世界で最も恐ろしい見た目の動物10選

「世界で最も恐ろしい見た目をした動物」として候補に挙げられた動物たちを、海外サイトからご紹介していこう。

1.ナンヨウミツマタヤリウオ

(via ElectromechanicalRam)

(via fangweb)

水深2000m近くの深さまで生息している深海魚。本種のメスは、牙のような鋭い歯を持ち、顎から垂れ下がる長いひげがある。このひげには発光器がついており、獲物を誘引するルアーとしての役割がある。

メスの全長は60cmほどでウナギと似た細長い形状をしている。一方で、オスはメスよりもはるかに小さく、全長5cmほどしかない。また牙のような歯もヒゲもなく弱々しい。

2.リトル・ホワイトショルダー・バット(Ametrida centurio)

(via Art for Bats)

(via Royal Ontario Museum)

中南米に生息する小型のコウモリ。比較的大きな目と尖ったパグ犬のような鼻、鋭い歯があり、威圧的な雰囲気を与える。

恐ろしい見た目に反して、人間に害を与えることはなく、このコウモリのエサは、昆虫や熱帯林で見つかった果物である。

3.オニキンメ

(via mixcloud)

(via Monterey Bay Aquarium Research Institute )

大きな頭部と鋭利で長大な牙を持つ深海魚。水深500~3000 mに生息する。その牙はあまりにも長すぎて、完全にアゴを閉じることができない。

このような牙は、エサの少ない深海で確実に獲物をとらえるために手に入れたものである。一度この牙に突き刺さった獲物は、逃れることができない。

恐ろしげな外観に似合わず、体長は普通10cm大で、最大でも16cmほどにしかならない。

4.サナダムシ

(via Nikon small world)

(via Newyork post)

サナダムシは、人体の大腸など消化管内に生息する寄生虫。頭部にはフックや吸盤があり、それらによって腸壁に付着しやすくなっている。

人への感染は、サナダムシに寄生された肉や魚を食べることで起きている。人体で育ったサナダムシは最大で10mを超えることがある。

5.チョウチンアンコウ

(via nytimes)

(via crimeaua1)

餌を誘うために頭部から出た光るちょうちんが特徴的な深海魚。恐ろしく鋭い歯と大きなアゴで、自分より2倍大きなサイズの獲物を捕食することができる。

6.ホウライエソ

(via jatadharius)

(via owlcation)

熱帯および温帯海域で発見された発光性の深海魚。「深海のギャング」とも呼ばれ、その長い牙を用いて獲物を捕らえ、上方に跳ね上がるアゴの力で獲物を飲み込む。だが大きすぎる獲物を捕らえた際は、そのまま飲み込めずに餓死する例が報告されている。

7.オオグソクムシ

(via haberler)

(via jesper1007)

ダンゴムシやフナムシの仲間である等脚類としては世界最大で、全長は最大で50cmに達する。水深150~600mの海底に生息しており、海の掃除屋として生物の死骸なら何でも食べる。

8.シャチホコガ

(via 2diyer)

(via Emilelele_EGB)

大きな頭部に、長い脚、盛り上がった体節が、他の蛾の幼虫と一線を画している。これは外敵から身を守るために役立っており、毒グモや他の昆虫に擬態して、外敵を混乱させることができる。

9.ホシバナモグラ

(via KEN CATANIA)

(via Inaturalist)

鼻から飛び出た花びら状の22本の触手が特徴的な種。湿地や沼地に住む唯一のモグラ。この星型の触手は、盲目のモグラにとって視覚代わりになる。

10.世界で一番怖い見た目の猫、ジェルダン

(via Sandra Filippi)

(via Sandra Filippi)

世界一恐ろしい見た目のネコと言われているのが、スイスに暮らすスフィンクス種のジェルダンだ。

しかし飼い主によると、その見た目に反して、人間と交流するのと寝るのが好きな可愛い子だそうだ。ほとんどの人は、ジェルダンに初めて会ったとき怖がってしまうが、彼の遊び心と人懐っこさを見ているうちに好きになってしまうという。

「ジェルダンはとても活発な猫で、興奮している時も、お腹が空いている時も、遊んでいる時も、寄り添って寝ている時もよくしゃべり、まるで子供のようで、性格もとても愛らしいです」と飼い主は話している。

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Posted by uti