新型コロナウイルスでやらかしたヤバ過ぎる人達

多くの人が細心の注意を払って感染予防につとめているなか、ウイルスをばらまこうと悪意を持って行動する人もいる。

感染者が出たマンションのドアノブに、つばを吐きかけていく女性

【きょろきょろと周りを確認する女性】

(via Kan kan news)

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2月8日、新型コロナウイルスが蔓延する武漢市のマンションで、監視カメラが恐ろしい光景をとらえた。そこに写っていたのは、不審な動きでマンションの通路を歩きながら、隣人の家のドアノブにツバを吐きかけていくマンション住民の女性だった。

(via Kan kan news)

この女性が新型コロナウイルスに感染していたかは判明していない。だが既にこのマンションは、30人以上の感染者と熱を出した人が90人以上いたため、住民の隔離措置がとられている。

【事件を伝える動画】

感染を故意に広げようとする人は、この女性だけではなかった。2月13日付けのメディアによる報道で、以下の事件が伝えられた。

エレベーターのボタンに何度もツバを吐きかけた女性が逮捕

【監視カメラの映像】

中国・重慶市の団地で、エレベーターのボタンに何度もツバを吐きかける女性(48歳)が、監視カメラに写っていた。

映像では、この女性がエレベーターに備え付けのティッシュで目的の階のボタンを押した後、ボタンに向かってツバを吐き、その後監視カメラを探すようにあたりを見回してから、再びツバを吐きかけていた。それから他の住人がエレベーターに入ってきて、汚染されたボタンを押す姿が見て取れる。

【ティッシュでボタンを押した後にツバを吐きかける姿】

(via Daily mail)

この監視カメラの映像が証拠となり、女性は逮捕されることになった。女性の供述によると、他人とケンカしてイライラしてやってしまったという。その後の検査で、新型コロナウイルスの感染者でないことが判明した。

感染を恐れて、超高層マンションからペットを投げ捨てる人達

(via SCMP)

香港のタワーマンション街の住民が「ペットから新型コロナウイルスに感染する」というフェイクニュースでパニックに陥り、高層階からペットを投げ捨てる事件が多発している。だが実際には、世界保健機関(WHO)の調査で犬や猫などペットから人への感染は確認されていない。またその可能性も非常に低いとされている。

これらの投棄されたペットの死骸は、巡回していた警備員が排水溝近くで発見した。これまでに香港だけで少なくともペット25匹が投棄され、その中にはチンチラ14匹、ネコ6匹、ウサギ2匹、モルモット、オウム、ハムスターがいた。そのうち生存したのはネコ5匹とチンチラ5匹のみであり、それらのペットは動物愛護協会の獣医クリニックで治療を受けている。

【上海市でも同様の事件が起きている】

(via 1984to1776)

上海でも、ペットがウイルス感染を広げるというデマにだまされた人達が、同様の事件を起こしている。既に5匹の猫と1匹の犬の激突死が確認された。

【無錫市ではプラスチック袋に猫が入れられ生き埋めにされた】

(via HK01 )

中国・江蘇省の無錫市では、賃貸管理会社の人間によって飼い猫を生き埋めにされる事件が起きている。被害にあった飼い猫の男性は、仕事が理由で一時的に隔離施設に収容されていたが、感染はしていなかった。

ところが隔離施設から自宅に帰宅すると、誰かが侵入した形跡があったという。管理会社に問い合わせると、消毒のため住居に入り、猫をプラ袋に入れて埋めたという驚くべき回答が来たのだった。

残り1本の消毒薬をめぐって2人を刺した17歳女性

【手錠をはめられた容疑者の女性】

(via Habsburg334)

新型コロナウイルスの影響で、マスクや消毒薬が大量に不足している。中国の揚州市では、その最後の一個をめぐって流血沙汰が起きた。その事件が起きたのは2月11日、揚州市内のスーパーマーケットだった。

目撃者によると容疑者の17歳女性は、最後に一つだけ残っていた消毒薬を9歳の少女と取り合って喧嘩していたという。そこに71歳の女性が仲裁に入った。

しかし容疑者は老婦人の言葉に耳を傾けることなく、近くの売り場にあった包丁を持ち出し、二人を切りつけた。床は血まみれになり、71歳女性は床に倒れて泣いていたという。この事件の模様を撮影した動画は、ツイッター上で出回っている。

【Twitter上に公開された事件の動画(スレッド)】

→ 動画リンク

切りつけられた二人は病院に運ばれ、現在は容態が安定しているとのことだ。警察による調べで、容疑者は1年前から精神疾患をわずらっており、被害妄想がかなり強くなっていたという。

飛行機の中でコロナウイルス感染者だと叫んでみた結果 → 緊急着陸、そして逮捕へ

【逮捕されたジェームス・ポトック(28歳)】

(via metro)

カナダのアマチュアミュージシャンが、インスタグラムで有名になりたくて超えてはいけない一線を超えてしまった。彼は243名が搭乗するトロント発ジャマイカ行きのフライトで、自分がコロナウイルスを保有者だと高らかに宣言したのである。

(via metro)

彼は動画を撮影しながら、フライト中に通路に出てきてこのように叫んだ。「みなさん聞いてください。私は新型コロナウイルスの震源地、湖南省からちょうど戻ってきたところです。体調があまりすぐれません。ありがとう」

【客室乗務員に連行されていく動画(Twitter)】

彼にとってこの宣言は、動画をインスタでバズらせるための単なるジョークだった。乗客の面白いリアクションが見られると思っていた。しかし叫んだ後、彼の予想に反して笑いは一切起きなかった。

それから15分以内に、客室乗務員によって彼は座席から連れ出され、マスクとグローブを装着させられて乗客から隔離された。

【ジェームズポトック】

(via Potok phillipe)

そして彼の悪ふざけの結果、飛行機は乗客の安全のためにトロントの引き返さざるを得なくなった。このフライトの影響で、次のフライトもキャンセルが決定された。

【Uターンした飛行機の経路(トロントからフロリダで折り返し)】

(via flightware)

 
トロントの出発空港に緊急着陸後、彼に対して新型コロナウイルスの検査が行われた。ウイルス保有者でないことが確かめられた後、その悪戯で逮捕されることになった。

【ジェームス・ポトックのインスタ。フォロワー3.8万人。現在非公開中】

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Posted by uti