可愛い動物のみんなが知らないびっくり雑学
あまり知られていない可愛い動物たちの雑学をご紹介するよ。全部で18個。
1.スイスでは、モルモットを1匹だけで飼うことが法律で禁止されている
(via inFranken)
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モルモットはとても社交性の高い動物であることが知られている。群れるのを好むモルモットは、孤独を感じやすいとされ、2008年に動物の権利に関する法律がつくられた時に、一匹飼いが禁止された。
そのためスイスでは、モルモットのパートナーが亡くなった時に、新しいパートナーを派遣するサービスがある。
2.チンチラの毛はとても濃いので、ノミは窒息して生きられない。なので、他のペットに比べてアレルギーを起こしにくい
(via Pixabay)
チンチラの毛の密度は陸上生物中で最も高い。1平方cmに2万本も生えているのだ。
通常、人の場合には毛穴1つに1本の毛しか生えないが、チンチラは50本以上生えている。毛の密度が高いおかげで、寄生虫にとっては、息ができないほどの狭苦しい空間となっている。
3.ゾウの鼻は、4万個以上の筋肉で出来ている
ゾウの鼻が器用なのはこの筋肉のおかげ。一方、人間の筋肉の数は640~850個だから、ゾウは60倍以上ということになる。そしてゾウの鼻先には、小さな物でもつかめるように、指のような突起物がある。
その器用さは、絵も描けるくらい。
4.フェネックは、焼けるような熱さの地面から足を守るため、足裏まで毛でふわふわになっている
(via observationdeck)
フェネックは、北アフリカ等とても暑くて乾燥した場所に住んでいる。昼間の暑さは地獄のようで、地面は焼けるように暑くなる。
でも、フェネックの足にはたっぷりと毛が生えているので、人間が靴を履いているみたいに、素足は保護されるのだ。
5.ゾウの赤ちゃんは最初、鼻を使った水の飲み方が分からない。生後9ヶ月ごろまでには習得できる
(via imgur)
上の写真を見てほしい。鼻の使い方がわからないので、口で直接水を飲んでいるのだ。鼻の使い方は母親から学んでいき、生後9ヶ月ごろにはマスターする。
6.バッタネズミはネズミなのに肉食専門。しかもオオカミのように吠える
アメリカとメキシコだけに住むかなり変わったネズミ。名前の通り主食はバッタで、クモやムカデ、ネズミ、ヘビも食べる。
その狩りはネコと似ている。獲物を待ち伏せ、近づいたときに、一気に襲いかかるのだ。
そしてオオカミのように遠吠えをする。これは周りのネズミたちに縄張りを主張するためだ。
7.カモノハシは、数少ない毒を持つホ乳類
(via FreedomApps)
カモとビーバーを合体させたようなオーストラリアの可愛い生物。その可愛い見た目に反して毒がある。この毒はオスだけにあって、爪の部分から出てくる。なので触る時は注意が必要。
ただし、死ぬほど強いものではない。でも刺さると、かなりの痛みがあるらしい。
8.ライオンのうなりごえは、最大4km先まで聞こえる
(via Funnyjunk)
9.ポンポンクラブは、刺胞を持つイソギンチャクを脚でなびかせる姿から、その名前が付いた
チアリーダーがポンポンを振っている姿をイメージさせるので、ポンポンクラブという名前になった。日本語ではキンチャクガニという。
このポンポンは毒を持つイソギンチャクで、カニの体の一部ではない。ハサミで持つことによって、外敵から身を守ったり、獲物をマヒさせて捕まえるのに役立っている。
10.アメリカグマの子供と、人間の赤ちゃんの鳴き声はかなり似ている。知らずに聞いたら勘違いするかも
11.ヒョウの尻尾は下側が白いおかげで、子どもたちが茂みの中でもはぐれることがない
(via reddit)
深い茂みの中で白色はとても目立つ。なのでヒョウの子どもたちは、尻尾の色を目印にして母親についていく。
12.他のネコと違って、マヌルネコの瞳孔は、小さくなっても縦に細くなったりせず、丸いまま
13.最も小さなネコは、インドにいるサビイロネコ。成体になっても0.9~1.6kgほどにしかならない
(via Wikimedia)
通常のネコは2.5~5kgぐらいなので、サビイロネコの体重は半分くらい。体長も30cm後半くらいで小さめ。
14.アメリカオシドリのヒナは、生まれてから1~4日で母親の鳴き声につられて、最大高さ20mの巣から飛び降りる
(via The National Wildlife Federation )
もちろん羽では飛べないので、落下するのみ。軟着陸に成功すると、ヒナは母親のいる水辺までちょこちょこと歩いて行く。
15.ライオンは1ヶ月に数回、巣の場所を変える。巣の引っ越し中は、1匹ずつ首根っこをつかんで連れていく
(via sundestinations)
ライオンは1回の育児で何度も巣を変える。これは、長い間同じ場所にいると巣穴に自分の匂いが染み込んで、匂いに感づいた外敵が、赤ちゃんを狙ってやってくるかもしれないから。
赤ちゃんは、生まれたばかりの時は目も見えないし、3週間ぐらい経たないとまともに歩けないから、無力な子どもの生存率を上げるためには必要なことなのだ。
16.ティティ・モンキーは、同じ相手と一生を添いとげ、一緒に座る時はしっぽをからませたりする
(via Reddit)
南米に住むサルで、家族で群れを作って暮らしている。結構変わっているのは、こどもの面倒は父親が見ること。母親は授乳がメインで、子供を抱っこしたり、移動させたりするのは全部父親の仕事になる。
17.テリルリハシインコは、親鳥がひなに名前をつける
(via AppleMyParrotlet)
親鳥は生まれて間もなく、ヒナに子供を識別するためのさえずりを教え込む。そのさえずりは一匹一匹違って、名前のような働きをする。ヒナはその親に習った声で、自分であることを仲間に知らせるのだ。
これは本種の巣を観察してわかったことで、おそらく他のインコも同様だとされている。
18.クアッカワラビーは野生種でも、全く人を恐れない。むしろ好奇心で近寄ってくることさえある
(via Paw Mane Fin)
オーストラリアから近いロットネスト島に住む、小さなカンガルーのような有袋類。草食で、葉っぱを持っているだけで近寄ってくることもあるが、人間がクアッカに触れることは厳しく禁じられている。違反すると罰金約3万円。
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