聞いたことも見たこともない珍しい猫の種類(画像)

今回はあまり知られていない珍しいネコたちを10種ご紹介します。

1.エジプシャンマウ

(Wikipedie)

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古代エジプトの壁画に描かれていた、細身でアーモンド型の目を持ち、細かいぶち模様の体毛を持つネコを再現したのがエジプシャンマウです。

エジプシャンというけど、エジプト産まれではない

(↓再現に使われた古代エジプトの壁画に描かれていたネコ)

(touregypt)

このネコは、エジプトのカイロで発見された個体を品種改良したと考えられています。しかしDNA分析の結果、エジプシャンマウはエジプトのネコよりも、ターキッシュアンゴラなどヨーロッパに住むネコと遺伝的に近いことが判明しています。

エジプトシャンマウは最速のランナー

(Flickr/Nickolas Titkov)

エジプシャンマウはイエネコの中で最も速い品種だと言われており、最高時速は50㎞/hに達します。後ろ脚が他の猫種と比べて長いことや、お腹にたるんだ長めの皮ふがあるおかげで、歩幅をより広くして早く走れます。

見た目によらずおくびょうな猫

エジプシャンマウは、飼い主に対しては友好的かつ愛情深く接してくれますが、他人や他のペットに対しては慣れるまでに時間がかかると言われています。

またエジプシャンは、独占欲の強い猫なので、幼いころから他のペットがいることに慣れさせておかないと、他のペットや人がいる環境ではかなりのストレスになることがあります。

2.デボンレックス

(↓メス、生後2ヶ月)

(Wikipedia)

毛が縮れ、カールしているのが特徴的なイギリス産まれの猫です。その毛の性質から「プードルキャット」とも呼ばれています。

猫界の妖精とも言われる

(Wikimedia)

デボンレックスは、体に対してかなり大きな耳を持ち、それに加え大きな瞳や高い位置にある頬骨、そしていたずら好きな性格のため、ピクシー(小さな妖精)と呼ばれることがあります。

デボンレックスは社交的なネコ

(petcha)

デボンレックスは好奇心おう盛で、遊び好きなネコです。何かを取ってきたりするゲームや色んな芸を覚えるのが好きです。一方で一匹でいることは嫌いな寂しがり屋です。

3.シャルトリュー

(Wikimedia)

上品な銀灰色の毛並みとその美しい容姿から「フランスの宝」とも言われるネコです。

第ニ次世界対戦前には絶滅寸前の種だった

戦争が始まるころになると、愛猫家たちによるシャルトリューの繁殖がストップしてしまい、絶滅の危機にさらされたのです。これを何とかするために、ブリーダーたちは生き残ったペルシャネコなどとシャルトリューを交配させて、品種を残す取り組みを行いました。

現在でもその遺伝子が受け継がれているため、短毛である両親から産まれた子どもが、ペルシャネコのような長毛になることがあります。

(↓突然変異的に現れるロングコートのシャルトリュー)

(Introduction to the Chartreux)

ブリティッシュ・ショートヘアーとよく似てるけど違う

(↓左:ブリティッシュ・ショートヘアー、右:シャルトリュー)

(wikipedia)

どちらも短毛種でかなり似ていますが、よく調べると微妙に異なります。たとえば、ブリテッシュはシャルトリューよりも毛質がパリッとしていて固めです。またシャルトリューの毛は防水性が高く、羊毛のようにふさっとしています。

さらに目の色も、ブリティッシュは赤褐色、緑、金あるいは青色と様々ですが、シャルトリューは明るめの黄色が主流です。

シャルトリューは、とても穏やかで静かなネコとして有名

(Flickr/Mike McCune)

言い伝えによればシャルトリューは、カトリックのカルトジオ会修道士が瞑想の邪魔にならないように品種改良した猫種であると言われています。そのため他の猫種と比べると、うるさく騒いだりすることはめったになく、鳴いたりすることも少ないです。

4.クリルアイランド・ボブテイル


北方領土などを含む千島列島で産まれたネコです。名前のクリルアイランドとは、ロシアでの千島列島の呼び名です。ややずんぐりとした体で、ふわふわした短いしっぽが特徴です。

日本生まれのジャパニーズ・ボブテイルの仲間

(↓ジャパニーズボブテイル)

(wikipedia)

古来から日本にいるジャパニーズ・ボブテイルは、クリルアイランドの近縁種で、どちらも丸まった短い尾を持っています。ですが、ジャパニーズの方がより引き締まって骨ばっています。

優秀なハンター

野生では、魚やネズミをとるのがかなり上手で、そのため、普通のネコが嫌う水遊びが好きです。野性的なネコですが、それに反して気質は穏和であり、頭が良いことで知られています。

5.ピーターボールド

(LopScoop)

ピーターボールドは、1994年にロシアのサンクトペテルブルクで生まれた比較的新しい品種です。ドンスコイという無毛猫とオリエンタルショートヘアという短毛種を交配させています。

(以下の二種から生まれた猫)

(Cat Breed Selector/wikipedia)

ピータボールドにはたくさんの種類がいる

(↓いずれもピーターボールド)

