見た目ヤバイ。びっくりする変わった動物たち16種

2018年10月23日

1.ブタペスト・ハイフライヤー

【羽の抜けかわり時期】

(via Jennifer Graevell)

スポンサーリンク


野生のカワラバトを品種改良した種。ブタペストと名が付く通り、ハンガリーで生まれた。毛が抜けていないときの写真(以下)を見ても、飛び出た大きな目玉はかなり印象的である。

(via pigeonsforsale)

2.ダマスカスヤギ

【赤ちゃん】

(via Unknown)

【成体】

(via Lazer Horse)

【世界一醜い動物こと、ダマスカスヤギの動画】

ダマスカスヤギは、シリアほか中東などでミルクの生産に関わっているヤギである。赤ちゃんと成体では外見が異なるうえ、成体の変貌ぶりがあまりにもひどく、ネット上では「世界一醜い動物」だとして拡散され、人気を集めた。

だが美の観点が異なるのか、サウジアラビアにおけるヤギの品評会では、「最も美しいヤギ」のタイトルをダマスカスヤギが獲得している。

3.カメガエル

(via wikimedia)

カメのようなカエルで、オーストラリアに生息している。大きさは最大4.5cmほど、胴体に対して頭がとても小さい。

また一般的なカエルが後肢で穴を掘るのに対して、カメガエルはカメのように前肢で穴掘りする。前肢は短いが力強く、主食となるシロアリの塚を壊すのに役立っている。

4.コウガイビル

(via RM Videos)

半月型の頭部が特徴的な動物で、日本にもいる。ヒルという名前だが、ヒルでは無く吸血もしない。大きさは数十cmを超えるものが多く、平たく細長い体をしている。

その体は再生能力が高いことで知られ、たとえ体の一部がちぎれても、しばらくしたら元に戻る。

5. テングヘラコウモリ

(via remotectrl)

アマゾンなどの南米あたりに生息するかなり珍しいコウモリ。羽毛が白っぽく、眼は金色で、鼻の上に天狗のような出っ張りが見られる。このような出っ張りを持つコウモリは、この種だけである。また本種は大きさが5~6cmにしかならない。

かなりレアなこともあって、あまり生態が分かっておらず、これまでに数匹しか標本が収集されていない。

6.テングキノボリヘビ

(via wikimedia)

樹上に住むヘビで、先の細くなった吻が特徴的。これはおそらく葉の形に擬態して、捕食されないようにしているのではないかと考えられる。

7.アメリカオオミズアオ

(via Andy Reago& Chrissy McClarr)

鮮やかな緑色のガで、最大で約18cmとかなり大きくなる。うしろばねにある尾のひらひらは、おそらくコウモリの超音波による獲物の捜索(エコロケーション)を妨害するためだと考えられている。

成体のガは、口器が退化しているためエサを食べることができず、7~10日ほどで死んでしまう。夜行性ということもあって、生息数は少なくないがあまり目撃されることがない。

8.オウギワシ

(via wikimedia)

中央・南アメリカの熱帯雨林に生息するワシとしては、最も大きく力強い猛きん類。全長は86.5~107 cmで、翼を広げると176~224cmになる。

正面からこのワシを見ると、頭の羽飾りもあいまってとぼけたような見た目だが、斜めから見るとかなり格好いい。

(via wikimedia)

9.バビルサ

(via Pikabu)

(via VeggieNinja93)

バビルサのオスは、自らに死をもたらすこともある湾曲した長い犬歯を上下に持つ。上アゴの犬歯は皮ふを貫いており、下顎の犬歯は口からはみ出ている。どちらも額に向かって湾曲している。

この犬歯は、同種内での争いのときに用いられ、上の犬歯は防御に、下は攻撃用の武器になる。この犬歯は死ぬまで伸び続けるため、もし研ぐことをできなくなれば、自らの頭蓋骨に突き刺さる。

10.キボシトンボマダラ(さなぎ)

(via wikipedia)

メキシコと中央・南アメリカに生息するこのチョウは、金色の輝きを放つサナギになる。この輝きは擬態の効果があるとされ、葉の上に落ちた水滴や反射する鏡となって外敵に捕捉されにくくなる。

ちなみに成虫は、以下のような体長7~8cmの鮮やかなちょうちょである。

【成虫】

(via wikipedia)

11.マルメタピオカガエル

(via Coub)

ずんぐりと幅広体型のカエルで体長11~12cmほどあり、体の1/3が頭部である。非常に大きな口で、自分より小さな物なら何でも口に入ってしまう。そのおかしな見た目と頭の良さから、ペットとして人気がある。

本種の生息地は、アルゼンチンやボリビアなど冬が寒い地域である。厳冬期を乗り越えるため、穴を掘って土の中に繭を作り休眠することが知られている。

12.ユビワエビス

(via wikimedia)

鮮やかな色合いの殻を持つ海巻き貝で、バジャカリフォルニアやアラスカの沿岸部に生息している。大きさは1.6~3.5cmで殻は穴が無く、薄い。この鮮やかさは貝が死ぬと失われる。

13.マタマタ

(via haydepops)

アマゾンにいる淡水産のカメだが、見た目はかなり変わっている。首が長く、頭部は三角形をしている。頭は大きすぎてコウラの中に収納できない。顔の周りにはコイのようにヒゲがあり、コウラは甲板ごとに盛り上がりが発達している。

コウラは樹皮に、頭は落ち葉に擬態していると考えられ、獲物を待ち伏せして襲いかかるのにメリットがある。

14.ミツツボアリ

(via Strange Animals)

ミツバチなど多くの昆虫が自らの巣に食物を貯め込むが、このアリは自らのお腹に貯蔵する。アリは腹部がはちきれんばかりに飽食すると、巣に戻って天井の壁にぶら下がる。腹部に貯蔵された蜜は、触角の刺激によって吐き出されるので、他のアリ達の食事となる。

【天井にぶらさがる蜜たっぷりのアリ】

(via wikimedia)

15.サルオガセツユムシ

(via iNaturalist)

サルオガセという地衣類に擬態するツユムシで、中南米に分布している。サルオガセはこのツユムシの主食であり、餌場となる場所ではよくカモフラージュされるので外敵から狙われにくくなる。大きさは5cmほどで、体にあるトゲは固く、触ると痛い。

16.ムワンザ・アガマトカゲ

(via wikimedia)

スパイダーマンを思わせる変わった色合いのトカゲで、タンザニア、ケニアなどのアフリカ地域に分布している。この体色はオスだけで、メスは灰色のため全く目立たない。

スポンサーリンク



動物

Posted by uti