ホッキョクグマの半分はここに。カナダの興味深い雑学
今回は、カナダに関する興味深い雑学を色々とご紹介します。全部で18個あります。
1.カナダ造幣局は、およそ1億円分の純金を使った巨大硬貨を製造している。
(via upscalehype)
純度99.99%ゴールドのみを使った硬貨で、メープルリーフコインと名前が付いています。重さは100㎏、直径は53㎝あります。
オークションにかけられて、元値よりも高いおよそ4億円で、スペインの貴金属販売会社に落札されました。
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2.カナダの森林率は38%で、国土面積のおよそ1/3が森林でおおわれている。
(via Pixabay)
一方で日本はおよそ68%、国土の2/3を森林が占めています。
ちなみに一番森林率が高い国は、ブラジルの真上にあるスリナムで90.2%。最も少ない国は中東のカタールで0%。
3.毎年、巨大な氷河がグリーンランドからカナダにやってくる。
(via anchorinntwillingate)
毎年春頃になると、グリーンランドの氷河がカナダ・ニューファンランドの沿岸にやってきます。その氷河はとても清浄なのでワインやビール、ウォッカ、化粧品の材料として利用されています。
4.カナダはUFOの離着陸場を作った初めての国
(via wikimedia/Heterodyne)
アルバータ州のセントポール市に、カナダ独立100周年を記念して、1967年に建てられたUFOの離着陸場です。
巨大なコンクリート構造物の中には100年後に開けられる予定(2067年)のタイムカプセルが埋まっています。
すぐそばには、UFOの博物館と観光客向けのインフォメーションセンターが設置されています。
5.野生動物のための陸橋がある。
(via avenuecalgary)
アルバータ州にあるバンフ国立公園の道路は、動物たちが車に衝突すること無く渡れるように設計されています。
公道には陸橋が架けられ、ここに住むグリズリーやクロクマ、オオカミ、コヨーテ、ピューマ、アメリカヘラジカ達が、自由に移動できるようになっています。
6.カナダは、ヘラジカやグリズリーなど大型動物の生息地であり、5万5千種類の昆虫、1万1千種類のダニとクモの生息地でもある。
(via Pixabay/Wikimedia)
7.カナダのバンクーバーでは、新年を祝うイベントとして寒中水泳「ポーラーベアスイム」が行われる。
(via circuswest)
ブリティッシュコロンビア州バンクーバーでは、寒中水泳が毎年イングリッシュ湾で行われています。決まって新年の午後2時30分に、2000人以上が一斉に湾の中に飛び込みます。
8.イギリスにはネッシー、カナダにはオゴポゴがいる。
(via Atomica)
1872年にオカナガン湖で目撃された未確認生物です。全長は12~15m、ヘビのような頭部をしています。
1872年以降も多数の目撃報告が寄せられており、目撃者もかなり多いことから、ツチノコやネッシーよりも存在する可能性が高いとされています。
9.カナダのモントリオールは、フランス以外で最もフランス語が話されている都市
(via googlemap)
人口165万人を超える大都市モントリオールは、パリに次いでフランス語話者が多い都市です。人口の56%、およそ107万人がフランス語を話すことが出来ます。
10.カナダは最も教養のある国と言われる。25~64歳の人で、大学以上を修了した人が最も多く、割合は54%に達する。識字率も99%で世界一。
(via Flickr/Will Folsom)
これは、経済協力開発機構(OECD)による2014年の調査結果です。ちなみ日本は、25~64歳の人で、大学以上卒業者の割合は48%。世界で4番目に多くなっています。
11.カナダは最も湖が多い国で、世界にある湖の60%はここにある。
(via Wikimedia/Tobi 87)
1キロ平米を超える湖が31752個あります。より小さい湖を含めると、200万個近くになると言われており、国土面積の9%を湖が占めています。
真水の保有量は膨大で、世界の真水の20%はカナダにあると言われています。
12.カナダで生まれた料理「プーティン」がかなり人気。カナダでよく食べられている料理の一つ。
(via wikimedia)
カナダのケベック州で生まれ、今では国内のほとんどのショッピングセンターや学生食堂などに置いています。
13.カナダの州立恐竜公園は、最も恐竜が発掘されている場所とも言われ、世界遺産に登録されている。
(via wikipedia/ceasol)
アルバータ州に位置する州立恐竜公園では、これまでに39種類の恐竜と500以上の標本が発掘されています。
14.世界中のメープルシロップの77%は、カナダで生産されている。
(via wikimedia)
カナダの国旗のマークにもなっているサトウカエデの樹液からとれるのが、メープルシロップです。カナダのケベック州が主な生産地で、年間300億円分が製造されています。
15.カナダには、世界中のホッキョクグマのおよそ半分が生息している。
(via wikipedia/googlemap)
ホッキョクグマの頭数は2万5千~4万頭とされています。そのうち、1万3千~1万5千頭がカナダに生息しています。
特に、マニトバ州チャーチル(上の赤いスポットの場所)では、ホッキョクグマが群れをなしてねぐらを作っていることもあって、野生のホッキョクグマを観光したい人たちでにぎわっています。
16.二国間をへだてる一番長い国境は、カナダーアメリカの国境(8891km)
(via wikipedia)
世界で2番目に大きい国カナダと3番目に大きい国アメリカをへだてる境界が、世界最長の国境となっています。
この国境には2区切りあって、一つはアメリカ・アラスカ州とカナダ・ユーコン州を境界とするもの、もう一つはアメリカの12州とカナダの7州を境界としています。この二つを合わせたのがアメリカーカナダ間の国境です。
17.カナダで最も寒い場所「ユリーカ」は、年間の平均気温が-19℃。史上最低気温は-63℃になる。
(via wikipedia)
人口は8人しかいません。気象台がおかれているため、そこで働いている人達だけがここに住んでいます。
18.カナダ・ノースウエスト準州では、車のナンバープレートがホッキョクグマの形をしている。
(via flickr/Jody McIntyre)
1970年頃にカナダの独立100周年を記念して導入されたナンバープレートです。そしてこの形状は、ノースウェスト準州の登録商標マークにもなっています。
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