世界の興味深い事実・13個
1.モスクワの森の中にはサッカー場がある
(via archi_iyer@)
モスクワの中心から20km離れた場所にある。グーグルマップの航空写真はこちら。
2.ハワイは毎年約10㎝ずつ日本に近づいている
(via Weird-Facts)
ハワイは太平洋プレート上(岩盤)にあり、それが少しずつ日本側に移動している。
3.最もリアルな絵画と言われるレン・ジュン氏の作品
(via TwistedSifter)
中国の現代アーティストであり、ハイパーリアリスティックな作品で有名なレン・ジュン氏。彼の作品はこちらのFacebookページで閲覧できる。
4.マヤ人は歯に穴を開けて宝石を埋め込むことがあった
(via Elite Readers)
紀元前1000年頃に中央アメリカで発展したマヤ文明の遺跡から、先進的な歯科技術を有していたとされる骸骨が発見された。その骸骨の歯に、穴が開けられ宝石が埋め込まれていたのである。おそらく装飾的な意味合いが強かったとされる。
(via elitereaders)
当時は歯を削る機械(タービン)も、麻酔もなかったから、おそらく痛みを和らげるのにハーブを使用し、穴あけには黒曜石のドリルを用いていたと考えられる。
6.ゴキブリのミルクは、ウシのミルクの3倍栄養があるとされている
(via Pixabay)
次世代のスーパーフードとして注目されているのが、ゴキブリミルクである。ゴキブリミルクのカロリーは、ウシのミルクの3倍とされており、砂糖に脂肪、タンパク質を含んでいる。さらに必須アミノ酸は全部入りだ。
しかしこのミルクは、オーストラリアなどに生息する特定のゴキブリ(Diploptera punctata)しか作ることができない。しかもその量はごくわずかだ。だが人口爆発による食糧難を解決するスーパーフードとして、大量生産を目的とした研究が行われている。
7.水で指がしわしわになるのは、水中で滑りやすくなった物体をつかみやすくするため
(via Radarsmum67/flickr)
お風呂に入ると手足がシワシワになるが、これはぬれたものをしっかりつかむためだとされている。アイダホ大学などの研究では、被験者に普通の手とシワシワの手で濡れたビー玉をつかませたところ、明らかにシワシワの手のほうが早くつかめることがわかった。ただし、乾いた物体に対して、差は見られなかった。
8.かつてワニを食べるほど巨大な亀がいた
(via wikipedia)
カルボネミスは史上最大のカメと考えられており、その大きさは小型車くらいあった。甲羅の全長は1.7mにもなり、カミツキガメのような強力なアゴを持ち合わせ、ワニくらいなら噛み砕けた。
このカメは恐竜が絶滅してから約500万年後、今から6000万~5800万年前のコロンビアの湖に生息していた。
9.グラファイトエアロゲルという新素材は、空気より約7倍軽い
(via Quiznhe)
世界一軽い炭素素材として注目を集めており、1㎝角の立方体で重さが0.16mgしかない。同じ条件で水だと1000mg、空気なら1.2mgであり、すなわちこの新素材は水の6250倍、空気の7倍軽いということだ。
また弾性と吸収性に優れており、90%以上圧縮されても完全に元に戻り、自重の900倍の油を吸収することができる。これらの性質を利用して、海上で流出した油をこの素材で回収し、それを絞って海に再び投げて何度も利用する方法が考案されている。
10.世界で最も高い液体は、サソリの毒。1リットルあたり約9.2億円
(via Ellen Morris)
中東・北アフリカに生息するオブトサソリは、最も危険なサソリとされているが、その毒は多くの金を産む。たった1滴の毒で1.4万円もの価値があるのだ。しかし一匹のサソリから採れる毒の量は、せいぜい2mgほどで、1リットル分を採取するには約58万匹分が必要になる。
しかもサソリから毒を採取するには、現在のところ手作業がメインであるため、非常に大変で危険だ。だがそれに見合うほどの価値を秘めているかもしれない。この毒の中に、脳腫瘍や糖尿病などの治療に有効とされる成分が発見されているからだ。
11. 16年7ヶ月かけて、タイプライターで1から100万まで打ち続けた男性がいる
(via recordholders)
オーストラリアの富豪であるレス・スチュアートは1から100万までの数字(単語)をタイプライターで打ち、1998年に世界記録を樹立した。彼がこのマラソン作業を始めたのは、ある事故で大病を患い、リハビリを行うためであった。
彼は1本指で16年7ヶ月間タイプライターを打ち続け、その間に7つのタイプライターを消耗し、1,000個のインクリボンを消費し、プリントした紙の枚数は19,890枚にもなった。
(via recordholders)
彼がここまで続けることができたのは、単純にタイピングが好きで、タイピングのインストラクターをやっていたこともあったからだという。それに体が動かせなくて、やることがなかったのもある。
12.インドの格安航空会社GoAirは、体重が軽いという理由で、客室乗務員の採用を女性だけに限定することにした
(via Wikipedia)
インドで五番目に大きい航空会社GoAirは、燃料費の削減のため、客室乗務員の募集を女性のみにすることを発表した。GoAirによれば、女性の客室乗務員は男性乗務員に比べて平均で20kg軽いため、燃料費がおよそ1年間で4500万円削減できるという。
現在のところ、この会社の客室乗務員の40%は男性であるが、継続して雇用される。だが今後2020年までに増員される2000人の乗務員は、女性のみの募集になる。
13.ハチドリは、人間換算で1日に300個分のハンバーガーを食べるほどの大食漢
(via Wikipedia)
世界最小の鳥類であり、ほとんどの個体が重さ2g以下である。そしてあらゆる恒温動物のなかで基礎代謝が最も高い。そのため、自重の約2倍もの食糧を1日に摂取しなければならない。ハチドリの主食は花の蜜なので、その量をまかなうには1,000~2,000本もの花を回る必要がある。
しかしこれほどの代謝を補えるほどの俊敏さを備えており、最大で秒間70回羽ばたくことができ、空中静止も可能である。代謝の高さゆえ、心拍数は最大1260回/分、呼吸数は250回/分にもなる。
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