へんぴな場所で見つかった奇妙すぎるモノ
人里離れた場所にある非常に興味深い物体をご紹介していこう。
ヨーロッパ最大の石球?
(via telegraph)
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2016年、ボスニアの森で球形の巨大な石が発見された。発見した考古学者のサム・セミル氏によると、地面から石球の一部が飛び出ていたという。
(via davemillscontinentaldrift)
この石球の周囲を掘ってみると、その直径は3.3mあり、重量は約35トンと推定された。サム氏はこれを「ヨーロッパで最も大きい人工の石球かもしれない」と話している。
(via section51-ufo)
この石球は赤みを帯びた金属のようであり、鉄が含まれているようだった。サム氏はこの石球を、記録に残っていない失われたボスニアの古代文明が築いたものだと考えている。
(via d-uk)
一方で別の専門家は、「コンクリーション」という自然現象から形成された石球であり、人工ではない可能性があるとサム氏の見解を否定している。
(via Russell Scott)
コンクリーションは、泥や砂の隙間に生じた鉱物が析出・充填して固まったものであり、球形あるいは卵形をしている。このような石球は、ノースダコタ州の岩山地帯や北極点付近のチャンプ島などで見つかっている。
2.ワウアンナムス
(via googlemap)
(via charismaticplanet)
サハラ砂漠の真っ只中にあるひときわ目立つ黒いスポットは、火山であり、砂漠のオアシスでもある。
(via wikimedia)
周囲10~20kmに渡って広がる黒いものは、噴火によって吐き出された火山灰などの火砕物である。そしてその黒い火砕物に取り囲まれているのは、マグマが落ち込んで出来たカルデラだ。
(via wikimedia)
このカルデラは深さ100m、幅4kmあり、内部には3つの湖と火口丘がある。少なくとも一つの湖は、湧き水によって満たされており、その周囲にはアシやヤシノキなどが生育している。
(via wikimedia)
ワウアンナムスは19世紀後半までその存在が知られていなかった。囚人を引き連れたフランス人兵士が偶然発見したという。広大なサハラ砂漠を横断する際の重要な水飲み場となるが、長居はできそうにない。それは蚊がたくさんいるためだ。
(via wikimedia)
ワウアンナムスは現地語で、「蚊のクレーター」という意味があり、湖を発生源とした蚊が大量発生している。だが蚊を食料とする鳥たちにとっては楽園で、数多くの種がここに集まっている。
カツヒの柱(ジョージア国)
(via ancient-origins)
高さ40mの石灰岩の柱が、歴史書に初めて言及されたのは18世紀のことであった。その書物には「峡谷の間に塔のような非常に高い岩が立っている。岩の上には小さな教会があるが、誰もそこに登ることはできず、登り方も分からない」とあった。
(via Arian Zwegers)
1944年になって登山家のジャパリゼが登頂に成功し、岩の上には2つの教会の残骸があることが確かめられた。そしてこれは約1000年前に建てられていたことが判明した。
(via mojemustram)
ここはキリスト教の聖人たちが、隠遁修道のため禁欲生活を送る場所であったとされている。また頂上にはワインセラーの遺跡も見つかったことから、塔に登る修行が当時流行していたことがうかがえた。
(via dailymail)
1000年近く途絶えていた宗教活動は、1995年に地元の修道士マキシム氏の登頂とともに復活した。高さ40mの柱には長いハシゴが掛けられ、頂上と地上は滑車でつなげられ、物と人の移動が可能になった。2009年には、かつてあった建物の復元が完成した。
(via dailymail)
(via dailymail)
修道士のマキシム氏は柱に登頂以来、20年以上に渡って柱の上で暮らし続けている。地上に降りるのは、2週間に1回だけで夜の祈りと救いを求める人に導きを与えるためだ。それ以外は、柱の上でお祈りを捧げ、聖書を読み、神と向き合うための準備をしているという。
(via dailymail)
ノースダコタのピラミッド
(via amusingplanet)
アメリカ、ノースダコタ州の辺ぴな場所にあるピラミッドは、アートでも墓でもない。ミサイルの迎撃基地である。ピラミッドの地下はミサイルサイロになっており、熱核弾頭を搭載するミサイルが46機配備されていた。
(via coldwartourist)
基地に設置された早期警戒レーダーでロシアから飛来したミサイルを検知し、配備されたミサイルで打ち壊す計画だった。理論上では検知から発射まで6秒で可能とされていた。
(via coldwartourist)
しかし建設費6000億円をかけた迎撃基地は、一度も使われること無く運用から1年もたたずに退役となった。
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