70年以上絶食の人などインドの知られざる事実(雑学)

インドに関連したあまり知られていない驚きの雑学をご紹介します。

1.インドは最も郵便網が発達している国。湖に浮かんだ郵便局があるほど

(↓湖岸に浮かぶ郵便局)

(Media Center Imac)

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インドは世界で最も郵便局が多い国で、国内には155,015店舗あり、日本の5倍以上です。これは、一つの郵便局あたり7175人をカバーしていることになります。

そのカバー率の高さゆえ、町の中心に大きな湖があるシュリーナガル市では、一般的な郵便サービスを受けられる湖岸の郵便局があるほどです。

(↓シュリーナガル市の空撮写真)

2.インドで行われる世界最大のヒンドゥー教集会、「クンブ・メーラ」は1億人以上が集まるため、人工衛星からでもその集団の動きが見える

(↓茶色い塊が人)

(Jagruk)

インド北部のイラーハーバード等で開催される集会「クンブ・メーラ」は、ヒンドゥー教徒が集まり、聖なる川で体を洗い清める大規模な行事です。

数年間に1度の割合で集会が開かれ、およそ2ヶ月間に渡って行われます。2013年の集会では1億2千万人がこの行事に参加し、1日に最大で3000万人がここを訪れたとされています。

3.インドには「世界で最も湿った地」がある。年平均降水量は日本の6倍以上

(YouTube)

インド北東部、メーガーラヤ州のマウシンラム村は、年間平均降水量が11,873mmで、最も雨が降る場所としてギネス記録に認定されています。降雨のほとんどは、6月~9月のモンスーンの季節に起こります。

(↓マウシンラム村の場所)

(Google map)

またマウシンラム村では、1985年に年平均降水量が26,000mmに達し、観測史上最高記録を打ち立てています。

4.シャンプーは、インドで最初に生まれた

(Flickr/Rob Briscoe)

シャンプーの語源(shampoo)は、サンスクリット語のchampuから来ており、この語自体には「マッサージ」という意味があります。

16世紀頃に、インドではアロマオイルを使った頭部マッサージが行われていました。これが18世紀頃にインドを植民地としていたイギリスに広まり、現在のシャンプーへと変わっていったとされています。

5.インドには、ゾウのためだけの温泉がある

(↓温泉につかり、マッサージを受けるゾウ)

(Daily Mail)

ゾウの頭をした神様「ガネーシャ」で知られるように、インドではゾウが神聖視され、大切に取り扱われています。ケララ州のゾウ保護区域では、ゾウに浅めの水へ入って横になってもらい、足や牙など体中をきれいにして、気持ちよくなってもらいます。

6.インドは世界で2番目に英語話者が多い国

(Padhaaro)

インドはアメリカに次いで英語話者が多く、その数は1億2千万人であり、これはインドの人口の10%にあたります。この割合は、今後さらに上昇することが予想されています。

インドでは、ヒンドゥー語話者が最も多いが、国内では1652種類もの言語が話されている

(7 Continents)

インド国内のヒンドゥー語話者数は約4億人で、人口の40%近くに達しますが、その他にも100万人以上の話者がいる言語は、30種におよびます。

その他マイナーな言語も合わせると1652種類の言語が国内で話されています。そのうち122種類の言語の話者は1万人以下で、絶滅の危機にひんしています。

7.インドは世界で最も菜食主義者の割合が多い国。その割合は最大40%

(↓インドのベジタリアンカレー)

(wikimedia)

インド人の20~40%が菜食主義者と言われ、その数は3億人以上で、インド以外の国の菜食主義者を合わせても、この数にはかないません。実際に、インドは肉の消費量が世界で最も少なく、レストランなどでも菜食主義者用とそうでない人用に分けられて、料理が提供されているほどです。

これらの菜食主義は、個人の好き嫌いではなく、非殺生を基本とするヒンドゥー教や仏教の思想を元にしており、2000年以上に渡って続いている伝統的な習慣です。

8.インドは牛乳の生産量が世界一

(wikimedia)

2014年の調査では、インドは1億3240万トンの牛乳を生産し、EUを抜いて生産量1位になりました。これは世界生産量の9.5%にあたり、これらの牛乳は7500万におよぶ酪農場で作られています

9.インドには人間計算機と呼ばれる人がいた


シャクンタラー・デヴィ(1929~2013年)さんは「人間計算機」と呼ばれていたインド出身の女性で、 例えば13ケタのかけ算(7,686,369,774,870 × 2,465,099,745,779)を数十秒以内に暗算で答えることが出来ました。また201ケタの23乗根を5秒以内に正答し、1977年当時のコンピューターに匹敵する計算能力を持っていました。

10.ダイヤモンドが初めて採掘されたのは、インドである

(wikimedia)

ダイヤモンドは紀元前4世紀頃に、インド南部を流れるクリシュナ川の三角州で発見されたのが最初です。発掘されたダイヤは、かの有名なシルクロードを通って、中国やヨーロッパにもたらされたとされています。

18世紀になるまで、インドは唯一のダイヤ生産国でしたが、1725年にブラジルで新たなダイヤモンド鉱山が見つかり、その後新たな鉱山が数々と発見されることになりました。

11.インドは中国の人口を間もなく追い抜く

(↓インドの2017年現在の人口と年度ごとの人口グラフ)

(worldometers)

