スマホを持っている人が知っておくべき恐ろしいこと、ほか興味深い話
海外の人達がシェアした興味深い話を4つご紹介していこう。
1.スマホを持っている人が知っておくべきこと
携帯電話のバッテリーにはコバルトが使われていて、その採掘を行っているコバルト鉱山では子どもたちが労働搾取されている。
(via dpa)
コバルトの約55%が、世界最貧国の一つであるコンゴから産出されている。Apple製品に使用されるコバルトは、その多くがコンゴ産である。
そこで働く人々は搾取され、ひどい生活を送っている。
そして、コバルト鉱山では約4万人の子どもたちが働いているとされる。
下の写真のドーソンは8歳で、1日12時間、鉱山で働いている。
(via dpa)
長時間働いているにも関わらず、靴もなく、食べ物も十分に得られない。
この少年の隣りにいる男は「もっと早く働かないと殴るぞ」と脅してくる。
(via dpa)
ここでは誰もがひどい労働条件で働いている。
Appleにコバルトを供給しているこの鉱山では、子供も大人も土砂降りの雨の中、足首までつかる泥の中で作業している。
(via dpa)
ドーセンが鉱石で袋をいっぱいにすると、彼を管理する大人がドーセンの頭に袋を乗せて運ばせる。
別の子供たちは、素手で採掘した岩石をふるいにかけ、コバルト含有量の多い石を選別し、袋に仕分ける。
(via dpa)
ドーセンは、この鉱山で一番若い子供ではなかった。4歳の少女もいた。
(via dpa)
コバルトは露天の市場に運ばれ、中国の仲買人が地元の人々にいくらかの金を渡して仕入れる。コバルトはその後、中国の卸売業者を通じて取引され、アップルやサムスンをはじめとするスマホメーカーに届くという。
2.驚くべき詐欺の手法
①
中国の多くの都市では、WeChat payなどのキャッシュレスで決済ができるようになっている。レジのカウンターにはQRコードが用意されていて、(下の画像参照)、お客さんがQRコードを読み取ることで、お店の指定口座に支払いが行われる。
(via Kaden Lao)
あるお店では、数ヶ月前から売上と入金額が一致せず、その後しばらくすると一致するようになった。その原因を探っていくと、あることが分かった。
ある男が店にやってきて、こっそり自分のQRコードをカウンターに貼り、そのQRコードで行われた取引をすべて自分の口座に入るようにしていたのだ。
(via Thenanjinger)
そして、数ヶ月間そのままにしておき、再びそのシールを剥がしに来ていた。男は近隣の数店舗でこのようなことを行い、かなりの金額を回収していた。
②
ある男性が、何年も前から欲しがっていた素敵な自転車を買った。その帰り道、誰もが彼の自転車のスタイリッシュさとエレガントさを褒めてくれた。
(via Robert Bye)
彼は、近所の泥棒がこの自転車を盗もうとするに違いないと思い、近くのお店に立ち寄り、いざという時のために自転車用の鍵を5つ購入した。
ある日、彼は自転車を外に止めて、自転車に5つの鍵をかけ、荷物を取りにお店の中に入った。戻ってきて鍵を5つすべて開けたが、もう1つ小さな鍵があることに気づいた。
それは確かに、彼のものではなかった。彼は「妻が取り付けた鍵だろう。妻は、私が思っているより用心深いのだ」と自分に言い聞かせた。
そこで妻のところに走っていき、「気遣いはありがたいんだけど、鍵は5個で十分だ。もう1個はいらない。さあ、鍵を渡してくれ、早くしないと遅れてしまう」と妻に言った。
妻は「鍵って何?鍵なんて持ってないわよ」と答えた。 恐ろしくなった彼は、急いで外に出た。しかし自転車はもうなかった。
6つ目の鍵は、泥棒のものだった。
3.お金持ちであることをひけらかす奇妙な方法
(via wikipedia)
サウジアラビアのサルマン国王が、自家用機でモスクワを訪問した際、恥ずかしい思いをする羽目になった。
恥ずかしさの理由?
特注の黄金のエスカレーターが動かなくなり、自力で降りる羽目になったためだ。
(via India)
2017年にインドネシアを訪れた際には、9日間の旅で1500人の側近と荷物459トン分を抱えて
行った。
もちろん、彼はどこへ行くにも専属のシェフを連れて行く。
また彼はモルディブでのたった一回の休暇で、何億円も費やした。彼は自分自身と招待客のために、滞在中に3つのプライベートリゾートを貸し切りにしたのだ。
4.なぜ、金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になるか
ちょっとしたエピソードをご紹介しよう。
(via pixino)
ある日、神は全ての人間から富を奪い取った。
全ての人間が食べ物を何も持っていない状態で、全員がお腹を空かせていた。
3日後、神様は全ての人間に1匹の鶏を与えた。
1つ目のグループは、その鶏を見て大喜びし、何も考えずに殺し、太陽の下でおしゃべりしながら楽しく食事をした。他の人たちも最初は決心がつかなかったが、食べたり飲んだりしている人たちの楽しそうな表情を見ると、どうしても鶏を殺さずにはいられなかった。
2つ目のグループも非常に飢えていたが、与えられた鶏の中にはメス(雌鶏)もいたので、飢えに耐えながら雌鶏を育て、毎日卵を産ませた。卵で腹が満たされることはないが、飢えることもなかった。
オスの鶏(雄鶏)を与えられた2つ目のグループの人たちも、ただ食べるのではなく、雄鶏を育てて、雄鶏のけたたましい鳴き声で皆を目覚めさせ、雌鶏に定期的にエサを与えさせるようにした。
3つ目のグループは、2つ目のグループを見つけて、「あなたたちの鶏と私たちの鶏を交尾させて、ヒヨコを産ませましょう。ヒヨコが成長したら、毎日卵1個をあげるよ、どうだい?」と言った。
2つ目のグループの人たちは、どうせ失うものはないし、自分たちは何もしないで卵がもらえるのだからと思い、承諾した。
しばらくその状態が続いた。
その後、1つ目のグループは空腹でやせ細り、地面に伏して、なぜ神がニワトリをくれなくなったのかと文句を言っていた。
2つ目のグループは卵を食べ、3つ目のグループから卵をもらい、小さな人生を楽しく生きていた。
3つ目のグループは、自分たちで育てきれないほどヒヨコが増えたので、1つ目のグループに近づいて、「私たちのために働いたら、その働きの対価として卵をあげよう」と言った。
最初は、一人一羽の鶏を与えられた平等な社会が、時が経つにつれて、再び貧しい人が生まれ、中間層、富裕層が現れた。その社会には、次第に祈願者が現れる。「ああ神様、どうかみんなの財産を奪って、私たちに公平さを取り戻してください」
この物語は、貧富の差がより広がっていくことについてよく説明できていると思う。
ディスカッション
コメント一覧
自転車のやつよく出来てるな
やってみよう
おまわりさんこいつです
やる機会がそもそもなくね?
嫌がらせとして出来るかも