驚愕の実在する吸血鬼な人々

吸血鬼を自称する3名の人物をご紹介していこう。

1. 1ヶ月2リットルの血を飲む2児の母

(via barcroft)

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吸血鬼はフィクションの世界だけかと思うかもしれない。だがジュリア・ケイプルス(45歳)さんは、30年以上に渡って人間の生き血を飲み続ける自称吸血鬼である。

(via thetrentonline)

ジュリアさんが飲む生き血は、彼女が経営するオカルトショップに来る吸血鬼ファンから提供されている。

定期的にファンを自宅に呼び、減菌したナイフでファンの肩を切って、その切り口から直接生き血をすする。

(via Caters News)

彼女はこの習慣を30年以上続けていて、1ヶ月におよそ2リットルの血液を飲んでいる。

ジュリアさんは吸血について「人の血を飲むと、より強く、より健康になった気がします」と話す。

「科学的にはあまり栄養が無いのは知っていますが、もしかしたらまだ発見できていない価値があるのかもしれません」

「定期的に飲んでいると、いつにも増して綺麗になった気がします。健康状態はかなり良くて、常にエネルギーに満ちあふれています」と言う。

【1990年頃から吸血鬼として有名人(中央)】

(via eirinika)

ジュリアさんによると、血に魅せられるようになったのは10代の頃で、それはファーストキスの瞬間だった。唇が重なる直前に恋人に噛みつきたい衝動に駆られ、その恋人を傷つけてしまったという。

「それは私の自然な本能でした。血液の味が好きだったのです。私はただ衝動に駆られただけで、これは説明ができないものでした。その衝動が消えることはありませんでした。言うまでもなく、彼は二度と私にキスをしてくれませんでした」

【息子と夫と一緒にうつるジュリアさん】

(via barcroft)

ジュリアさんには娘のアリエルさん(24歳)と息子のアレクセイ(9歳)がいる。アリエルさんは、いつか母親が血を介して病気になるのではないかと心配している。

【娘(24歳)とジュリアさん】

(via truly)

ジュリアさんもその危険性は認識しているが、血液を提供してもらっているドナーには、事前に検査を受けてもらっていると言う。

ジュリアさんは「私はオンラインでドナーに会うこともありますが、吸血のときに必ず直接会っています」「そしてドナーが、エイズのような血液で感染する病気を持っていないことを血液検査で確認してもらっています」という。

2. 600歳の吸血鬼

(via gothgirlweek)

リリス・ヴァンパイア、別名「闇の乙女」は、自らを600歳の吸血鬼だと主張している。”人間の年齢”では27歳である。

ロンドンで9時-5時の一般的な仕事をしているが、なるべく太陽の日差しは避けている。

(via thesun)

「日中は外に出て働けますが、直射日光は避けています。日没した後は最高の気分になります」と話している。

吸血鬼になろうと思ったきっかけは、映画「ドラキュラ」を見て、その姿に魅せられたためだ。

(via wikipedia)

「18歳で吸血鬼になりました。その時は分かりませんでしたが、今は自覚してます」

吸血鬼になったリリスは、人の血を吸っている。しかし無防備な見知らぬ人の首に噛み付いたりはせず、きちんと同意を得た上で、同じコミュニティ内に属する人の血を飲ませてもらっている。

(via Lilith Vampyre)

「最初は好奇心から人間の血を飲みましたが、銅のような金属的な味でした。でも味は、人によって様々」

「皮膚の目立たないところに小さな切り込みを入れて、そこから飲んでいます。親しい友人や、このライフスタイルに興味を持っている人たちからもらっています」

「大量の血を飲むことではなく、その行為自体が大事だと思っています。とても親密な行為なのです」

「この儀式を、邪悪とか悪魔的だとか思う人がいるかもしれません。でも私は吸血鬼が善の力になると信じています」と話す。

(via Lilith Vampyre)

リリスの吸血鬼のようなルックスは、彼女のキャリアにも良い影響を与えている。

彼女はインスタグラムで約15万人のフォロワーを誇り、彼女と一緒に仕事をしたいという企業から連絡を受けることも多いという。

3.串刺し公から啓示を受けた吸血鬼

(via thesun)

吸血鬼の領主であるアンドレアス・バトリーさんは、ルーマニア・トランシルバニアの”ドラキュラ城”として知られるブラン城の敷地で暮らしている。

【ブラン城】

(via wikimedia)

アンドレアスさんの人生が一変したのは、ドラキュラ伯爵のモデルとなった串刺し公(ヴラド3世)が夢に現れてからだった。

【ヴラド3世、串刺し公あるいはドラキュラ公(1431~1476年)】

(via thesun)

アンドレアスさんはこう話した。

「4年前、串刺し公が夢に出てきました。彼は暗い部屋にいて、私のことを『我が息子』と呼んだのです」

「私は、串刺し公の子孫だとは思っていません。むしろ彼は、新しい世代へ自らのメッセージと伝統を伝えるために私を選んだと思っています」

「夢がさめてから、串刺し公が殺された場所に供物を持っていくと、彼は私に言ったのです。『お前の人生は今、永遠に変わるだろう』。その通りになりました」

(via thesun)

アンドレアスさんはそれ以来、吸血鬼として人間の血を飲み、死者の魂との交信や瞑想のために棺桶で眠りについている。普段は心理学者やファッションデザイナーとして働いているそうだ。

血液を喜んで提供してくれる人は意外と多く、アンドレアスさんは血液の提供者を「ブラックスワン」と呼んで、彼らの血を定期的にワイングラスに入れて飲んでいる。

(via thesun)

しかし彼は性交渉と同様に、吸血には健康上のリスクがつきまとうことを理解している。

「私たちは、同意を得たドナーからのみ血液をもらっています。吸血鬼であることを伝えると、ボランティアで献血してくれる人が多いことに驚きます。今までに一度も頼んだことはありません」

「健康上のリスクはありますが、道路を渡るのと何ら変わりはありません。安全な取引ができるように対策を講じています」と話す。

(via Caters)

またアンドレアスさんは、他の吸血鬼と自称する人に対して不満を持っている。多くの吸血鬼が、SMやフェチズムなど性的嗜好を満たすために吸血鬼のコミュニティに属しているからだ。

彼はそのような現代の吸血鬼コミュニティとは距離を置き、600年の歴史を持つ吸血鬼の伝統を守り続けている。

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雑学

Posted by uti