信じられない理由の犯罪・6例
なぜ罪を犯す必要があったのかと、その理由に首をかしげる犯罪事例をご紹介していこう。
1.おむつ交換をしてもらうために障害者を装った男
(via thesun)
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2019年11月、アメリカ・ニューオーリンズに住む29歳の男、ラトリッジ・ディアス4世が障害者を装って、汚れたオムツを女性の介護員に変えさせたとして逮捕された。
(via pxhere)
ラトリッジは、ベビーシッターアプリを通じて、存在しない弟”コーリー”に特別支援が必要だと主張し、女性のホームヘルパーを複数人雇った。
雇われた介護員の1人は大学生で、スーパーやコーヒーショップなどで、6回も”コーリーのふり”をしたラトリッジのおむつを交換させられた。
介護員のうち詐欺に気付いた4人が、警察に通報した。介護員らは、オムツ交換の間、ラトリッジが目に見えて興奮していたと話している。
(via Shane Adams)
この通報により、ラトリッジは10件の性的暴行などの容疑で逮捕された。だがオムツ交換の際、ラトリッジは介護員の体には触れていないことから、性的暴行での起訴が困難になったため、人身売買の罪で起訴された。
最大で10年の懲役刑が課される可能性があったが、ラトリッジは幼少期の性的トラウマによる精神的問題を抱えていたという事実が明らかになり、5年の執行猶予に減刑された。
2.映画上映中にメールしていた男性を殺害
(via COURT TV)
フロリダ州タンパに住む元警部のカーティス・リーブスは、映画鑑賞を真剣に楽しみ、それを遮るものを絶対に許さなかった。
それはあまりにも深刻で、映画館の予告を見ながらメールをしていた隣の座席のチャド・オールソンと口論になり、銃でその男性を撃ってしまった。
(via COURT TV)
警察の報告書によると、口論の最中、チャドはポップコーンの包みをカーティスの顔に投げつけたという。またカーティスは、チャドに何らかの物体で殴られたと警察に主張している。これの反撃として、カーティスは拳銃を取り出し、チャドの胸を撃ってその場で殺害した。
(via COURT TV)
カーティスは正当防衛を主張しようとした。しかし、裁判所は目撃者の証言をもとにカーティスの主張を認めず、第二級殺人罪とした。カーティスは控訴しており、判決は2022年以降に持ち越されることになった。
3.おならの臭いで文句を言われ、暴行した男
(via oxygen)
アイオワ州出身のクリストファー・ラグズデール(41歳)は,2020年1月5日、自分のおならの臭いに文句を言われ、激しい怒りを覚えた。
クリストファーは、友人宅でガールフレンドと遊んでいたとき、おならを盛大に放出した。彼女が「ひどい臭い」と言ったところ、クリストファーは激怒。
(via Patrick)
彼女の髪の毛を引っ張り、背中に馬乗りになって、友人が部屋に現れるまで首を絞めていた。友人が二人の前に現れて、彼女は部屋から逃げ出したが、クリストファーは追いかけて彼女に頭突きをくらわせた。
それを目撃していた友人は、警察に通報。クリストファーは暴行、家庭内暴力、窒息の容疑で逮捕された。
4.赤ちゃんを埋めたという虚偽の報告
(via nashville)
2020年3月、グレンナ・ピンカートンは元カレのアントニオ・アレンに「1歳の娘の頭を銃で撃った」と言って、彼を驚かせた。
それからグレンナは警察に行き、「2018年3月に、娘の遺体をトゥーリバーズ公園に埋葬した」と伝えた。グレンナは法医学調査官と死体探索犬を率いて、遺体を探すためにその公園を探索したが、遺体は見つからなかった。
実のところ、グレンナは子供の出産すらしていなかった。彼女の兄も、妹が妊娠していたことを「知らなかった」と言っている。
グレンナは後に、この話を創作したことを認めた。当局が理由を尋ねると、彼女は “元カレの気を引くためだった “と答えた。警察は虚偽の報告をしたとしてグレンナを逮捕・起訴した。
5.最も恐ろしい手作り人形
(via thejournal)
2011年11月2日、歴史家のアナトリー・モスクヴィンが逮捕された。アナトリーのアパートとガレージに、26体の少女の遺体が見つかったのだ。
アナトリーは遺体を発掘し、防腐処理をした後、墓地周辺の乾燥した場所に隠していた。遺体の乾燥が終わると、家に持ち帰って人形のように扱った。女性用の服を着せ、ストッキングを履かせ、化粧をして口紅を塗った。また、胸郭にオルゴールを入れることもあった。
(via medium)
アパートに同居していたアナトリーの両親は、ミイラ化した遺体を見ていたが、それらを大きな人形だと思っていた。
アナトリーに動機を聞くと、「女の子たちが可愛そうだと思って、生き返らせる方法を見つけて、動ける体を与えてあげたいと思った」。そして女の子たちを “美化 “することで、生き返った後も快適に過ごせるようにしたかったと言う。
アナトリーは、最近亡くなった子どもたちの死亡記事を探して、自分に「語りかけてくる」子どもを選んだという。アナトリーは墓の上で寝て、そこに眠る子どもから許可が下りたときだけ、その遺体を発掘した。
2012年5月、裁判所はアナトリーが妄想性統合失調症であると判断し、精神科病院への入院を宣告した。2020年11月には、統合失調症の治療が成功したことを理由に、退院が勧告されている。
6.WiFiのパスワードを変えた結果
(via oxygen)
2018年2月、16歳のケヴォン・ワトキンスは、20歳の姉アレクサスの首を絞めて殺害した。
ケヴォンは、ネット回線が遅くなったり、切断されたりしてビデオゲームを中断されないように、自宅のWiFiパスワードを変更して、WiFiを独り占めしていた。
そのパスワード変更がきっかけで、母親とケヴォンの口論が始まった。
口論がエスカレートすると、姉のアレクサスが母親を守るために介入してきた。ケヴォンとアレクサスは床の上で取っ組み合いを始め、ケヴォンは背後から姉の首を腕で絞めた(チョークホールド)。
(via CodeRedDefense.com)
母親は警察に通報した。10分経って警察が到着したときにも、ケヴォンはまだ姉の首を絞めていた。警察官は心肺蘇生で姉を救おうとしたが、姉はその日の夜、地元の病院で死亡が確認された。
(via Newyork post)
ケヴォンは、殺人と絞殺による加重暴行で起訴された。その後、殺人罪で終身刑を宣告された。
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コメント一覧
5.これホント怖かったよな
怖い