信じられない奇妙なアレルギー症状・4種

1.自分の赤ちゃんに対するアレルギー

(via Taringa!)

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マッキーさん(28歳)は、激しい痛みのために生まれたばかりの息子ジェームスを抱きしめることができなかった。体に布を巻かなければ、息子に近づいて触ることさえできなかったのだ。

彼女は妊娠性類天疱瘡(ほうそう)と呼ばれる、妊娠時に発症する珍しい皮ふ病にかかっていた。この病気は、妊婦の5万人に1人が発症すると言われている。

最初におかしいと気づいたのは、息子が産まれた日のことであった。母乳を与えていると手のひらがヒリヒリとして、その次の日にはその箇所が真っ赤に腫れ上がり、そして体全体に赤い腫れが広がっていた。

マッキーさんは病院で診断を受け、そこで医者に「自分の子供に対してアレルギーがある」と言われたとき、何かの冗談かと思ったそうだ。

それ以来彼女は、夫が子供を初めてのお風呂に入れたり、あやしたりしている姿をただ見ているだけしかできなかった。彼女にとって、このことは非常にショックだった。

しかし抗生物質による治療のかいがあって、出産から1ヶ月後には水膨れは収まり、痛みを感じることなく息子を抱きしめることができるようになった。

2.水アレルギー

【水アレルギーを持つボーンズさん】

(via therealbones)

水に対するアレルギーはきわめてまれな症状であり、患者は約2300万人に1人だと推定されている。現在のところ治療法はなく、一度発症したら毎日辛い生活を余儀なくされる。

モデルのヴァレンティーナ・ボーンズさん(25歳)も、そのアレルギーを持つ一人だ。彼女は皮ふに触れるすべての水分、自分の涙や汗、唾液にさえアレルギー反応を示してしまう。

【皮ふが水に触れ、赤く腫れた状態】

(via Daily Mail)

彼女は生まれつき水アレルギーではなかった。14歳のときにハンガリーからカリフォルニアへ移住してから症状が現れはじめた。コートに付いた水や汗で、顔に赤い腫れが出来たのが始まりだった。最初は体の一部だけにアレルギー症状が起きていたが、22歳頃には体全体で起きるようになっていた。

彼女はアレルギーを起こさないよう、汗をかく運動を避け、体を動かさないようになった。大学は、熱く湿気る昼間に通うことをあきらめ、夜間の授業を受けた。また水に触れる機会を最小限に抑えるため、雨のシーズンは家で過ごし、暑い日には薄手の服で出かけるようにしている。

シャワーはどうしている?

(via therealbones)

ボーンズさんが水アレルギーについて一番聞かれる質問は、どうやってシャワーを浴びているのか?ということらしい。彼女は暖かいお湯でシャワーを浴びると、2~3分で真っ赤になって痛くなるが、冷たい水なら20~30分ほど耐えられる。

なので、夏は冷たい水でシャワーを浴び、冬は濡らしたタオルで体を拭くか、少しぬるめのお湯で3分以内にシャワーを終わらすようにしている。

また髪の毛が長く、洗うのに時間がかかるので、シャワーでは洗わずに水を洗面器に入れて腰を曲げ、地肌にあまり水が触れないように洗髪しているという。

3.精子アレルギー

(via maxpixel)

下品なジョークのように聞こえるかもしれないが、本当に実在するアレルギーである。アメリカでは最大4万人の女性がこのアレルギーを有している。

アレルギーの原因は、精子中にある特定のタンパク質だとされている。発症時期は様々で、パートナーと数年付き合っていて今までは何とも無かったのに、突然何の理由もなく発症することもある。

症状としては射精されたときに、陰部に焼けるような痛みやかゆみ、腫れが現れやすい。また体にじんましん、湿疹が見られ、呼吸がしにくくなる症状も見られることがある。

しかしパートナーの相手によっては、症状が出ないケースもある。これはある研究で、男性の食べている物がアレルギーの原因になると言われているからだ。ナッツにアレルギーのある女性が、ナッツを直前に食べたボーイフレンドと行為をしたところ、アレルギー症状が現れた。

多くの場合、精子アレルギーは性感染症や膣炎と誤診されやすい。だが精子を皮ふに微量注射して行うプリックテストなどで簡単に診断できる。また例えアレルギー反応を示しても、妊娠能力に影響することはない。

4.現代生活へのアレルギー

【現代生活アレルギーの女性、デビー・バードさん】

(via Cavendish press)

車に乗って、スマホをいじり、食べ物は電子レンジで調理するという21世紀らしい現代的な生活を送れない人たちがいる。その中の一人が、イギリスに住むデビー・バードさんだ。

彼女は電磁場に強いアレルギーがあり、パソコンやスマホ、電子レンジ、あるいは車でさえ近づいただけで皮ふに痛みをともなう湿疹ができ、まぶたが腫れ上がってしまう。

【アレルギー反応を起こしたおでこ】

(via Cavendish press)

彼女の家は電磁波から身を守るため、電磁波を防ぐカーボンペイントが壁全体に施され、窓には保護フィルムが貼られ、カーテンは銀メッキされている。

様々な対策を行って家の中は安全になったが、外出については問題だらけでどうにもできない状態だ。彼女は、外出先にあるWiFiでもアレルギーを起こしてしまう。外に出ればどこにでも電磁波が飛んでいるので、常に自分の置かれている環境を意識しなければならないという。

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雑学

Posted by uti