世界の未だ解決されてない謎・7選
1.正体不明の男が電波ジャック。マックス・ヘッドルーム事件
(via wikiemdia)
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1987年、イリノイ州シカゴで同日中に2度にわたってテレビが電波ジャックされた。最初は午後9時台のニュース番組の放送中、次いで午後11時台のドラマ『ドクター・フー』の放送中だった。
その映像は、マックス・ヘッドルームというCGキャラを模した仮面の男が、車庫のような空間の中で意味不明の言葉を喋りつづけ、後半では尻を出して女性らしき人物にムチで叩かせるというものだった。
女性が登場するシーンの前後や音声等を編集してあることから生放送ではなかったとみられるが、その不気味かつ下品でどことなくユーモアのある映像は世間を驚かせ、現地のニュース番組にも取り上げられた。現在に至るまで犯人は発見されていない。
2.空から肉片の雨が降ってきた。ケンタッキー肉の雨事件
(via wikipedia)
1876年、寒空が広がるアメリカのケンタッキー州で、赤身肉の断片が突然空から降ってきた。91m x 46mの範囲に降下した肉塊は、大きさ約5cm四方で、その量は馬車が一杯になるほどだったという。
この現象は様々なメディアで報じられ、その肉塊は勇敢にもこれを試食した2人の男性の情報から、羊肉か鹿肉である述べられた。だが、後に肉片の標本を分析したところ、ウマか、ヒトの幼児の肺の組織であると判明したのだ。
さらなる詳細な分析でこの結果の裏付けが取れ、標本には肺のほかにも、軟骨や筋肉も含まれていることが明らかになった。
この現象の解明が進められたが、肉の雨が降ってきた現象の完全な回答はできていない。だが一番支持されている説として、肉の雨が「コンドルの嘔吐物」であるというものだ。
(via wikimedia)
事件が起きた地元住民の話によれば、コンドルは、仲間の誰かが嘔吐すると、それにならって同じことをする習性があるのだという。確かにコンドルは、外敵を追い払ったり、危険から身を守ったりするため、口から食べたものを吐き出すことが知られている。
3.一家全員が何者かに殺害された。ヒンターカイフェック事件
(via wikipedia)
1922年、ドイツのミュンヘンから北に70kmの人里離れた地域で起きたこの連続殺人事件は、切り裂きジャックと並び世界で最も有名な未解決事件の一つになっている。
事件は農場主であったアンドレアス・グルーバ一家の間で起きた。彼らの一家5人とその使用人が何者かによってツルハシで殺害されたのである。
事件が発生した日に何が起こったのかは、目撃情報が無いため正確には分かっていない。だがこの事件の前に不可解なことが立て続けに起きていた。
事件の6ヶ月前、使用人の女性が家から変な音が聞こえると言い、この職をやめることをアンドレアスに伝えていた。彼女はこの家は呪われていると思っていた。
またアンドレアスは、見慣れない新聞紙が農場に落ちていたことを記録している。彼は郵便局員が落としていったものだろうと考えていたが、周囲にこのような新聞をとっていた人は誰もいなかった。
そして事件の2~3日前には、新雪の中で、森から農場まで誰かがやってきた足跡が見つかっていた。不気味なことに、農場から戻っていった形跡は無かった。同時に家族の1人がカギを紛失し、そして家族は口ひげのある男を目撃していたことが分かっている。
またその日の夜には、屋根裏で足音が聞こえていた。アンドレアスは家の中を調べたが、誰も見つけることはできなかった。彼はこのことを複数人に話していたが、誰にも助けを求めず、警察に伝えることもなかった。
4.船員がこつ然と消えた。マリーセレスト号
(via wikipedia)
マリーセレスト号は1871年、ポルトガル沖で無人のまま漂流していたところを発見された。船の中には、なぜか船員が誰もいなかったのだ。奇妙なことに、船は一部が故障していたものの航行は十分に可能な状態であり、食料と水も6ヶ月分残されていた。
