radar Online)

陽気なミュージックに乗せて、銀行強盗に成功したことを自慢げに動画でアピールしたのは、ネブラスカ州のハンナ・サバタ(19歳)であった。彼女はYouTubeに「銀行強盗の女の子」というタイトルで動画を投稿し、車を盗んで銀行強盗に入ったことをとてもうれしそうに告白した。

【伝説のオリジナル動画】

その動画で、彼女はノートとテロップを使って犯行の内容を自慢していた。盗んだ車の車種名や、その車のナンバープレートは既に捨てたこと、マリファナを所持していること、どのように銀行強盗に入ったかを知らせ、お金を見せびらかしていた。彼女が銀行強盗で得た額は6256ドル(67万円)であった。母親に、「今日は人生で最高の日:)」とも伝えたそうだ。

彼女はその動機についても、動画内で説明していた。自分は「政府の犠牲者」であり、「政府が子供を盗んでいき、育児放棄で私を訴えた」からだという。

この動画がきっかけとなって、ハンナの逮捕につながった。銀行強盗をしていた彼女の姿は、銀行の監視カメラに映りこんでおり、顔はもちろんだが、着ていた服も投稿した動画と一致していた。

【強盗時の写真。同じ服を着ていた】

(via Encyclopedia Dramatica)

6.下着を食べた男

【当時の新聞記事】


デビット・ザーフラ(28歳)は、車でふらふらと道路を走っているときに、警察に引き留められた。彼は逃走を図ろうとしたものの、警察官に捕まえられた。

警察車の後部座席に座らされた彼は、そこで驚くべき行動をとった。自分の下着を破って、口に押し込み、それを噛んだ後に吐き出したのである。

彼は、その下着生地の綿がアルコールを吸収して、呼気検査を上手く逃れることができると思っていたらしい。だがそれは間違っていた。裁判所で彼がその供述をしたとき、場内は大きな笑いに包まれたという。

7.自分の電話番号をレジ係に教えてしまった強盗

(via Maghreb-Sat)

ルーベン・ザラテ(18歳)は、シカゴのカー用品店に押し入り、レジの店員にお金を要求した。だがレジにはお金は無く、金庫の中に入っていると店員に言われた。しかもその金庫は、マネージャーしか開け方が分からないという。

ここで、ルーベンは素晴らしいアイディアを思いついた。彼は自分の電話番号を紙に書いて店員に渡し、マネージャーが帰ってきたら連絡を寄越すよう言ったのである。少なくとも、彼にとっては良いアイディアだったのかもしれないが、この電話番号が彼の逮捕へとつながることになった。

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雑学

Posted by uti