世界最初のウェブページほか、インターネットの興味深い雑学16個
1.世界最初のウェブページは現存する
(via cern)
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世界最大の素粒子物理学研究所であるCERN(セルン)が、1991年8月6日に公開したウェブページです。今私たちが当たり前のように見ている動画サイト・ブログ等のウェブサイトは、全てここが起源と言えます。
インターネットはWWWというシステムを取り入れており、このWWWを開発したのがCERNのメンバーであるティム・バーナーズ・リーでした。彼がこのページを作り上げ、WWW普及のために公開しました。
ちなみに、このページの中身はWWWに関する情報が書かれています。→こちらから実際に見られます。
2.インターネット上に初めてアップロードされた画像はこれ
(via wikipedia)
先ほど紹介したWWW発明者のティム・バーナーズが、インターネット上に投稿した画像です。
彼女たちは全員がCERNの社員で、会社のイベントの際にジョークで結成したバンドグループです。なので世界最初のインターネット画像は、ネタ画像だったと言っていいかもしれません。
3.一番最初の検索エンジンは、グーグルではなくアーキー
(via Thunder Mustard)
グーグルが生まれるおよそ6年前の1990年に、史上初の検索エンジンが開発されました。その名はアーキー(Archie)です。カナダ、モントリオールにあるマギル大学の学生が、最初の実装を行いました。
ただし、現在のグーグルなどとは違い、コンテンツの中身は検索できず、タイトル名(ファイル名)でしか検索できませんでした。
アーキーは、ネット上で人気のサービスとして使われていましたが、現在は大学のサイトで、ごく一部が稼働しているのみです。実際の稼働サイトはこちら。
4.電子メールは、1日に平均で2,690億通送られている
(via Joe The Goat Farmer)
2017年時点で、メールアドレスを所有するユーザーは37億人、1日にやりとりされる総数は2690億通にも達します。
つまり1秒に310万通もの電子メールがネット上を飛び交っているわけです。1年にすると、その総数はおよそ100兆。ただしこのうち90%が、ウイルスやスパムを含んだ迷惑メールです。
5.YouTubeでは、1分あたり300時間分の動画がアップロードされている
(via Pixabay)
世界最大の動画サイトであるYouTubeは、13億人のユーザーを抱えているだけあり、莫大な数の動画が毎分投稿されています。動画の視聴回数は1日に50億回以上に達し、世界中で視聴されています。
日本でもYouTube動画は非常に人気の高いコンテンツですが、ユーザーは世界シェアの4%にも満たないくらいです。それだけ、海外のユーザーが多いのです。
6.中国にはインターネット中毒を治療する施設がある
(via Quartz)
中国のインターネットユーザーは、現在6.3億人近くいて、そのうち2,300万人がインターネット中毒であるとされています。ここでいうインターネット中毒とは、仕事以外で1日6時間以上インターネットを利用する人を言います。
中毒者の治療に当たるため、中国では専門の治療施設が2004年から設立され始めました。
そこでは軍隊形式の厳しい生活が待っています。食べ物や寝る時間がきっちりと管理され、厳しい規律の中で生活を送ることになります。
7.ツイッターでは、一日5億回ツイートされている
(via Mkhmarketing/flickr)
これは1年間ならおよそ2,000億ツイート、1分間なら35万ツイート、1秒間なら6,000ツイートです。特に日本の利用者が多く、ユーザー全体の15%近くを占めています。
8.インターネットにある情報のほとんどは、検索でたどり着けない所にある
(via avinzil)
GoogleやYahooなどの検索でたどりつける情報は、インターネットのごく一部で、たった0.03%にしかなりません。検索には出てこないディープ・ウェブの世界があるのです。
直接URLを打ち込んだり、Torという通信方法を使ったりしないと、そこにたどり着くことは出来ません。そこではたいてい法律に反することが行われています。
たとえば、麻薬や児童xxxの売買、映画や書籍などの無断配布です。
9.毎日3万ものウェブサイトがハッキングされている
(via Pixabay)
ウェブサイトの大小に関わらず、多くのサイトがハッキングの被害に合っています。
サイトのIDとパスワードに総当り攻撃を仕掛けられ、サイトの内容を改ざんされたり、サーバーに極端な負荷をかけたり、サイトにコードを仕込んで、訪問者に悪さをしたりなど、様々な方法でハッキングが行われています。
10.インターネットの開始からたった4年で、ユーザーが5千万人に達した
(via visual)
この年数はラジオの38年、テレビの13年と比較するとかなり早いです。ですがフェイスブックはさらに早く、たった3.5年です。またゲームアプリでは、アングリーバードの35日が最速です。
ちなみに2017年時点のインターネットのユーザーは、38億人と見積もられています。
11.インターネット普及率が1位の国は、アイスランド
(via wikipedia)
人口30万人ほどの島、アイスランドでは、国民の98%がインターネットを利用しています。一方日本は、世界で9番目に位置し、普及率は93%ですが、人口1億人を超える国の中では1番です。
ちなみにワーストはアフリカのエリトリアで、普及率は1.1%にしかなりません。
12.YouTubeは、1日で100年分のビデオを問題がないかチェックしている
(via Wikimedia)
YouTubeで削除される動画は、個人的な通報もありますが、多くの場合は自動で行われています。
たとえば、テレビ番組の違法アップロードなどでは、事前にテレビ局が元動画をYouTubeに提供しておくだけで、同一のコピー動画が投稿されると、自動で削除される仕組みになっています。
13.エベレストでもインターネットが使える
(via Wikipedia)
世界一高い山ことエベレストでは、高速通信が可能な4Gネットワークを、標高5,200mのベースキャンプまでカバーしています。それゆえ、地上にいるのと同じように通話とインターネットが楽しめます。
また、エベレスト頂上(標高8,848m)でも3G回線は利用することができます。
14.Youtubeで一番最初に投稿された動画は、2005年4月23日までさかのぼる
Youtube創設者のジョード・カリムが投稿した動画です。アメリカのサンディエゴ動物園で撮影しています。彼は、ゾウの鼻が長くてかっこいいとか、可愛いとか言っています。
何の面白味もない動画ですが、既に再生回数が4000万回を超えています。
15.世界で最も視聴された動画は、Despacitoというミュージックビデオ
YouTubeにて公開されているDespacito(デスパシート)という曲で、総再生回数は2017年8月29日時点で34.6億回です。プエルトリコ出身のルイス・フォンシとダディー・ヤンキーが、スペイン語で歌っています。
日本ではほとんど話題に上っていませんが、世界45カ国で音楽チャート1位を獲得し、アメリカだけで150万ダウンロードを達成しています。
YouTube以外のストリーミングサービスを加えると、総再生回数はおよそ46億回になるとされています。
16.アマゾンのロゴは「AからZまで何でも取りそろえているよ」という意味
(via wikipedia)
aからzに矢印が向いていることから分かるように、アルファベットの最初から最後まであらゆる商品を扱っているという意味です。
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