奇妙な自殺を遂げた人々
信じられない方法で、自らの命を絶った人々のケースを4例ご紹介していこう。
1.弾丸を8発同時発射する自作ヘルメットで自殺
(via imgur)
今からおよそ40年前、聡明だが深い苦悩を抱えた少年は、数週間をかけてこの自殺ヘルメットを完成させた。これは、ショットガンの弾丸を8発同時に頭部へ発射可能なヘルメットだ。
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(via imgur)
写真で見ると分かるが、ヘルメットにある8つの「トゲ」には、釘が打ち込まれている。その釘の先端には、わずかな熱や衝撃で発火する銃用雷管と弾丸が配置されている。これらの釘にワイヤーをつなげて、アーク溶接機に配線しスイッチを入れれば、釘に大電流が流れ、その熱で雷管が発火して弾丸が発射される。
(via imgur)
またヘルメット全体は、ガラスエポキシ加工されて難燃性と強度が向上しており、このおかげで40年以上たった後でもほぼ完璧な状態が保たれていた。
完全に脳を破壊し絶命するため、弾丸の配置もよく考えられていた。前側に配置された3つの弾丸は脳の前頭葉を、対角線上にある側面の2つは側頭葉を、そして後ろ側の1つは後頭葉をそれぞれ撃ち抜き、頭がい骨のみを通り抜けることがないようにしていた。
(via imgur)
そしてこれは無用の心配になったが、電気を流しても万が一発火しなかった場合に備えて、手動で発火させられる設計もしていた。ヘルメットのてっぺんにあるトゲに、釘を打ち込むためのパチンコのような仕掛けがあったのだ。そのトゲ周囲には伸縮するゴムチューブが張ってあり、それを引っ張ると釘が打ち込まれ、弾丸が発射される。
最後に彼は、このヘルメットをかぶって自殺することに成功した。ヘルメット内部の写真には、頭部を貫いたと思われる弾丸の痕が複数残されている。
2.火口に身を投げる
(via pikabu)
かつて日本中をにぎわせた自殺事件が、1933年2月上旬に三原山で起きた。実践女学校の学生である松本貴代子(21歳)が、噴火口へ投身自殺したのだ。
貴代子は自殺前に、「三原山の煙を見たら私の位牌と思って下さい」という言葉を父に残して家出をしていた。そして彼女は自分の死を見届けさせるため親友の富田昌子を連れ、2月11日の夜に船で伊豆大島へと向かっていた。
(via wikipedia)
その次の日、二人は三原山の火口に到着した。昌子は自殺を思い留まらせようと説得したが、貴代子は遺書を手渡して火口に身を投げてしまった。彼女の死を目の当たりにした昌子は錯乱状態になり、地元民に保護されるまで泣き叫びながら火口周辺をさまよった。
その後の調査で驚くべきことに、富田昌子は三原山で1ヶ月前にも同級生の自殺に立ち会っていたことが判明した。2人の友人の自殺に立ち会った昌子に対してマスコミは連日大きく取り上げた。昌子は連日「死神」「狂人」「変人」とののしられ精神を病み、同年4月29日に変死した。
(via wikipedia)
一連の自殺事件が報道された後、三原山は自殺現場を見ようとする野次馬が殺到。いつもは少ない来場者が、事件以降1日150人、休日には1500人が訪れた。野次馬の大半は自殺志願者だった。
マスコミの過熱報道も手伝い、三原山で彼女たちの後を追う者が絶たなかった。この年だけで129人が投身自殺し、自殺者数は未遂も含め944人に達した。
3.コブラで自殺
(via dailymail)
2015年、テキサス州にあるホームセンターの駐車場でグラント・トンプソン(18歳)が心停止した状態で発見された。彼の体にはヘビによる複数の咬傷が見られた。すぐさま病院へ搬送されたものの、まもなく死亡が確認された。
彼がいた車内には空になったヘビ用ケージがあり、他にもたくさんのタランチュラがうごめいていた。車から逃げ出したヘビは強力な毒を持つタイコブラで、同じ駐車場でひかれて死んでいるのが見つかっている。
(via dailymail)
検死の結果、グラント・トンプソンはコブラに複数回噛ませて自殺を図ったという結論が出た。それを裏付けるのは、ヘビの攻撃に抵抗したような形跡が何も見られず、咬傷箇所が左肩であったという事実だ。彼は右利きであり、ヘビを持った際に噛ませる咬傷箇所としては整合性がある。
さらに、彼は以前から自殺願望を持っていた。遺体には致死的なヘビ毒とともに、自殺用のアンフェタミンとマリファナが検出されている。
(via dailymail)
彼は子どもの頃から動物が好きだった。母親がオーナーのペットショップで働き、将来は母親の仕事を継ぐ予定だった。毎週日曜には、教会にいろんな動物を連れていき、クラスの友達と遊んでいたそうだ。
4.自家製のギロチンで自殺
(via pixbay)
ボイド・テーラーがおよそ3ヶ月かけて作り上げたのは、時限装置付きのギロチンだった。自家製のギロチンは、巨大な斜刃にコンクリートの板が接着され、その重みで確実に斬首されるようになっていた。サイズは2.44m x0.91mあった。斜刃はワイヤーで吊り上げられ、ベニヤ板に固定されていた。
また電気ジグソー(ノコギリ)がタイマーに接続され、タイマーを設定すると指定された時間にノコギリが動き出し、ワイヤーが切断され刃が落ちるようになっていた。さらに彼は確実に死ぬため、ノコギリのスイッチを切る仕掛けも組み込んでいた。
(via thesun)
これは誰かが延々と鳴るノコギリ音に気づいて、救助しにくるかもしれなかったからだ。だからギロチンが落下する途中に糸を張り、ギロチンでその糸が切断されると、糸に結び付けられたハンマーがスイッチを叩いてノコギリの電源がオフになるようになっていた。
彼がこの装置で自殺を決行したのは2003年1月8日のことだった。12錠の睡眠剤を飲用してからタイマーを作動させ、ベッド上のギロチンに頭を置き深い眠りについた。夜中の3時半、ギロチンは作動し、彼の斬首を完全に成功させた。
ディスカッション
コメント一覧
自作の装置には並々ならぬ強い意志を感じるな
火口投身は立ち会わされた友達が気の毒すぎる
自殺するのは自由だけどわざわざ人を巻き込もうとするなよ
最後のやつ凄いな。
寝てるうちにスパッと斬首って
こんな楽な死に方なかなかないぞ。
さいごのやつすごすぎん?ヤバいやん
本人にしか分からない苦悩があったんだろう
最後のやつ発見者可哀想だな、警察とかでも生首と体がわかれた遺体って殆ど見ることないんじゃないか?
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