100億円!偶然発見した物が財宝だったケース・11例
1.ヴィンテージのジャガー・ルクルト(腕時計) 約350万円
(via estadao)
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時計コレクターのザック・ノリスさんは、ゴルフカートを見にリサイクルショップに向かった。ついでに腕時計を見て回っていると、陳列された腕時計の中にスイスの高級腕時計で1000台しか出回っていない1959年製ジャガー・ルクルトが売っているのを発見した。
しかもその値段はたった600円だった。ノリスさんはすぐに購入を決心し、購入した時計を宝石商の元へ持ち込んで、本物であることのお墨付きをもらった。
ノリスさんは自分のウェブサイトで、この高級時計を公開し、サンフランシスコの時計マニアに350万円で売却を決めたのだった。
2.野球チームの写真 約750万円
(via SonDakika)
バーニス・カレゴさんは、家の中を掃除していたときに野球チームの古い写真を見つけた。野球にあまり興味はなかったので、オークションサイトのebayで1000円から出品してみることにした。
ところがオークション中に、この写真がアメリカ史上初のプロ野球チーム「シンシナティ・レッズ」が誕生した1869年に撮影されたものだと発覚した。
この写真はその希少さが評価され、全米証券業協会によって約750万円(75,285ドル)で落札された。
3.セント・オールバンズの埋蔵金 約2600万円
(via bbc)
ウェズレー・キャリントンさんは、初めて使った金属探知機でいきなり財宝を探り当てた幸運にめぐまれた人物である。彼はイギリスのセント・オールバンズにある私有地で、合計159枚のソリドゥス金貨を発見したのだ。
ソリドゥス金貨は4世紀のローマ・東ローマ帝国で鋳造されていたものだ。発見された金貨はローマ帝国がイギリスを支配していた4世紀後半ごろのものだと推測されている。
これらの金貨は約2600万円で売却され、現在はベルラミアム博物館に展示されている。
4.アメリカの独立宣言書 約4800万円
(via Mandy Lunn)
マイケル・スパークスさんはテネシー州の中古ショップで商品を見ていたとき、独立宣言書の複写を見つけた。独立宣言書のコピーは大量に存在するが、スパークスさんは何か特別なものを感じ、200円足らずのお金を払って買ってみることにした。
このくたびれた羊皮紙を専門家に鑑定してもらったところ、これはたった200枚しか複製されていない公式の宣言書であることが分かったのだった。1820年に発行されたこの複写は、現存しているのが35枚しかなく非常に貴重である。
5.木蓮の静物画 約1億2500万円
(via wikimedia)
この絵画は3000円で購入されたものだった。購入した匿名の人物によれば、虫が壁に穴を開けたのでそれをふさぐために使っていたそうだ。
数ヶ月して購入者がボードゲームで遊んでいると、そのゲームで使うカードの中に静物画と全く同じ絵が載っていることに気づいた。もしかして何か価値があるものかもしれないと思った購入者は、この絵を専門家に見てもらうことにした。
その鑑定の結果、静物画で有名なアメリカの画家、マーティン・ジョンソンが描いたものだと判明したのだ。その後、テキサスの美術館に1億2500万円で売却されることになった。
6.アンディ・ウォーホルのスケッチ 約2.1億円
(via The Independent)
美術品収集家のアンディ・フィールズさんは、2010年にガレージセールで5枚のスケッチ画を500円で購入した。
彼はフレームを新しく変えようとスケッチ画の一つを外してみた。すると、その絵の裏にアンディー・ウォーホルと署名入りのスケッチが見つかったのだ。
これが本物かどうか調べるため、この絵の鑑定を専門家に依頼したところ、確かにポップアートの巨匠、アンディー・ウォーホル氏の作品だと言われた。