(Wikipedia/simplycatbreeds)

アーモンド型の目と三角形の頭部、大きな耳を持つことはいずれも共通していますが、毛の生え方はそれぞれ個体によって異なります。たとえば、ほとんど毛のない子や短い毛が生えた子、部分的に毛が生えた子、縞模様のコートを持つ子など様々です。

病弱そうに見えるが、一般的な猫とそれほど変わらない

毛がほとんど無いため、病気に弱そうなイメージを持ちますが、その分この猫は体温が高く40℃近くあります。毛のある猫が38℃ほどなので、結構高めです。体温が高いため新陳代謝も良く、病気や感染症に耐性があります。

5.マンクス

(wikipedia)

生まれつきしっぽが無い、あるいは極端に短い品種です。イギリスのマン島で突然変異的に発生した個体が繁殖し、それが島特有の固定種として根付いたものと考えられています。

(↓イギリスのマン島)

(Google map)

うさぎのようにぴょんぴょんとぶ

マンクスは、ウサギのように後ろ脚が前脚より長い個体が多いため、後ろ脚を同時に前進させてとぶことがあります。特に急いでいるときは、このうさぎとびをよくします。

(うさぎとびをするマンクスの動画)


このようなとび方をするからといって、運動音痴なわけではありません。むしろ優秀なハンターです。ネズミなどを捕らえるのがかなり得意で、かつては長い船旅の際に、ロープや食料を食べてだめにしてしまうネズミをやっつけるのに使われていたことがあるほどです。

犬のような性格をしている

(YouTube)

この種は、非常に賢く、遊び好きで、犬と似たような行動をとることで知られています。例えば、マンクスは犬のように何かを投げたときにそれをとってくる性質があるのです。また、子犬のように飼い主の行く場所についてまわったり、他のネコがしないような「待て」などの命令も聞くことがあります。

6.コーニッシュレックス

(CATS)

コーニッシュレックスは、巻き毛と大きな耳が特徴のネコです。イングランドのコーンウォールで誕生したことから、コーニッシュと名前が付いています。

寒さには弱い

(wikipedia)

多くのネコは、三層の短い毛と長い毛が生えていますが、コーニッシュレックスは一層の短い毛(アンダーコート)しか生えていません。そのため、一般的なネコよりも温度に敏感です。乾燥や暖かい場所には比較的強いですが、寒い場所では体調を崩してしまうことがあります。

様々な色や模様がある

(kijiji)

コーニッシュレックスは、白、黒、茶、オレンジ、灰色などの毛色や様々な模様が、バリエーションとして品種に登録されています。

7.コラット

(wikipedia)

銀青色に光輝く毛並みとエメラルドグリーンの目が特徴のネコです。タイ王国のコラット地方で14世紀ごろに誕生したとされています。

タイでは幸運のシンボルとみなされている

(Wikimedia)

コラットは幸運の象徴として、丁重に扱われています。その銀色に輝く毛とグリーンの目は繁栄や成功のシンボル、そのハート型の頭部は、新婚夫婦に幸福をもたらすとして、結婚時に贈答されることがあります。

8.ハバナブラウン

(Vetstreet)

イングランドの愛猫家が1950年代に、シャムネコと黒ネコを交配させて作った品種です。ブラウンと名前があるように、黒に近い茶色の毛が特徴です

(↓ハバナブラウンは、シャムと黒猫の交配種)

(wikimedia)

その数は極めて少ない

(Cat Breed Selector)

世界でも、ハバナブラウンの個体数は1000体以下とされています。原産国のイギリスからアメリカには輸入されていますが、日本への輸入はほぼ0に近いのではないかと思われます。

9.ラパーマ

(wikipedia)

パーマという名前が指し示すとおり、きつめのパーマをかけたような毛が全身に生えているネコです。ラパーマは、かなり愛情深い性格をしていることで知られています。

カールの仕方や色、模様は様々

(Instagram/pinterest)

中型サイズで、長い脚、V字型の頭部はいずれも共通しますが、カールの具合や毛の長さ、模様などは個体によってかなり異なります。

無毛や直毛で産まれてくることがある

ラパーマは時々、無毛あるいは毛がカールしていない状態で産まれてくることがあります。ですが、生後2週ごろに直毛は失われ、カールした毛に生え変わります。また、妊娠や去勢などによっても毛が生え変わり、カールの具合が変わったりします。

10.ライコイ

(Kittens Whiskers)

オオカミネコとも呼ばれる、白と黒の毛が混じり合った体毛を持つ品種です。オオカミのような毛並みと目や鼻、口の周りに毛が無いのが特徴的です。この種は、人工的に作られた品種ではなく自然に誕生した種ですが、まだその歴史は浅く、2012年に品種として認定されたばかりです。

(Cats breeds & Care)

ライコイは毛が相当抜けるので、時期によっては部分的に無毛に近くなる場合があります。

参考・調査に使ったサイト:Rare_cat_breeds

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コメント1
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コメント

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  1. By 匿名

    よくもまあここまで好き勝手に遺伝子をいじくりまわせるもんだと感心するわ
    人間って本当に業の深い生き物だな

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