最も脂肪が多い臓器、脳に関する興味深い雑学30選
今回は脳に関する興味深い雑学をご紹介します。
1.脳は人間の体重のたった2%足らずだが、酸素の消費量は全体の20%に達する
(via Brains)
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2.脳の73%は水で出来ている。脳内の水がたった2%失われるだけで、注意力、記憶力、認知能力に悪影響が出る
(via Flickr/Richard Stephenson)
3.汗を90分かきつづけると、一時的に脳が1歳分縮む
(via pixbay)
4.脳の重さは1300~1400gである。また脳の水分を抜くと、およそ60%は脂肪であり、最も脂肪が多い臓器と言える
(via YAN News)
5.人体に含まれるコレステロールのうち、25%は脳内に存在する。コレステロールは、脳細胞に必要不可欠なものであり、コレステロールが不足すれば、脳は死にいたる
(via bitrebels)
6.最近の研究で、脳はおよそ860億個の脳細胞から出来ていることが判明した
(via Wikimedia)
7.細胞に情報を伝達する脳内の神経細胞(ニューロン)の1本は、約4万個の別の神経細胞とシナプスでつながっている
(via Wikipedia/LadyofHats)
8.砂一粒分だけ脳みそを取り出したとすると、そこには10万個の神経細胞が含まれ、10億本ものネットワークを作って神経細胞同士が情報伝達を行っている。
(via Pixabay)
9.脳細胞の種類は豊富。神経細胞にはおよそ1万種類ある
(via Wikimedia)
10.産まれたばかりの赤ちゃんの脳のサイズは、大人の33%しかないが、生まれてから3ヶ月で55%、2年で大人の80%まで達する。そして25歳くらいまでは成長を続ける
(via Pexels)
11.脳の情報伝達速度は、最大で時速430kmに達する。これはF1レースカーの最高速度、375km/hよりも速い
(via wikipedia)
12.脳の内部では、1秒間で10万回以上の化学反応が起こっている
(via Pixabay)
13.一般的に男性の方が女性よりも10%ほど脳が大きい。グラム数に換算すると約100g~200gほど
(via wikipedia)
14.アルバート・アインシュタインの脳のサイズは1230gで、一般人よりも10%ほど脳が小さかった。だが、神経細胞の密度は平均よりも高いことが分かっている。
(via Wikipedia)
15. 3万年前に絶滅したネアンデルタール人は、私達、現生人類よりも脳の平均サイズが10%ほど大きかった
(via wikipedia)
ネアンデルタール人は、約35万年前に誕生し、約3万年前に絶滅しています。
16.世界で最も脳が大きい動物はマッコウクジラで重量約7kg、次いでゾウの5kg、三番目にバンドウイルカ1.5~1.7kg、4番目に人間が来る(1.3~1.4kg)
(via wikimedia)
17.極度の飢餓状態では、脳細胞同士が共食いを始める。それゆえ、あまりに過酷なダイエットは、強制的に脳を消費させていることと同じである
(via usseek)
18.脳の記憶容量は、実質的には無制限だと考えられている。パソコンのメモリのように使い切ることは無いとされる
(via pixabay)
19.「人は脳の10%しか使っていない」という俗説は、完全に誤っていることが判明した。実際のところ、私達はいかなる時、たとえ睡眠中でも脳をフル活用している
(via YouTube)
20.「脳細胞の数は、天の川にある星の数よりも多い」という俗説はウソである。脳細胞はおよそ860億個、天の川には2000~4000億個の星があると言われている
(via Wikimedia)
21.痛みは脳内で作られるが、脳自体に痛覚はなく、脳に針を刺しても痛く感じることはない
(via Drawception)
22.脳にある血管を合計すると、長さおよそ600kmになる
(via wikipedia)
23.目から入った光が脳に届いて、それが認知できるまでには、合計で0.2秒ほど時間がかかる
(via )
24.年を取ると脳はどんどん小さくなっていく。80歳頃になると最盛期より100g近く軽くなる(下記の表を参照)
性別および年齢ごとの脳の平均重量
男性 |
女性 |
|
新生児 |
380g |
360g |
1歳 |
970g |
940g |
2歳 |
1120g |
1040g |
3歳 |
1270g |
1090g |
10~12歳 |
1440g |
1260g |
19~21歳 |
1450g |
1310g |
56~60歳 |
1370g |
1250g |
81~85歳 |
1310g |
1170g |
(Ann. Neurology, 4:345-356, 1978より)
25.あくびは、脳に多くの酸素を取り入れて、脳内の血行を良くする役目がある。それゆえ、朝起きた時や眠たい時、緊張した時など脳の働きが低下している際にあくびが出やすい
(via Wikimedia)
26.脳は酸素の供給が4~6分停止すると、細胞が死に始める。酸素が5~10分程度供給されないと、脳に重大な障害が残る可能性はかなり高くなる
(via Max Pixel)
27.およそ紀元前2000年頃から、脳外科手術を行っていた記録が残っている。その頃は、麻酔なしで頭蓋骨に穴を開けて、脳の手術を行っていたとされている
(via wikimedia)
28.人の脳内では、予想以上に複雑な活動が行われている。実際に世界で4番目に計算能力が高いコンピュータ(京)が、人間の脳の動きを1秒間シミュレーションするだけでも、40分以上の計算時間がかかる。
(via wikimedia)
29.脳のかたさは、絹ごし豆腐あるいはババロアと同じくらい
(via Public Domain Pictures)
30.休んでいる時でも、脳は平均して1分間に0.2キロカロリーのエネルギーを消費している。1日では300キロカロリー程度に達し、全消費エネルギーのおよそ15~20%を占める
(via zazzle)
+.脳を直接触っても痛みを感じない。いじくりまわしても痛くない
脳には痛覚がありません。患者が起きた状態でも脳外科手術が行える理由はこのためです。
ただし、脳を保護している髄膜(ずいまく)と骨膜(こつまく)には痛覚があります。また、頭皮でも痛みを感じるので、痛みを感じずに脳外科手術が行えるというわけではありません。
参考・調査に使ったサイト:nursingassistantcentral、bebrainfit
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