すごい能力を持った超人たち8名
1.世界一固い頭を持つ男性、ジノ・マルティノ
(via Patras Events)
アメリカのプロレスラーであるマルティノ氏は、ハンマーヘッドと呼ばれる石頭の持ち主だ。彼の強固な頭蓋骨は、頭でコンクリートを割ったり、4.5mの高さからボウリング球を落としてもびくともしない。
石頭に関する世界記録も保有しており、彼はコンクリートブロックを頭に乗せ、その上にボウリング球を落として45枚割るという偉業を達成した(動画)。
2.コウモリのようにエコロケーションができる男性、ダニエル・キッシュ
(via Wikipedia)
キッシュ氏は、眼がんにより生後13ヶ月で眼球を失ったが、目に代わる視覚を手に入れた。それはエコロケーションと呼ばれる、音の反響を耳で聞き、周囲の状況を知る方法だった。
彼はカチカチという音を口で鳴らすと、周りにどんな物があるか理解することができるのだ。エコロケーションによって彼の頭には3次元のイメージが浮かび上がり、障害物の大きさや密度、質感などが分かる。
彼はこの方法を盲目の子どもたちに伝授するためNGOを設立し、世界中を周ってこの知識を広めている。
3.生けるカメラとも呼ばれるスティーヴン・ウィルシャー
(via Drupal)
イギリスで建築画家として活躍しているウィルシャー氏は、映像記憶の能力を持つ。どんなものであれ一度その光景を見れば、頭にその映像を焼き付け、細部まで正確に絵に起こすことができるのだ。
(via brainhq)
彼は3歳の時に自閉症と診断された。言語でのコミュニケーションは苦手だったが、学校で習った絵がきっかけとなり、絵を通じてコミュニケーションできるようになっていった。こうして彼の才能は磨かれていき、今では世界中で人気を集める画家となった。
4.一度聞いただけであらゆる音楽を再現できるデレク・パラヴィチーニ
(via wikimedia)
盲目のイギリス人であるパラヴィチーニ氏は、重度の学習障害を抱える一方で天才ピアニストとして活躍している。
彼は絶対音感を持っているだけでなく、一度耳にした音楽を忘れることがない。一度聞くだけで、ピアノ演奏によって再現でき、即興でアレンジも加える。彼の優れた記憶力は、数千に及ぶレパートリーを彼の記憶に留め、全ての音楽を楽譜なしで正確に演奏可能だ。
5.円周率2万桁以上を暗記、11ヵ国語を操るダニエル・タメット
(via wikipedia)
タメット氏は暗算・暗記能力と言語習得能力に突出した天才である。てんかん、共感覚、アスペルガー症候群を生まれつき持っており、それらが彼の才能に大きな影響を与えたとされている。
彼は共感覚を持つために、数字を見ると色や手触り、感情がみえてくるという。計算によって得られた数値を、景色として見ているのだ。そのため数値には醜い物と美しい物があり、特に円周率は美しい数字なのだという。
彼はその円周率を約2万2千桁暗記している。この桁数だと、口に出して暗唱するだけでも5時間かかるほどだ。その記憶能力を生かして11カ国語を習得し、流ちょうに話す。
また、彼は非常に速く新しい言語を習得するのが可能な事でも知られている。その言語習得能力を証明するため、あるドキュメンタリー番組でアイスランド語を1週間で習得する企画が組まれた。
1週間後、彼はアイスランドのテレビ番組において全てアイスランド語でインタビューに答え、その上達ぶりは彼のアイスランド語の教師が「化け物」「天才」とまで評したほどだった。
6.少なくとも1万2千の書物を丸暗記していたキム・ピーク
(via wikipedia)
サヴァン症候群を描いた映画「レインマン」のモデルとして知られるピーク氏は、先天的な脳障害があり発達障害と診断されていた。その一方で写真記憶という、眼に写った物をそのまま留めておくことができる才能を持ち合わせていた。
その能力により1万2千冊以上の本を暗記し、その98%を正確に思い出すことができた。この優れた能力に反して知能指数(IQ)は比較的低めで、87しかなかった(100が平均)。
7.寝ずに560kmを走り切ったディーン・カーナーシス
(via wikipedia)
彼はどれだけ走っても疲れを知らないことから、走る機械だと言われることがある。30歳から長距離マラソンを始めて以来、おどろくべき記録を数多く打ち立てている。
これまでに
・560kmを80時間44分で寝ずに完走
・カリフォルニアのカリストガ~サンタクルス間の320kmを11回完走
・南極でスノーシュー(雪上歩行具)を履かず、-25℃の酷寒の中、フルマラソン完走
・カリフォルアのディズニーランド~ニューヨークまでの4800kmを75日間で完走(1日あたり65~80km)
・50日連続でアメリカ50州をそれぞれフルマラソン
などのすさまじい記録を打ち立てているのだ。
8.抜群の視力を持つ女性、ヴェロニカ・サイダー
(via Bota)
サイダー氏は、世界で最も優れた視力を持つ人物だと言われている。1972年にドイツのシュツットガルト大学で行われた調査で、一般人の20倍目が良いことが判明したのである。
彼女は普通なら見通すことができない1km先まで物を識別することができるという。あまりに目が良いために、テレビを見ると赤・青・緑の画素が見えてしまうほどである。
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コメント一覧
7番目の人、24時間テレビにランナーとして
出演すれば良いのに…