国際連合によれば、インドは2022年頃に中国の人口を追い抜き、2100年頃まで人口1位の座を維持し続けるとされています。

インドの人口は、現在13.3億人に対し、中国の人口は13.8億人です。インドは、2030年に15億人、2050年には17億人に達しますが、一方中国は2030年代までほぼ一定で、その後は徐々に減少していくと予想されています。

12.インドには、70年近く絶食を続けている人がいる

(Skeptic’s Dictionary)

1929年生まれのプララド・ジャニさんは、1940年以降、一度も水や食べ物を摂取せずに暮らしています。

絶食になるきっかけとなったのは、11歳の時に、彼の前に現れたヒンドゥー教の女神「ドゥルガー」でした。その時に女神が、彼の口に聖なる水を与えたというのです。

(↓彼の前に現れた戦いの神、ドゥルガー)

(wikipedia)

それ以来、彼はヒンドゥー教徒となり、神が与える聖なる水の力を借りて、一切の食べ物を絶ち、森の洞窟のなかに隠とん生活を送るようになったといいます。

科学的に調査が行われたが、解明できなかった

2003年と2010年に、インドの神経学者らが、プララドさんが本当に食事をしていないのか、そして彼の体はどうなっているかについて調査を行っています。

2003年の調査では、10日間に渡って彼を密室に閉じ込めて実験を行いました。その結果、彼は本当に食べ物をとらないどころか、排尿や排便も一切しなかったというのです。しかも実験中、膀胱には水分がたまっていたのですが、その水分は膀胱によって再吸収されていました。そして血液検査などの調査でも異常は見られず、健康そのものだったのです。

(↓プララドさんの診察を行う医師ら)

(current pointlessness)

この調査結果は驚くべきことです。しかし10日後の彼の体重が、わずかに減少していたことから、一部の科学者たちは実験を行った医師が実験結果の一部をねつ造したのではないかとの主張もされていました。

そこで2010年には、監視カメラ付きの部屋で35人のチームが、彼を15日間、監禁・観察する実験を行いましたが、またしても同様の実験結果が得られたのです。

ですが、どうやって彼が物を食べずにエネルギーを得ているのか、体の老廃物はどうやって消費されているのかは解明できませんでした。そのため、今後さらなる研究が計画されているとのことです。

13.インドには、世界一の大家族が住んでいる。一人の夫に39人の妻、94人の子どもがいる

(patheos)

中国のジオナさんは、現在世界一の大家族の大黒柱で、39人の妻と94人の子ども、そして14人の息子の嫁、33人の孫がおり、合計して180人の大家族を構成しています。

(↓ジオナさん家族が住む100部屋あるコンクリート製マンション)

(Antif)

ジオナさんの家族は、全員がインド東部のミゾラム州にある4階建てのマンションに住んでいます。

14.インドの一部の州では、警察官が口ひげを生やすと給料が上がる

(Wikipedia)

インドのマディヤ・プラデーシュ州では、口ひげは男らしく、民衆からより敬意を集められるという考えから、口ひげを生やした人には給与が66円多く与えられています。

インドの妻たちは、世界の11%の金を所有している

(silverdoctors)

個人での金の保有量は、インドが世界一で1万8千トンにもなり、アメリカ、ギリシャ、ドイツを合わせてもこの量にはかないません。これを価格に換算すると、60兆円になります。

15.インドの一部地域では、高さ6mの寺院から赤ちゃんを落とし、下にいる大人が受け止める儀式が毎年行われている

(telegraph)

インド南部、カルナータカ州の村では、赤ちゃんの健康を願って、高さ6mになる寺院のテラスから、大人たちのいる布が敷かれた場所に赤ちゃんを落とす儀式が毎年12月に行われます。

毎年およそ200人の赤ちゃんが観衆が見守る中落とされ、その落とされた赤ちゃんは健康で幸運に恵まれた生活が送れるようになると信じられています。

16.インドではいまだに奴隷が1000万人以上いる

(Spring 2017)

インドの地方では、法律で禁止されているのにもかかわらず、人身売買が行われ、奴隷として、過酷な環境での労働を強制されています。その数はおおよそ1840万人とされ、世界で最も奴隷が多い国と言われています。そして、その多くは子どもであり、学校にも通えず生涯無賃で働かせられることになります。

17.インドでは、60%以上の家にトイレが備え付けられていない

(Al Jazeera)

2015年の調査で、60.4%の家にトイレが無いことが判明しています。トイレが無い人のほとんどは、外に垂れ流しで、残りの数%の人は公衆トイレまで行って排泄しています。

1990年から見ると、トイレの敷設率は22.8%も上昇したのですが、それでも南アジアの中では、最も衛生環境の悪い国であることは間違いありません。このような衛生設備の不備のため、毎年5歳以下の子どもが下痢で14万人以上亡くなっており、インド国内では大きな問題となっています。

18.インドのデリーは、世界一大気汚染が激しい都市。そして大気汚染ワースト2位~4位まではインドの都市が占めている

(↓インドのデリー。PM2.5を含む体に悪いスモッグが日常的に発生)

(Flickr)

大気汚染といえば、中国を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、インドは中国よりひどい状況になっています。デリーでは、肺がんや心臓の病気をもたらすとされるPM2.5(粒子状物質)の濃度が、中国で最も大気汚染が激しいとされる北京の約3倍に達します。

これらの大気汚染は、熱効率の悪い石炭や牛糞、マキを燃焼させたり、自動車から排出される排気ガスなどによってもたらされています。そして急激な人口増加により、これらの排出量は莫大なものになっているのです。

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