長生きする基本的な8つの方法
生活習慣を少し変えるだけでも、長生きに効果的です。最近の研究では、喫煙、アルコールの多量摂取、運動不足、果物と野菜の不足によって、12年ほど寿命が短くなりうることが明らかになっています。
幸運にも、今あなたは、この不健康な習慣を治すことができるのです。次の8つの習慣を身につけることでいつでも若く、良い健康状態を保てるのです。
1.食べすぎない
(出典:wikipedia)
もし100歳まで生きたいなら、お皿に乗せる食べ物の量を減すのが良い方法です。実際に、世界中の長生きしている人が多い国を調べてみると、満腹まで食べる人は少なく、多くの人が腹八分目で食べるのを止めていることが分かっています。そして、これは長生きの国として知られる、日本人のお年寄りに顕著に見られる特徴でした。
アメリカのセントルイス大学が2008年に調査した内容によれば、少食は加齢を遅くする効果があるとの結果が出ています。摂取カロリーを制限することで、T3(甲状腺ホルモン)の生産が抑えられ、老化と代謝のスピードを遅らせてくれるのです。
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2.テレビを消す(座りすぎない)
(出典:pixabay.com)
テレビの前にずっと座っていることは、健康上大きな問題となる場合があります。実際、2010年の研究で1日4時間以上テレビを見ている人は、1日1時間以下の人に比べ、総死亡率が46%増加することが分かっています。
また、視聴時間が1時間増えるだけで、総死亡率は11%上昇し、心臓病にかかるリスクは18%も上昇する統計結果が得られています。
そのため、テレビの視聴時間を少し減らすだけでも効果があるのです。
3.日光を浴びすぎない
(出典:publicdomainpictures)
陽射しを浴びすぎるのは皮膚がんの原因になります。また、陽射しは顔のシミ、小じわや垂れ下がりを作り、肌の老化をもたらします。
ひざし対策は、遅すぎるあるいは早すぎるということはありません。毎日の日焼け止めでのスキンケアが、重要になってきます。
その際、忘れてはならないのが首と胸元です。それらも太陽からのダメージを受け、シミや小じわを作ります。そのため、日焼け止めは顔だけではなく、首や胸元など肌の露出する部分に塗布する必要があります。
4.人と交流をはかる
(出典:wikimedia)
友達や家族と強い結びつきがない人は、心臓病にかかる大きなリスクを抱えていることが研究で明らかになっています。また、一人でいる人は、それ以外の人に比べると、高コレステロール、高血圧になる可能性が高いとも言っています。
特に高齢者の孤独は、うつ病になる可能性が高いため、大きなリスクとなる場合があります。孤独、寂しさは、心の中にも炎症をもたらしうるのです。
5.適度に酒を飲む
(出典:wikipedia)
1日コップ一杯程度の飲酒であれば、アルコールは体に良い影響を与えることが知られています。米国心臓病学会のジャーナルで、2010年に報告された研究結果によれば、少量の飲酒(女性なら1日コップ1杯、男性ならコップ2杯)は、心臓に良い影響を与えるとのことです。
6.果物と野菜を食べる
(出典:freestockphotos)
野菜と果物を1日3品目以上摂取する人は、良い健康状態を保てます。食物繊維とビタミンが詰まった果物と野菜を摂取すれば、心臓病のリスクが76%減少し、乳がんにかかる可能性も圧倒的に低くなると分かっています。
おまけに、免疫力が高まるうえ、血行も良くなるため、小じわが消えたりと、より若々しい姿になる可能性も秘めているのです。
7.運動をする
(出典:publicdomainpictures)
毎日の運動は、若さの源泉と言っても良いほどです。2008年の研究結果では、ランニングなどの高負荷運動を毎日続けることで、寿命が平均して4年ほど伸びることが明らかになりました。このような運動は、自分の心臓や精神、代謝によい効果をもたらすことは間違いないのです。
30分ほどのウォーキング等、適度な運動を毎日の習慣に加えるだけでも、心臓病のかかるリスクは圧倒的に低くなります。
8.禁煙する
(出典:wikimedia)
喫煙をやめる事は、健康上、そして寿命のためにも、最も大切なことです。学術雑誌であるアメリカン・ジャーナル・オブ・パブリックヘルス誌の研究結果によれば、35歳までに禁煙した人は、平均余命が6~8年ほど伸びることが分かりました。
たばこを辞める事に関しては、いつになっても遅すぎるということはありません。たとえ既にたばこを吸って体にダメージを受けていたとしても、禁煙は病気の進行を遅らせ、長く生きる可能性を増加させるのです。
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