最も脂肪が多い臓器、脳に関する興味深い雑学30選

2017年9月13日

今回は脳に関する興味深い雑学をご紹介します。

1.脳は人間の体重のたった2%足らずだが、酸素の消費量は全体の20%に達する

(via Brains)

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2.脳の73%は水で出来ている。脳内の水がたった2%失われるだけで、注意力、記憶力、認知能力に悪影響が出る

(via Flickr/Richard Stephenson)

3.汗を90分かきつづけると、一時的に脳が1歳分縮む

(via pixbay)

4.脳の重さは1300~1400gである。また脳の水分を抜くと、およそ60%は脂肪であり、最も脂肪が多い臓器と言える

(via YAN News)

5.人体に含まれるコレステロールのうち、25%は脳内に存在する。コレステロールは、脳細胞に必要不可欠なものであり、コレステロールが不足すれば、脳は死にいたる

(via bitrebels)

6.最近の研究で、脳はおよそ860億個の脳細胞から出来ていることが判明した

(via Wikimedia)

7.細胞に情報を伝達する脳内の神経細胞(ニューロン)の1本は、約4万個の別の神経細胞とシナプスでつながっている

(via Wikipedia/LadyofHats)

8.砂一粒分だけ脳みそを取り出したとすると、そこには10万個の神経細胞が含まれ、10億本ものネットワークを作って神経細胞同士が情報伝達を行っている。

(via Pixabay)

9.脳細胞の種類は豊富。神経細胞にはおよそ1万種類ある

(via Wikimedia)

10.産まれたばかりの赤ちゃんの脳のサイズは、大人の33%しかないが、生まれてから3ヶ月で55%、2年で大人の80%まで達する。そして25歳くらいまでは成長を続ける

(via Pexels)

11.脳の情報伝達速度は、最大で時速430kmに達する。これはF1レースカーの最高速度、375km/hよりも速い

(via wikipedia)

12.脳の内部では、1秒間で10万回以上の化学反応が起こっている

(via Pixabay)

13.一般的に男性の方が女性よりも10%ほど脳が大きい。グラム数に換算すると約100g~200gほど

(via wikipedia)

14.アルバート・アインシュタインの脳のサイズは1230gで、一般人よりも10%ほど脳が小さかった。だが、神経細胞の密度は平均よりも高いことが分かっている。

(via Wikipedia)

15. 3万年前に絶滅したネアンデルタール人は、私達、現生人類よりも脳の平均サイズが10%ほど大きかった

(左が現生の人類、右がネアンデルタール人の頭蓋骨)

(via wikipedia)

ネアンデルタール人は、約35万年前に誕生し、約3万年前に絶滅しています。

16.世界で最も脳が大きい動物はマッコウクジラで重量約7kg、次いでゾウの5kg、三番目にバンドウイルカ1.5~1.7kg、4番目に人間が来る(1.3~1.4kg)

(via wikimedia)

17.極度の飢餓状態では、脳細胞同士が共食いを始める。それゆえ、あまりに過酷なダイエットは、強制的に脳を消費させていることと同じである

(via usseek)

18.脳の記憶容量は、実質的には無制限だと考えられている。パソコンのメモリのように使い切ることは無いとされる

(via pixabay)

19.「人は脳の10%しか使っていない」という俗説は、完全に誤っていることが判明した。実際のところ、私達はいかなる時、たとえ睡眠中でも脳をフル活用している

(via YouTube)

20.「脳細胞の数は、天の川にある星の数よりも多い」という俗説はウソである。脳細胞はおよそ860億個、天の川には2000~4000億個の星があると言われている

(via Wikimedia)

21.痛みは脳内で作られるが、脳自体に痛覚はなく、脳に針を刺しても痛く感じることはない

(via Drawception)

22.脳にある血管を合計すると、長さおよそ600kmになる

(via wikipedia)

23.目から入った光が脳に届いて、それが認知できるまでには、合計で0.2秒ほど時間がかかる

(via )

24.年を取ると脳はどんどん小さくなっていく。80歳頃になると最盛期より100g近く軽くなる(下記の表を参照)

性別および年齢ごとの脳の平均重量

男性

女性

新生児

380g

360g

1歳

970g

940g

2歳

1120g

1040g

3歳

1270g

1090g

10~12歳

1440g

1260g

19~21歳

1450g

1310g

56~60歳

1370g

1250g

81~85歳

1310g

1170g

(Ann. Neurology, 4:345-356, 1978より)

25.あくびは、脳に多くの酸素を取り入れて、脳内の血行を良くする役目がある。それゆえ、朝起きた時や眠たい時、緊張した時など脳の働きが低下している際にあくびが出やすい

(via Wikimedia)

26.脳は酸素の供給が4~6分停止すると、細胞が死に始める。酸素が5~10分程度供給されないと、脳に重大な障害が残る可能性はかなり高くなる

(via Max Pixel)

27.およそ紀元前2000年頃から、脳外科手術を行っていた記録が残っている。その頃は、麻酔なしで頭蓋骨に穴を開けて、脳の手術を行っていたとされている

(via wikimedia)

28.人の脳内では、予想以上に複雑な活動が行われている。実際に世界で4番目に計算能力が高いコンピュータ(京)が、人間の脳の動きを1秒間シミュレーションするだけでも、40分以上の計算時間がかかる。

(via wikimedia)

29.脳のかたさは、絹ごし豆腐あるいはババロアと同じくらい

(via Public Domain Pictures)

30.休んでいる時でも、脳は平均して1分間に0.2キロカロリーのエネルギーを消費している。1日では300キロカロリー程度に達し、全消費エネルギーのおよそ15~20%を占める

(via zazzle)

+.脳を直接触っても痛みを感じない。いじくりまわしても痛くない


脳には痛覚がありません。患者が起きた状態でも脳外科手術が行える理由はこのためです。

ただし、脳を保護している髄膜(ずいまく)と骨膜(こつまく)には痛覚があります。また、頭皮でも痛みを感じるので、痛みを感じずに脳外科手術が行えるというわけではありません。

【脳を保護する髄膜と骨膜】


参考・調査に使ったサイト:nursingassistantcentralbebrainfit

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雑学

Posted by uti