巨額の富を手に入れたお金持ちのペットたち(猫・犬)
今回は、億万長者となったペットたちをご紹介します。全4匹。
1.グンサーIV 資産額400億円
(via mentalfloss)
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グンサーIVは、およそ400億円もの遺産を受け継いだジャーマン・シェパード犬。
そしてこのお金は、親犬のグンサーⅢから相続したもので、元をたどると、彼を深く愛していた飼い主の遺産であった。飼い主が残した遺産は80億円であったが、グンサーの世話人が遺産の一部を投資に回したことで、400億円にまで増加させた。
グンサーのリッチぶりは、普通の犬たちが真っ青になるほどだ。専任のメイドと執事が彼の元に控え、移動はお抱え運転手によるリムジン送迎。
複数のマンションを所有し、一つの寝場所で休むことを知らない。食事はステーキにキャビアと高級食材が並ぶ。これまでに約1億円のホワイトトリュフを落札したことがあり、彼の食事は人間の富裕層でも到達できない高みにある。
2.グランピーキャット 資産額100億円以上
(via Meme Binge)
いつも不機嫌な顔をしていることで人気になった雑種のメス猫。2012年生まれで、まだ5歳。ブレイクのきっかけは、2012年に世界最大の掲示板レディットで、飼い主の兄がこの猫の写真を投稿したのが始まりだった。
写真は、いろんなパロディにされたり、キャプションを付けられたりして、またたく間に世界中へ拡散。現在ネコ界で1、2位を争う人気となり、インスタのフォロワー数は240万人以上、ツイッターは130万人以上となっている。
(via wikimedia)
2013年には、グランピーキャット(Grumpy Cat)の商標登録が行われ、グランピーキャット・リミテッドが設立された。
また、大手ペットフードブランドのスポンサーシップ契約が結ばれ、航空機のファーストクラスやホテルのキングサイズベッド、お抱えの運転手、マネージャー、ペットフードを無償で提供することが約束された。
そのほか、公式グッズの販売やテレビ出演、映画化、本の出版などが行われ、100億円以上を稼いだとされる。
※ちなみにこの不機嫌な表情は、この猫の持って生まれた遺伝病のため。グランピーは、下アゴが飛び出ている不正咬合と、骨や軟骨が未発達になる小猫症をわずらっている。
3.トマソ 資産額13億円
(via Pixabay)
トマソは黒猫で、ローマの道端に暮らす野良猫だった。だが、資産家のおばあちゃんに拾われたことがきっかけで、13億円以上の資産を持つことになったのだ。
拾ったのは90歳を超えたおばあちゃんで、夫も親せきも亡くし、誰にも遺産を残す相手がいなかった。だから彼女は、最後まで寄り添ってくれたトマソに全ての資産を渡すと遺言に書き残した。
遺言が書かれてから2年後、彼女は亡くなった。彼女の財産は、トマソに受け継がれることになると思われたが、イタリアの法律では動物が直接相続することはできなかった。
しかし、弁護士の働きによって彼女の世話をしていた看護師が、代理人として受け取ることに決定された。看護師は、トマソの全ての世話をうけおい、トマソを愛すことを誓った。
4.トラブル 資産額12億円
(via dailymail)
トラブルは、エンパイアステートビルなどを保有していた大富豪ハリー・ヘルムスリーの妻が飼っていたマルチーズ。妻のレオナがトラブルを飼い始めたのは、夫のハリーが亡くなったことがきっかけだった。彼のいない寂しさを埋めたかったのだ。
彼女は誰よりもトラブルを愛した。それは子どもたちへの愛をしのぐものであり、全ての遺産をトラブルに譲り渡すほどのものだった。しかし、後に裁判でトラブルへの遺産は2億円にまで削減されている。
彼女が亡くなってからは、トラブルには専属の世話人が付き、年間1千万円が飼育費用に充てられた。内訳としては、80万円がグルーミング費、12万円が食費、残りは世話人と24時間ガードマンの給料であった。
残念ながら、トラブルも彼女の死亡から4年後、12歳の時に亡くなった。人間で言えば84歳にあたる歳であった。
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