一生に一度も会えないかもしれない変わった動物たち
日本ではほぼ見かけることがない、変わった動物たちを紹介するよ。
ブロブフィッシュ
(via pikabu)
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水深600~1200mの深海にいるので、めったにでくわすことがない。そのうえ分布域は、日本から遠く離れたオーストラリアやタスマニア近海である。
ブロブフィッシュは、水よりも密度がわずかに軽いゼラチン質の物体で体全体が覆われており、とてもぶよぶよした見た目が特徴だ。
見た目はキモいが、生きている時はこんな無様な姿ではない。深海から地上に飛び出ると、圧力が1/120~1/60倍になるため、体が膨らんで醜い姿になってしまうのである。
巻き毛のウマ
(via faniearns)
おそらく99%の人が、直に見たことないであろう馬種。アメリカン・バシキール・カーリーと呼ばれており、世界に5000頭ほどいる。巻き毛は品種共通だが、色、サイズは個体ごとにバラバラ。
その物珍しさや美しさから、ウマの品評会に登場することが多い。またウマの中で唯一、低アレルギーの品種として知られており、ウマの毛にアレルギーを持つ人でも取り扱うことができる。
ランの色に擬態する幼虫時代のハナカマキリ
(via 9999monkeys)
ハナカマキリは、マレーシアなど東南アジアの熱帯雨林に生息しており、日本にはいない。このランのピンク色に擬態するのは幼虫のわずかな期間のみで、脱皮を繰り返して成体になるとほぼ白色になる。
そしてこの幼虫は擬態能力が高いため、森の中で見つけ出すのは困難で、かなり希少である。
長い耳を持つウサギ
(via SittingInTheDark)
イングリッシュロップイヤーという耳の長さが特徴的な品種。ペットショップなどで普通に数万円で売っているが、これほど耳の長い個体はあまり見られない。
ただしこの個体が世界一というわけではなく、ロップイヤーの耳の長さ世界一は79cmになるそうだ。
ミニサイズのヘビ
(via immotleighton)
なかなか見かけることのないヘビの赤ちゃん。しかも猛毒を持つアフリカンブッシュバイパー。コンゴなど中央アフリカ、西アフリカの熱帯雨林に生息している。
この三匹は別種のように見えるが、同じ親から産まれており、黄色やねずみ色、赤色など、同じ種内でもバリエーションがある。
左半分がハスキー、右半分がラブラドールの犬(ブレイブハートくん)
(via liquorsquicker)
以下の写真のように、フォトショップで顔半分づつの対照イメージを作ると、こんな姿になる。
(via gabemart)
ネコのキメラ
(via viralcats)
アルゼンチン産まれのキメラ(Quimera)という名前のネコ。名前の由来も、2個以上の異なる遺伝子が発現する「キメラ」からそのまま名付けられた。
キメラ個体自体珍しいが、このように顔の半分で、毛色や目の色まできれいに分かれるのは、さらに珍しい。
アルビノのトナカイ(スウェーデン)
(via neselo77)
インクが切れたネコとイヌ
(via boredpanda)
ロットワイラー
(via boredpanda)
白斑(はくはん)と呼ばれる体の一部の色素が奪われる症状。この症状は人間でも時々見られ、全人口の約1%(7500万人)に現れる。人の症例ではマイケル・ジャクソンが最もよく知られている。
人の場合は甲状腺異常などの合併症を伴うことがあるが、犬や猫では見た目に影響があるだけで害は無い。
アンモナイトのようなタコ
(via 9999monkeys)
アルゴノウトと呼ばれる遠洋に住むタコで、メスだけが自らの分泌物から作り出した紙のように薄い殻を持つ。またメスは、殻を含めて全長30cmになるのに対し、オスはたった2cmにしかならない。
メスはこの殻で卵を保育するとともに、空気を含ませ浮袋の代わりに使っている。通常タコといえば海底にいる生物だが、このタコは海面を浮遊しているのもユニークなところである。
胸に☆がある犬
(via Tomwarz87)
驚くほど脚の長い猫
(via McPokie)
西オーストラリアのアニマルシェルターで保護されていた子。今は引き取り手が見つかって幸せに暮らしているそうだ。
ミミズのようなトカゲ
(via livescience)
ミミズ+トカゲ+ヘビが合体したような見た目だが、トカゲに近縁の種。アホロテトカゲという。メキシコ北西部のバハカリフォルニアにいる。
このように人間の目に入ることはかなり珍しいことで、めったに土の中から顔を出すことはない。
まれに大雨が降ると、ミミズと同じく呼吸するために外へ飛び出してくることがある。
アホロテトカゲは前脚だけしかないが、X線撮影をすると退化した後ろ脚が痕跡器官として確認できる。他のトカゲと同じく、尻尾を自切りして逃げることができるが、再生はしない。
目がハートマークなダルメシアン
(via BookerDeWittsCarbine)
チャーリーというノースカロライナ州に住む子みたいだ。インスタもあるので要チェック。
ウサギカモ?
(via Error_UserNotFound)
日本にも越冬する際にやってくるホオジロガモという種。だたしこのような姿を見かけることは、日本ではまず無いとされる。
なぜなら、この姿はオスがメスへの求愛時に見せる「首曲げのポーズ」をとらえたものであり、求愛はユーラシア大陸やカナダなどで行われるためだ。通常時は以下のような姿をしている。
(via wikipedia)
親指を持つ子猫
(via GramUnion)
遺伝によって普通より多くの指を持つ猫は、日本ではめったに見られないが、北アメリカの東海岸やイングランド南西部でよく見られる。これは親猫の多指が、子猫へと4割から5割の確率で遺伝するためだ。
通常猫の指の数は、前脚に5本ずつ、後脚に4本ずつで合計18本である。多指の猫は、たいてい前脚にそれぞれ一本ずつ指が多く、全部で20本持つ。後脚にあることは珍しく、両方にあるのはさらに珍しい。
(via wikimedia)
ギネス記録では、前脚と後脚にそれぞれ7本ずつ指を持つ猫が世界一に認定されている。
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