世界一高価な便所は?などトイレの雑学集
今回はトイレに関する興味深い雑学をご紹介します。
人は一生のうち、1年とちょっとをトイレの中で過ごしている
(via Pixabay)
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人は、1日平均20分程度をトイレで用を足す時間に使っていると言われています。もし寿命が80歳だとしたら、トイレの中で過ごす時間は、405日(1年と1ヶ月ほど)となります。
また回数にすると1日平均8回で、1年間では3000回近く、生涯では23万回もトイレに行くことになるのです。
アメリカだけでも、トイレでの事故が毎年4万件近く起こっている
トイレでケガをするのは男性が多く、便器の前にたったときに、便座のフタが降りてきて性器にぶつかり負傷するケースが事故の中で一番多いとされています。
(via wikipedia)
いまだ20億人前後が、衛生的なトイレを利用できていない
(via wikipedia)
2015年のWHOの調査で、現在でも世界人口の32%が、水洗トイレが利用できない、あるいは家にトイレ自体が無いと明らかとなりました。
自宅にトイレが無いため、用を足す時は近くの公衆トイレや、外で排泄を行っています。
街の排水溝や茂み、川などの屋外で排泄している人は、現在でも9億5千万人近くいるとされています。その多くはアジアとアフリカの田舎で、インドでは4億9千万人、インドネシアでは5400万人に上るとされています。
(via wikimedia)
2017年時点で携帯電話を利用している人の数は、およそ47億人とされています。一方で家にトイレが無い人は20億人前後に上ります。
(via wikimedia)
外での排泄は、様々な病気をまんえんさせます。たとえば、糞便をもとに感染するコレラや腸チフス、ポリオ、トラコーマなどがあります。
2011年の調査では、糞便を介した感染症による下痢で、5歳以下の子供が約70万人亡くなり、2億5000万人の子供が学校に行けてないことが判明しました。
トイレの後に手を洗う人は、女性のほうが多い
(via Wikimedia)
調査が行われたのはアメリカだけですが、2010年のアメリカ微生物学会の報告によれば、トイレを出た後に手を洗うのは、男性が77%に対して、女性は93%という結果でした。
昔の水洗トイレは1回水を流すと、18~26リットルを使っていた。しかし現在では、1回で4~6リットルほど。かなりの節水となっている
(via kohler)
日本で水洗トイレが普及しだしたのは1900年代前半で、その頃はTOTOの水洗便器で、1回20リットル近くの水を使っていました。
現在ではあらゆる面で便器は進化を遂げ、水量も小で約4リットル、大でも約5リットルほどと、かなりの水の量が節約出来るようになりました。
それでも、家庭での水使用量の約1/3は、トイレで占められているのが現状です。
台湾には、トイレ型の容器で料理が提供されるレストランがある
(via Alec Travel Guide)
台湾にあるモダン・トイレストランは、内装から食器まであらゆるものがバスルームをイメージしてデザインされています。イスは洋式便所の形であり、天井にはまきぐそ型の電灯が吊り下がっています。
料理は洋式便所のうつわで、ドリンクは男性用の小便容器で提供されています。
(via ChopstixFix)
現在、台湾国内と香港に12店舗あり、今後、マカオとクアラルンプールにも開店する予定となっています。
オーナーがこのお店を始めたのは、日本のアニメ「Dr.スランプ」を見たのがきっかけです。アラレちゃんがうんこに串をさして遊んでいる姿から、インスピレーションを得たのだそうです。
5億円の黄金トイレが実在する
(via richandloaded)
2001年に香港の宝石会社、ハン・ファンゴールドテクノロジーがつくった純金のトイレルームです。トイレはもちろん、シンクやタイル、ドア、ゴミ箱まで純金で出来ています。
現在金の価値が上がっているため、資産価値にすると20億円弱まで上昇しているとのことです。
最も高価なトイレは、国際宇宙ステーションにある
(via therichest)
史上最も高価なトイレは、地球上ではなく宇宙空間にあります。2008年にロシアが約20億円をかけてつくり上げました。このトイレは、ファンを回して空気の流れを作り、その気流で大と小を特製のバッグで吸引し回収しています。
そして小の方は、尿タンクにたくわえられ、さまざまな処理を経て、飲み水へと再生されます。
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