小学生以下で妊娠・出産した少女たち(10歳以下)
信じられないかもしれないが、まだ小学生あるいは幼稚園の子が妊娠・出産するケースは、これまでに確認されているだけでも数百例以上ある。当記事では、ニュースとして報道され、詳細が明らかになっているケースについてご紹介していこう。
史上最年少で子どもを生んだリナ・メディナ(5歳7ヶ月21日)
(via thesun)
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今もペルーで暮らす彼女は、1939年に5歳で元気な男の子を出産した。通常なら初経は10歳ごろから始まるが、彼女の場合は生後8ヶ月という驚くべき早さだった。
ただし初経が始まっても最初の頃は排卵がないため、妊娠する可能性は低い。しかし彼女は3歳で定期的な月経が来ていたから、その頃には既に妊娠が出来る状態だったと思われる。また4歳で胸が大きくなり始め、出産前には身長こそ低いものの、成人と同様に性器が発達していたという。
(via Wikimedia )
通常よりも早く思春期を迎える症状を、思春期早発症と言い、たいてい8歳以前の子どもが対象となる。原因は脳腫瘍、脳の怪我や放射線の暴露、あるいは先天性副腎過形成と言われる遺伝病など様々ある。
思春期が早い以外には、何も症状が現れないことも多い。リナの場合は、原因不明の思春期早発症であったが、成熟が早いこと以外に他の症状は現れなかった。
(via Wikimedia )
彼女の体はまだ分娩できるほど骨盤が大きく育っていなかったため、帝王切開が行われた。産まれた赤ん坊は2700gの健康な男の子で、分娩を担当した医師の名前にちなんでヘラルドと名付けられた。
ヘラルドは、リナのことを姉だと教え込まれ育ってきたが、10歳のときに実の母親だと知ることになった。その後、ヘラルドは障害もなく健康に育ったが、40歳の若さで骨疾患のため亡くなった。
(via Wikimedia )
リナは子どもの父親のこと、そして妊娠の状況について話すことはなかった。妊娠が明らかになった直後、彼女の父親が性的虐待の疑いで逮捕されたが、証拠不十分のため釈放されている。現在まで、子どもの父親は特定されていない。
(via onedio)
出産後、分娩を担当した医師の秘書として働き、33歳のときに他の男性と結婚して2人目の子どもをもうけた。現在彼女は、ペルーの首都・リマの貧困街で暮らしているそうだ。
2. 8歳7ヶ月の出産。ヒルダ・トルヒーヨ
(via eto-zhizn)
最年少で子どもを産んだリナ・メディナと同じく、ヒルダもペルーのリマで出産した。妊娠したと分かったのは1957年のことで、彼女がまだ小学3年生になったばかりだった。
最初に異変に気づいたのはヒルダの担任であり、母親はその教師から連絡を受け、ヒルダを医者のもとへ連れて行った。信じがたいことに、ヒルダは既に妊娠5ヶ月であった。
ヒルダの母は悲しみに暮れる一方で、父親は警察に駆け込んでいた。そしてヒルダと一緒に掘っ立て小屋に住んでいた孤児のいとこ(22歳)を逮捕させた。このいとこは、ヒルダの強姦を認めた。
ヒルダとリナ・メディナの分娩を担当したコラレータ医師によれば、「ここらでは未成年の強姦被害は珍しいことではない。だがこれほど若くして強姦により妊娠することは、かなりレアケースだ。私は産科医として30年間みてきたが、11歳以下の妊娠は4件だった。その中でヒルダは2番目に若かった」と話した。
ヒルダの分娩は麻酔を使うこと無く、自然分娩で5時間前後と通常どおりの出産だった。産まれた女の子は、予定日よりも1ヶ月早かったが、体重2700gで健康そのものであった。
3. 養子の少女、マリア・エリアーヌ(9歳5ヶ月で出産)
(via noreentaylorjournalist)
1986年3月25日、ブラジルの貧しい田舎に暮らすマリア・エリアーヌは、9歳で3.2kgの女の子を帝王切開で産んだ。
マリアは産まれてすぐに、養子として農家の家族に迎え入れられた。彼女は母親を出産で亡くしていた。マリアの小児科医によると彼女は思春期早発症で、年齢的には9歳だが、肉体的には13~14歳だったという。
また9歳で月経を迎えるのは珍しくないが、男性と関係を持ち、妊娠して出産に至ることはかなりレアなケースだと語った。
医師は赤ん坊の父親に対して、法的な訴訟を起こす予定はないという。なぜならマリアは、強姦されたわけでも、性的虐待を受けたわけでもなかったからだ。
その父親は、養母の孫(16歳)であった。医師によれば「彼は何をしているか分かっていたが、その行為がもたらす結果を十分に分かっていなかった」と話した。
また妊娠を告げられたマリアは何が起こったのか理解できず、怖がって混乱していたと言う。だがマリアは出産を経たことで、その態度は大きく変わったそうだ。母親らしさと母としての責任を持ち始め、養母の助けを借りて育児に一生懸命取り組んでいたという。
4. 10歳でママになった少女と13歳のボーイフレンド
(via Mirror)
写真のエレナ・チリテスキーは大人っぽく見えるが、まだ10歳だった。しかもこのとき、左に写る従兄弟のゲオルゲ(13歳)の子どもを身ごもり、妊娠3ヶ月になっていた。既に二人の関係は終焉している。
エレナは5歳のときに父親がルーマニアのブカレストで亡くなり、貧しい暮らしを送っていた。母親はスペインに出稼ぎするため、エレナを祖母の元へ預けていった。
そして母親の妹も一緒に出稼ぎについて行くことになり、その妹の子どもであるゲオルゲも祖母に預けられた。
最初、エレナとゲオルゲは二人の関係を隠していた。だが妊娠を祖母に隠しきれなくなったため、その親密な関係を告白したのだった。
出産予定日が近くなると、母親はスペインにエレナを連れて行き、そこで子どもを産ませた。エレナは2.9kgのニコレッタと名付けた女の子を出産した。
それ以来、エレナは母親と一緒にスペインで暮らし、ボーイフレンドとはもう会っていない。エレナの母親はメディアの取材に対して「私たちの国ではこれは普通なことです。少女が10歳で結婚することもあるのです。なので、どうして多くの人たちが驚いているのかわかりません」と答えている。
ディスカッション
コメント一覧
4エレナの母親のコメントだけど全然普通じゃないだろ…
敢えて悪く考える必要は無いだろうけどしれっと出鱈目を言うなよ