おどろきの変わった恐竜・10種

2018年7月14日

1.アマルガサウルス

(via Prehistoric Earth Wiki)

1991年にアルゼンチンで発見された恐竜で、首から背中にかけて2列の突起が並んでいる。体高は最大2.7mに達し、全長は9~10mと推測されている。

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【アマルガサウルスの骨格】

(via wikimedia)

このツノの役割については、求愛のときに目立たせるためのディスプレイや体温調節、戦闘などに使われていたと解釈されているが、実際のところは分かっていない。

2.ハルシュカラプトル

(via sciencedaily)

2015年にモンゴルで化石密輸者から押収された新種の恐竜。見た目はアヒルのようで、恐竜としては極めて珍しく、水上での生活に適応していたとされる。また頑丈な後肢から、陸上でも長時間動くことができた。

(via wikipedia)

大きさはマガモに長い尾と脚がついたようで、全長60cmほどと推測されている。

3.インキシヴォサウルス

(via Quora)

約1億2500万年前の中国に生息していた恐竜。全長は1mほど。げっ歯類のような大きな前歯が特徴的で、おそらく植物を食べて暮らしていた。

4.デイノケイルス

(via Andrey Atuchin)

【発見された巨大な腕と肩の化石】

(via wikipedia)

きわめて大きな腕を持つ二足歩行の恐竜であり、その前肢の長さは2.4mに達する。全長は最大11m、重量は6.3トンに達する巨体で、植物や魚を食べる雑食性だった。

見た目は恐ろしいものの、この巨大な爪は戦闘用ではなく植物を集めたり、穴をほったりするのに使われていたようだ。

5.ウダノケラトプス

(via Andrey Atuchin)

オウムのくちばしのような頭部が特徴的な恐竜で、この強力なアゴ力を使い植物の茎や葉っぱを食べていたとされる。大きさは全長が約4m、体高は1.8mほどである。

6.パキケファロサウルス

(via Jurassic Park wiki)

頭のてっぺんに巨大なコブがある石頭恐竜。およそ1億年前の北アメリカ大陸西部に生息していた。

【頭部の骨格】


全長は4~8mで、頭頂部にある巨大なコブは25~30cmの分厚いドーム状の骨であり、仲間同士の戦いのときにこれをぶつけて争っていたと考えられている。

7.テリジノサウルス

(via ranker)

デイノケイルスと似ているが、こちらのほうが前肢も爪も非常に長く、前肢は最大3.5m、爪は動物界史上最長の0.7~1mに達したとされる。

【テリジノサウルスの爪】


恐ろしい爪だが、これは獲物を襲うためにあるわけでなく、自己防衛やエサを集めるのに使われていたようだ。

8.リンヘニクス

(via Ranker)

現在のダチョウやエミューのような走鳥類と似た恐竜で、前肢には一本ずつしか指がついていなかった。元々は3本あったようだが、そのうち2つは退化したとされている。

残った一本の指は太く、筋肉が発達している。おそらくシロアリの巣をこの指で掘って食べていたのだろう。

9.エピデクシプテリクス

(via Cheery Chiseller)

この奇妙な見た目の動物は、1億6800万年前~1億5200万年前に生息していた鳥に似た小型恐竜だ。原始的な羽毛が生えていたものの、鳥類の直接的な祖先ではないことが分かっている。

だが科学者らは、恐竜から鳥へと進化していく過程を理解するのに、本種が役立つかもしれないと考えている。

大きさは全長25cm、体重は164gと軽かったが、空を飛ぶことはできなかった。長い指は現在のアイアイのように木に登り、指で幹の中にいる昆虫をほじくり返すのに使っていた可能性がある。

10.ケントロサウルス

(via Dinosaur Wiki)

背びれの骨板があるステゴサウルスを一段階進化させたような見た目の恐竜。頸部には平らな骨板が生えるが、背中~尾と前脚には鋭いツノがある。

(via Wikipedia)

ケントロサウルスはこの尾を振り回し、モーニングスターのように使っていたとされる。尾の速度は最高で時速140kmに達し、本種を襲うどんな肉食獣であれ、肉が裂け、骨を破壊されるパワーがあった。

もちろん人間の頭蓋骨を破壊することも容易であっただろう。

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雑学

Posted by uti