なぜマリーセレスト号の船員が消えてしまったのかは明らかになっていない。船の手すりの一部に血痕が見られたことから、船員同士の争いや、海賊行為などによるものではないかとも言われている。
また積載していた1700個のアルコール樽のうち、9個の樽の中身が無くなっていたため、大量に漏れ出たアルコールの霧で爆発が起こることを予見し、船員たちが救命ボートで避難した際に、溺死などで死亡したという説も提唱されている。
5.身代金を奪った後、飛行機からパラシュートで飛び降りた犯人。D.B.クーパー事件
(via wikipedia)
航空関連の事件としては唯一の未解決事件であり、その大胆不敵な犯行から多くの人に知られることになった。
犯人は旅客機に搭乗中、機内サービスの際に客室乗務員の女性へ代金とともにメモを渡した。そのメモは、爆弾を所持していることと身代金20万ドル(約1億円の価値)、パラシュート4つを要求する脅迫状であった。
彼の要求を飲むため、目的地ではない空港に緊急着陸し、身代金とパラシュートを引き換えに、乗客全員と客室乗務員が解放された。そして犯人は、パイロットにネバダ州へ向かうよう命令した。
その場所への飛行中に、犯人は上空3000mで2個のパラシュートを抱えて現金とともに飛び降りたのである。この後の犯人の行方は、事件から50年近く経った現在でも謎のままである。後に身代金の一部がコロンビア川で発見され、犯人は死亡したとも言われているが、死体は発見されていない。
6.地球外生命体から発せられたと言われる信号。Wow! シグナル
(via wikipedia)
Wow!という驚きの言葉は、この信号を発見したジェリー・エーマンに由来するものだ。彼は1977年に電波望遠鏡で72秒間に渡って狭い周波数に集中した強い信号を受信したのだ。
受信された電波は、恒星間の通信で使用が予想される信号の特徴をよく表していた。これに驚いたエーマンは、印刷した信号の表にWow!と書き足した。そしてこれがこの信号の名前として使われるようになった。
だがこれ以降、同様の現象は発見できておらず、その起源は謎のままだ。しかしWow! シグナルは、これまでに検知された信号の中で、地球外生命体の可能性が最も高いものだとされている。
7.雪山で9人が怪死。ディアトロフ峠事件
(via JVCreepy)
1959年のこと、ソ連領ウラル山脈の雪山でスキーハイキングをしていた大学生ら9人の不可解な遺体が発見された。雪山は-30℃以下の酷寒であったにもかかわらず、彼らのテントは内側から引き裂かれ、何者かに追い立てられるよう、裸足のまま軽装で外に飛び出していた形跡が見つかったのだ。
(via wikipedia)
雪山で発見された遺体のうち6名は低体温症で、残り3名は致命傷が原因で亡くなっていた。致命傷を負った内の1名は、頭蓋骨折しており、2名は胸部骨折をしていた。それらの遺体はまるで、自動車に衝突されたようなすさまじい衝撃が加わったときのような状態であった。
そしてこの事件で最も恐ろしいのが、低体温症で亡くなった男性の1人は、争った後が無いにも関わらず、舌と眼球、口の一部に加え、顔の組織が失われていたのである。さらに何人かの犠牲者の衣服には、高い線量の放射性物質が検出された。
(via Wikimedia )
この事件は人里から隔絶した山奥で発生し、生還者も存在しないため未だに全容が解明されず、不明な点が残されている。当時のソ連の捜査当局は “抗いがたい自然の力” によって9人が死に至ったとし、事件後3年間にわたって、スキー客や探検家などが事件の発生した地域へ立ち入ることを禁じた。
ディスカッション
コメント一覧
ディアトロフは、アンビリバボーで詳しく検証してる人が居て、ほぼ解決したみたいですね
確かにしてましたね。なんかの風みたいな竜巻みたいなのができる気象現象だとかって
ディアトロフは2020現在では解決済みです。
未解決は不気味