自宅で飼育されている世界の恐ろしいペット
世界各地で飼育されている、あまりにも予想外なペットをご紹介していこう。
1.飼い主を何度も殺しかけたアメリカバイソン
(via Caters News Agency)
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テキサス州の夫婦は、北アメリカ最大の陸生動物を自宅に飼っている。ワイルドシングと名付けられたアメリカバイソンだ。体重は1100kgある。
(via Caters News Agency)
夫婦がこのバイソンを飼い始めたのは、夫のルニーさん(60歳)が左目の視力を失ってからだった。夫婦の牧場には既に52匹のバイソンがいた。しかしハンデを負ったことで面倒を見きれなくなると思い、それらを全部売る代わりに、バイソンの子どもを一匹だけ育てることにした。
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自宅で飼うことを提案したのは妻のシェリーさん(44歳)で、「ワイルドシングはまだ子供だから、家の中に入れてあげよう」と夫に話したそうだ。夫のルニーさんは承諾し、ワイルドシングのための部屋をつくった。それから10年経って大きくなっても、ワイルドシングは家に入り浸っている。
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その部屋にはテレビが設置され、歩きやすいように家具の配置も変えられた。ワイルドシングには、離れの牛小屋と牧草地も用意されているが、それでも朝ごはんを一緒に食べたり、自分の部屋に来てテレビを見たりするのが好きだという。
(via Caters News Agency)
ルニーさんによると「ワイルドシングはテレビの中で早く動くものが好きみたい。ニュースにはあまり関心がないね」と話す。またその巨体にも関わらず、家の中で物を壊したことはあまりないそうだ。
飼い主は何度が殺されそうになった経験がある
(via Caters News Agency)
ワイルドシングはかなり臆病で、夫のルニーさんによれば「妻がワイルドシングの体をブラッシングできるようになるまで、10年かかかりました。いまでも他人が近寄ったら安全ではありません」
(via Caters News Agency)
また「ワイルドシングが何かに驚いて、私をツノの間に抱え込んだまま突進したことがありました。妻は私が死んだと思ったそうです」と恐ろしい体験を話した。こういうことが何度もあったそうだ。
(via Caters News Agency)
ルニーさんは「クマを飼ったほうがまだ安全かもしれない」とも語っていた。だが夫婦にとってワイルドシングは、かけがえのない愛すべき存在だという。
2.ヒグマ
(via rbth)
信じられないかもしれないが、ロシアではヒグマがペットとして飼われている。ヒグマは人を襲う獰猛な動物であるが、赤ちゃんのときから愛情を持って育てれば、愛嬌たっぷりのペットになる。
(via rbth)
ステパンと名付けられたヒグマが、ロシアのパンテレイェンコ一家にやってきたのは生後3ヶ月のときだった。森の中で母親を亡くしたステパンをハンターが見つけ、それを引き取ったのだ。
(via rbth)
ステパンは骨と皮のようなひどい健康状態で、放っておけば死んでしまうように見えた。家に連れてきてから数年は、ステパンの健康を取り戻すことに専心した。哺乳瓶でミルクを与えたり、卵やロシアの伝統料理カーシャなどを3時間毎に与えた。定期的に獣医にも連れて行った。
(via rbth)
夫婦の献身的な世話のおかげで、現在23歳のステパンは身長225cm、体重350kgの巨体となり、人好きでとても社交的な性格に育った。
(via rbth)
夫婦によると、ステパンは23年一緒に過ごした中で、威嚇してうなったり、襲うような仕草を見せたことが一度もないそうだ。一見ガサツそうに見えるが、家の中で物を壊したことも無いという。
(via rbth)
ステパンのために小屋とプールも用意されている。しかしほぼ24時間夫婦と一緒にいて、遊んだり、散歩したり、コミュニケーションしたりしている。
(via rbth)
ステパンは多いときで1日12時間眠り、25kgの魚やフルーツ、野菜を食べるそうだ。これだけ食べても太らないのは、主人とレスリングしたり、サッカーで遊んでいるからだろう。
(via rbth)
ステパンの人懐っこさと社交性から、ロシアでは人気の動物モデルであり、俳優として活躍している。有名なロシア監督の映画に出演し、定期的にテレビやCMにも出ている。
3.トラ
(via dailymail)
ブラジルのボルゲス一家は、7匹のトラと一緒に暮らしている。最初の2匹は、8年前にサーカスで捨てられたトラだった。そして今ではトラが7匹に増え、ライオン2匹とサル、チワワも加わった。
(via dailymail)
一家の大黒柱のアリーさんは、トラを迎えるために大きな囲いを作って自宅に迎え入れた。
アリーさんの家には妻と娘3人、孫もいる。それにも関わらず、トラを家の中に入れ、歩き回らせている。
(via dailymail)
アリーさんは「娘たちがトラと一緒にいることを心配したことはないです。敬意と愛情を持って接すれば、トラたちは愛を持って返してきます」と話す。
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娘3人もトラには慣れていて、エサをあげたり、なでたり、リードを使って散歩させたりしている。娘のユラーラさん(23歳)は「このトラが生まれたときから世話をして、エサをあげてきたので、トラの本能はお休み状態になってます」と言う。
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また娘の一人、ナヤーラさん(20歳)はトラのトムとかなり親密な関係を築いており、定期的に一緒に泳いでいる。ナヤーラさんは「トムは太りすぎてるのでトレーニングのため、週に3回プールで一緒に泳いでいます。最近は私が一緒に泳がないとめったに入ろうとしなくて」と話している。
(via dailymail)
家族とトラの関係は今のところ良好だが、外野はこれを問題視している。野生動物保護団体は、「300kgを超える成体のトラをブラジルの都市で飼育するのは危険すぎる。またアリー氏は違法にトラを繁殖している」と言う。
(via dailymail)
ブラジルの環境保護庁は、裁判所を通してアリー氏のオスのトラを去勢させるよう強く働きかけている。また野生動物の専門家は、非常に危険な状況にあると警鐘を鳴らしている。とりわけ、小さな子供が一緒にいる場合、トラの本能を呼び覚ましてしまうことがあると言う。
(via dailymail)
専門家は「しばらくは幸運が続くかもしれないが、遅かれ早かれ事故が起きる。トラは気が荒く、知らずに攻撃を誘発してしまうことがある」と話す。
ディスカッション
コメント一覧
ブラジルのトラ一家は全部サーカスとかから引き取ったのかと思ったら人工繁殖かよ
販売しないだけでやってることは中国の野生動物市場と同じだな
虎はすごい
ヒグマが意外と可愛い
日本のワニ飼ってるお宅が無いですね。
30年前位にテレビで紹介されて まだ健在のワニのカイマン君です。