専門家によれば、おそらくウォーホル氏が9~10歳ごろに描いたものであり、その価値は推定2億円に上るという。だがアンディ・フィールズさんは今のところ売るつもりはなく、美術館に展示して多くの人に見てもらいたいと語っていた。
7. 306カラットのオパール(61.2g) 約3億円
(via imgur)
オーストラリアで40年間オパール採掘の仕事を続けていたボビーさんは、退職の準備を始めていた。すでに採掘道具は全て売り払って、後は採掘用のバケツを片付けるだけだった。
ところがそのバケツの中には、岩の中で青と緑にきらめくものがあった。それをドリルで少しずつ削り取ると、306カラットもの巨大なオパールが現れたのだ。
ボビーさんは盗まれるのを恐れて、14年間このオパールを大事にしまいこんでいたが、2013年になってオークションへ出品し、3億円を手にいれることができた。
8.金塊 約3億1500万円
(via HuffPost UK)
オーストラリアのヴィクトリア州で、これまでに無いほど大きな金塊が偶然発見された。重量は5.5kgで、地元では少なくとも過去数十年に渡ってこれほど巨大な金はとれたことがないと言う。
発見した男性は金属探知機を使っていて。深さ60cmの地中にこの財宝を掘り当てた。男性は掘り進めて金塊が姿を現したとき、最初は車のボンネットかと思ったそうだ。
だが、その表面を手できれいにすると巨大な金塊だと分かった。その時は自分が見たものを全く信じることができなかったという。
9.ニコライ2世が作らせた人形 約5億2000万円
(via Money Versed)
ジョージ&ベティ・デヴィス夫妻が、自宅の屋根裏で片付けをしているときに見つかったのがこの人形だった。鑑定を依頼したところ、ロシアの最後の皇帝ニコライ2世が1912年に妻へ送るため作らせた人形だと判明した。
この人形はオークションに初値8000万円で賭けられたが、15分後には5億2千万円まで上がり落札された。
10.ジャクソン・ポロックの絵画 50億円
まさかリサイクルショップで買った落書きのような絵画に、こんな高値が付くとは思わなかっただろう。
73歳の元トラックドライバー、テリ・ホートンさんは中古ショップで落ち込んだ友達を元気づけるプレゼントを探していた。何か元気が出そうな明るい色の物はないかと見ていたところ、この絵画が目に入った。
800円だったが、あまり価値は無さそうだったので値引き交渉の末、500円にまけてもらった。友達にあげようとしたのだが、この絵がダイニングテーブル並みに大きく、友達のトレーラーに入らなかったので、ガレージセールで売ってしまうことにした。
セール中に美術教師が通りかかり、その絵画を見て20世紀を代表する画家ジャクソン・ポロック氏のアクションペインティングに似ているとホートンさんに言った。そのとき彼女は「ジャクソン・ポロックって一体誰?」と答えたそうだ。
しかしそれが本物だったとしたら、絵の価値は50億円になると知ったホートンさんは、専門家を雇って調査してもらうことにした。その結果、絵画からはジャクソン・ポロック氏の指紋が検出されたのだ。
本物の可能性はかなり高いとされるが、ポロック氏の偽物の絵は大量に出回っていることや、絵に署名が無く、コレクターからはポロック氏の魂が感じられないと評されているため、推定額での売却は難しく、25年たった現在でも買い手が付いていない。
11.世界最大の真珠 100億円以上
(via independent)
パラワン島の漁師が、偶然イカリに引っかかったオオシャコガイから見つけた真珠である。長さ30.5cm、幅67cm、重量は34kgで今まで見つかった真珠としては最大だと考えられている。その価値は100億円は下らないという。
発見した漁師は、この真珠を幸運のお守りとして10年以上に渡ってベッドの下にしまっておいたが、最近になって観光関連の仕事をしている地方公務員の叔母に手渡すことに決めたそうだ。
現在その真珠は、その漁師の許可を得て市長の元へと渡り、市の観光アピールとして水族館に展示されている。
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一コメ