99%が知らない謎の用途・物体(解説付き)

前回の投稿に引き続き、発見者を困惑させた用途や正体の分からない物体を解説付きでご紹介していこう。

1.チリへ旅行に行ったら、プリングルズおじさんが消されていた。一体どういうこと?

【ステッカーで消されたMr.プリングルズ】

(via pikabu)

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チリでは子供の肥満が問題化しており、それを解決するために、塩分・糖分・油分過多の不健康食品に警告表示するように法律で義務付けている。

【黒い警告ラベルが付いた食品】

そして、そのラベルが付いた食品パッケージには、子供を不健康食品に誘惑するキャラクターや漫画をのせることが禁じられている。

2.このUSBみたいな装置は、一体何のためにある?

(via pikabu)

「USBコ●ドーム」と呼ばれる商品。公共の場所でスマホを充電する際に、これにスマホの充電ケーブルをつなげて行えば、スマホのデータが盗まれたり、ウイルスが侵入されたりする危険をおかさずに充電ができる。

3.洗面所にあった洋服をかけるフック。フックを上げたり下げたり出来るけど、どうしてこうなってる?

(via reddit)

精神病院などに設置されている「自殺防止用のフック」。ロープなど首を吊るものを引っ掛けられないようにしている。

このような病院では、以下の写真のようにドアハンドルや手すりも自殺を防ぐために取り替えられている。

【自殺防止用の手すり】

(via pikabu)

【自殺防止用のドアハンドル】

(via pikabu)

3.廃屋の近くの畑でこれを見つけた 。1kgくらいあって、内部は鉄製

(via pikabu)

クラスター爆弾の中に入っている弾の一つ。クラスター爆弾は、大型の容器に複数の子弾を搭載した爆弾。

(via Polyglot)

このタイプは、ベトナム戦争で使われたアメリカ製のもの。

4.ブドウに付いている金属状のボウルは一体何?

(via Polyglot)

強烈な臭いを放つカメムシの卵である。興味深いことに卵の色は、日陰では黒っぽくなり、日向では白っぽくなる。

(via cbc)

5.自宅の屋根裏で見つけた

(via boehm__)

「ブルーベリーコーム」と呼ばれる、ベリー系の収穫器具。このクシの間に、実が付いた枝を挟むと、きれいに実だけが取れる(以下の動画参照)

6.ドイツのスーパーで、すごく長い帽子を見つけた

(via hullguy1)

これはドイツの入学式の風物詩、Schultüte(シュールテューテ)。初めて学校に行く子供たちの緊張をほぐす目的で、両親や祖父母がプレゼントする。中には、おもちゃやチョコレート、文房具など特別なものが詰められている。

(via wikipedia)

7.男子用トイレで見かけた。トイレは普通で、障害者用ではない(イギリス、バーミンガム)

(via RC-1136DM)

イスラム教では、礼拝の前に一定の規則に従って、一定の順序で体を水で洗い潔める必要がある。それを行うための洗い場である。特にこれは足首まで洗うのに使われる。

(via mixnews)

8.バスルームのドアの上部に謎のくぼみがある

(via BoredAtRainier)

以前に住んでいた人が身体障害者で、各部屋に移動するためのリフト用レールが設置されていたと思われる。このくぼみは、そのレールを設置するために開けられた。

【使用例】

(via bildnow)

9.プラハにある時計のいくつかは、文字盤が0~5までしかない

(via kzfrb3)

これは時間を伝える時計ではなく、水位の変化を知らせる験潮儀(けんちょうぎ)である。0に近いほど、水位の変化が少なく、水面が穏やかである。

10.以前の家の持ち主が残していったもの。金属製のとがった棒に電気コードが絶縁テープで巻きつけられている

(via pikabu)

これはミミズを探す道具。この金属棒を地面にさして、電源につなぐと電気が流れて、地面からミミズが飛び出してくる。感電するリスクがあるため、電源プラグを抜く前にミミズを回収してはいけない。

【類似装置の使用動画】

11.このタイヤがついたおもちゃみたいな装置は何?作業員がこれを転がして、その距離を測って、ノートに何かを書き留めていた

(via SlipAlert )

これはトライボメーターと呼ばれ、床の滑りやすさを計測するための装置。摩擦係数という「滑りにくさの値」を求める。

【専用の傾斜台に乗せて走らせ、その走行距離を計測し、摩擦係数を求める】

(via wikipedia)

転倒事故が起きた後や、敷地内にフローリングが設置される前に、この試験が行われている。

12.これは何?気象観測所だろうか?何か科学的なもの?

(via pikabu)

これは北アメリカ最大のツバメ、ムラサキツバメの専用巣箱。このツバメは20cmくらいになる。

【ムラサキツバメ】

(via wikipedia)

写真の巣箱のドアは閉じられていて、ツバメが渡って来た時だけ開けられる。これは、他の鳥に巣箱を占拠されないようにするためだ。巣箱で暮らすのはアメリカ東部にいるときで、西部に移ったときは自ら巣を作る。

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